先取り 旅の四季ごよみ

先取り 旅の四季ごよみ
2022年10月29日
雪上に舞う湿原の守り神 タンチョウ(北海道)
日本では主に道東で見られるタンチョウ。純白の羽根と黒い風切や首、そして頭頂の赤。日本に昔からある色だけで構成された美しく凛とした姿は、アイヌ語で「サルルンカムイ(湿原の神)」とも呼ばれています。タンチョウは、1年を北海道で過ごす留鳥。釧路湿原一帯には野生のタンチョウが暮らしています。特に2月は繁殖シーズンで、タンチョウが大きな羽を広げて舞い踊る求愛ダンスが見られるかもしれません。
一時期、タンチョウの数が減少したこともありましたが、地元の保護活動や努力により現在は回復しています。人とタンチョウの共生を思い、道東を訪ねてみてはいかがでしょうか。

阿寒国際ツルセンターでは、タンチョウを通年観察できます。冬には人口給餌を行っており、多い時には300羽以上のタンチョウが飛来。雪原で餌を食む様子はまさに冬の風物詩です。屋外だけでなく、温かい室内からタンチョウを眺める事ができるのも嬉しいポイントです。

日本最大のツルの渡来地 出水
北海道だけでなく、南の鹿児島、出水にもツルが飛来します。秋になると越冬のためにシベリアから1万羽を超えるツルが訪れ、早春まで滞留。マナヅルやナベヅル、アネハヅルなど、渡来数とその種類では日本一といわれています。ねぐらの干拓地から一万羽以上にも及ぶツルがいっせいに飛び立つ光景は、圧巻のひとことです。


(イメージ)
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