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ナフプリオン(ギリシャ)

 
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寄り道したい小さな町・中世薫る町

ナフプリオン(ギリシャ)

パラミディ要塞に守られた町


「のんびり」「のどか」がぴったりの静かな町

オビドスの町を取り囲む城壁
ナフプリオンの町並み

ギリシャはその黄金時代を今から2000年以上も前に迎えました。そのせいかギリシャにはフランスやドイツなどにある中世の町はあまり残っていません。ギリシャの首都アテネからバスで約3時間。ナフプリオンは、古代ギリシャ文明の故郷、ぺロポネソス半島のエーゲ海に面した静かな入り江に位置する港町です。世界遺産に選ばれているギリシャで一番美しい円形劇場の残る「エピダウロス」からバスで30分ほどの場所にあります。この町の歴史は今から3000年前にも遡ることができ、当時はアルゴリス地方の首都だった町でした。今となっては、町のサイズはとても小さく、すたすたと歩いてしまえば裏道など歩いても一時間もかからないほどです。5月、6月頃イタリアやフランスなど南欧の町は観光客で溢れているというのに、同じ時期にこのナフプリオンの町では観光客がひとりも見当たりません。落ち着いた雰囲気で別の国にタイムスリップしてしまったようです。

ベネチア時代のパラミディ要塞が町を見下ろす

オビドスの町を取り囲む城壁
ナフプリオン旧市街の町を見下ろす

メインの広場の石畳は長い歴史を感じさせ、すり減ってすべすべになっています。カフェ・レストランが三軒ばかりあり、広場の端では地元の子どもがサッカーをしています。

広場から少し歩くと目の前に海が広がります。ここに観光用のミニトレイン(遊園地の中を走っているような乗り物)が停まっています。乗ってみると意外におもしろく、こんな小さい旧市街のどこを回るのかと思っていたら、新市街から旧市街、一般道路まで出て約30分回ってくれます。

ナフプリオン旧市街の背後は断崖絶壁の岩山になっており、よく見ると階段のようなものが上まで続いています。その階段を上ると、ベネチア時代の要塞があり、ナフプリオン旧市街の町を見下ろすことのできる絶好のポイントになっています。この要塞は、トロイ戦争の英雄パラミディスの名をとり、パラミディ要塞と呼ばれています。美しい町が海をバックにどのような感じで見えるのか想像するだけでも楽しくなります。

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