佳景・名景・絶景
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2024年06月17日
只見線 第一只見川橋梁 (福島県)
福島県会津若松市の会津若松駅と、新潟県魚沼市の小出駅を結ぶ全長135.2キロJR只見線。
この沿線周辺は有数の豪雪地帯で、冬季は福島・新潟県境が通行止めとなるため、只見線は地域にとって大切な交通機関となっていましたが、2011年3月の東日本大震災、さらに追い打ちをかけるように7月には新潟・福島豪雨が発生。鉄橋流出や土砂崩れによるにとって只見線は甚大な被害を受けました。しかし懸命の復旧により2022年10月1日に全線で運転が再開しました。
只見線の魅力は、何と言っても四季折々の沿線風景です。
中でも人気が高いのが、「第一只見川橋梁」です。橋梁を走る列車と美しい風景を一緒に撮影できるポイントがいくつかあり、特に橋の東側のビュースポットからの眺めが人気です。「道の駅 尾瀬街道みしま宿」からすぐのところに橋梁を一望できる展望台が整備されていて、写真のような風景をご覧いただくことができます。
電車の本数が少ないので、ちょうど列車が通過するときの写真撮影は下調べが必要ですが、それも旅の楽しみ。
ぜひ四季折々の風景を撮影してみてください。ちなみに川沿いの道からの橋梁も見応え抜群ですよ。
【上釜一郎】プロフィール
1964年奈良県生まれ。旅行誌(マガジンハウス/ガリバーほか)からファッション誌(集英社/ COSMOPOLITAN JAPANほか)、広告写真等のカメラマンとして活躍。また、『南オーストラリアのユートピア アデレード』(弊社菊間著・新潮社)『マカオ歴史散歩』『新モンゴル紀行」(ともに弊社菊間著・新潮社とんぼの本)の写真等も撮影。現『旅のひろば』編集部で、各地の視察も行っている。過去には紛争地や、対人地雷問題の取材などの取材経験も多数。1997年にノーベル平和賞を受賞した地雷廃絶国際キャンペーン(International Campaign To Ban Landmines=(ICBL))の日本キャンペーン(JCBL)元運営委員。
現在ワールド航空サービスの知求アカデミー講座で、写真講座の講師も務める。
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