佳景・名景・絶景
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2024年05月14日
曽爾(そに)高原のすすき (奈良県)
多くの観光客にとって奈良のイメージはは東大寺の大仏と奈良公園、そして鹿。奈良県には観光を楽しめる場所がいろいろとあるのですが、どうしても、東大寺を中心とした奈良公園エリアに集中しがちです。日本の歴史の故郷、明日香や山の辺の道のエリア、また、神々しい山々を擁する南部の山岳地帯、そして今回紹介する大和高原の端、三重県との県境に近い曽爾高原もぜひ訪ねていただきたい絶景の地です。曽爾高原は一面をすすきで覆われた草原で、毎年9月中旬頃に穂が出はじめ11月中下旬に金色に染まります。遊歩道が整備されていますのでのんびり散策しながらその風景をを楽しんでください。昼間は太陽の光を受け銀色に輝き、夕暮れは西日に当たり金色の波となって揺れる風景は、優しくもあり、哀愁もありなんともいえない趣があります。
全国でも有数の夕景スポットとして人気があり、年間約40万人以上の観光客が訪れるそうです。
曽爾高原は曽爾村の行政公式ホームページの「曽爾高原ライブカメラ」で「今」がご覧いただけます。
https://stream05.komadori.ne.jp/nara-livecamera/area/soni3.html
【上釜一郎】プロフィール
1964年奈良県生まれ。旅行誌(マガジンハウス/ガリバーほか)からファッション誌(集英社/ COSMOPOLITAN JAPANほか)、広告写真等のカメラマンとして活躍。また、『南オーストラリアのユートピア アデレード』(弊社菊間著・新潮社)『マカオ歴史散歩』『新モンゴル紀行」(ともに弊社菊間著・新潮社とんぼの本)の写真等も撮影。現『旅のひろば』編集部で、各地の視察も行っている。過去には紛争地や、対人地雷問題の取材などの取材経験も多数。1997年にノーベル平和賞を受賞した地雷廃絶国際キャンペーン(International Campaign To Ban Landmines=(ICBL))の日本キャンペーン(JCBL)元運営委員。
現在ワールド航空サービスの知求アカデミー講座で、写真講座の講師も務める。
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