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「食」は旅の非常に大きな要素です。プルーストの小説にあるように、味覚は記憶と密接につながり、町の名前は忘れても、あの味だけは忘れられないというのもよくあることです。また、伝統料理を食べることは、その国を、文化の結晶を食べるに等しいこと。今回は、様々な世界の伝統料理からそれぞれお気に入りの三品を選んでもらいました。
酒井は、いわゆる「美食の国」ではなく、いい意味で想像を裏切ってくれた国々を選んだとのこと。島村はおすすめのカナダのアイスクリーム屋さんを教えてくれました。おいしそうにアイスを頬張る姿が目に浮かびます。また、同じくらい容易に想像できたのが、辛い麻婆豆腐を大食いする長谷野の姿。ワールドにも、なかなかの食いしん坊がいるようですね。
旅において、「食事」がその主役になることはほとんどありませんが、旅をより豊かなものにしてくれる影の立役者であることは間違いありません。皆様はどの料理を食べてみたくなりましたか?
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大阪支店 島村陽子の ベスト3
第1位 メープルアイスクリーム(カナダ)
第2位 ボルシチ(ロシア)
第3位 生春巻(ベトナム) |
第1位 メープルアイスクリーム(カナダ)
1位はカナダの名産メープルシロップ。カナダでは肉料理にも使われますが、やはりお菓子がいちばんおいしい! お土産用のメープルクッキーやキャンディーのほかに、一番のおすすめはその場で食べるメープルアイスクリーム。モン・トランブランでは坂を下ったところにあるアイスクリーム屋さんにぜひお立ち寄りを。少し先に集合場所に戻り、アイスクリームを食べながらお客様をお待ちするのが、実は私の至福の瞬間なのです。
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第2位 ボルシチ(ロシア)

2位に選んだのは、添乗で実際に行くまで知らなかった本物のボルシチの味。鮮やかな赤色のスープが印象的ですが、とてもやさしい味で、塩辛いというロシア料理のイメージを覆すものでした。町のレストランもおいしいけれど、一番の美味はスズダリの民家でごちそうになったもの。そのために今年もまた行きたいと思っているほどです。
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第3位 生春巻(ベトナム)
3位は、ベトナムに訪れた際にすっかり大好きになった生春巻。メコン河クルーズの船上では作り方をシェフに教わり、米粉の皮を買って帰ったほどです。
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福岡支店 酒井惇子の ベスト3
第1位 タスマニア島のシーフード(オーストラリア)
第2位 シェパードパイ(イギリス圏)
第3位 ウィンターエッグのチーズ(スイス) |
第1位 タスマニア島のシーフード(オーストラリア)

世界一空気と水がおいしい島といわれるタスマニア島は、海の幸、山の幸ともに素材の味を生かしたシンプルでおいしい料理ばかりでした。とくに感動したのは、港町ストローンで食べた生牡蠣と、クレイドルマウンテンロッジのレストランの食事。クレイドルマウンテンロッジではタスマニア産の素材のみを使い、味、盛り付けともに日本人好みの繊細さを備えたメニューで楽しませてくれました。
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第2位 シェパードパイ(イギリス圏)

2位の英国圏は食事がおいしくない国と不名誉な呼ばれ方をすることがありますが、パブの味は立派な伝統料理。私のおすすめはシェパードパイです。たっぷりのポテトとラムという組み合わせが英国らしい。これがギネスビールとよく合うのです。ウェールズやアイルランド、スコットランドの田舎などに行くと、顔を真っ赤にした地元の人々が人懐っこく話しかけてくれるのも、食事に付随したひとつの魅力でしょうか。
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第3位 ウィンターエッグのチーズ(スイス)
3位は登山列車でミューレンへ向かう途中駅のウィンターエッグにある手作りチーズのお店。その場で作っている様子も見ることができ、絞りたてのミルクも絶品です。
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東京支店 長谷野博紀の ベスト3
第1位 セビーチェ(ペルー)
第2位 麻婆豆腐(中国)
第3位 フェイジョアーダ(ブラジル) |
第1位 セビーチェ(ペルー)
ペルーの内陸部や高地ではトマト・ジャガイモなど野菜の原種を使った伝統料理が、沿岸部では新鮮な魚介類が食卓に並びます。なかでもおすすめは、タコやイカ、白身の魚介類をレモン汁や酢、香草で味付けしたセビーチェ。さっぱりとした味付けが、観光で疲れた体を癒してくれました。
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第2位 麻婆豆腐(中国)

2位は四川名物の麻婆豆腐を選びました。本場の麻婆豆腐は赤唐辛子の辛さだけで終わってしまうのではなく、花椒がよく香り、ピリッと舌がしびれる感覚が癖になってしまったのを今でも覚えています。ただ、調子に乗って一度にたくさん食べてしまい、口の中が大変なことになったのもよく覚えています……。皆様はぜひご飯と一緒にゆっくりとお召し上がりください。
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第3位 フェイジョアーダ(ブラジル)
「フェイジョアーダ」は、アフリカ大陸からブラジルに連れてこられた黒人たちによって今に伝わる伝統料理で、黒豆と牛肉や豚肉の骨付きの肉を煮込んだもの。おいしいことももちろん選んだ理由のひとつですが、移民の国・ブラジルの歴史を思い起こさせてくれる料理でもあります。
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