車窓風景を楽しみながら、鉄道の旅を満喫

鉄道で旅する 山陰本線旅情【6日間】

  • 集合場所:東京駅※姫路駅合流/新山口駅離団可能
  • 出発日: 8月26日(月) 、 9月23日(月)
  • 旅行代金:¥278,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
日本を代表する鉄道絶景ルートに乗車。すべて指定席を利用するので安心です。
Point 2
見学する各町では、駅に近いホテルを選択。荷物をホテルに預けて観光へ。
Point 3
宿泊はすべてホテルを利用するため、1名参加のお客様も追加料金なしで参加できます。

ツアープランナーより

豪華列車「四季島」や、観光列車「36ぷらす3」などを利用した鉄道の旅がご好評いただいております。このような観光列車だけでなく定期列車を利用して、快適な鉄道の旅はできないかと考えたのがこの旅です。日本を代表する絶景路線を選択しましたので、移動中の車窓風景をお楽しみいただけることでしょう。 滞在する町では、駅に近い便利なホテルをご用意し、すぐに荷物を置いて身軽に観光ができるようにしました。それぞれの町での観光は、地元のガイドさんが同行してご案内。そして、乗車する列車は席の指定ができる列車に限定しました。 駅から見た町の風景に、道路とは一味違う線路から見た風景……。旅情あふれる景観はもちろん、地元の味覚や、その町ならではのプログラムを含めた訪問地はどれも魅力的。鉄道で旅をしている気分を大切にしてツアーを組み立てました。 『鉄道で旅する』第二弾は、京都から下関へ、日本海沿いを結ぶ山陰本線。日本の大動脈のひとつでありながら、沿線にはどこか懐かしい光景が広がり、鉄道ファンからは「大いなるローカル線」とも呼ばれます。 松江、萩、津和野という歴史ある町とともに、応挙寺とも呼ばれる大乗寺、足立美術館、出雲神楽の鑑賞と多彩な魅力に迫ります。

【1日目】香住 円山応挙 165面の襖絵

大乗寺は、円山応挙やその一門が描いた襖絵が多く残ることから、応挙寺の名で親しまれています。襖絵だけでも素晴らしいですが、そこに留まらず襖を開けても閉めても絵柄が乱れることなく、次の部屋の景色へとつながるように設計されており、客殿全体で曼荼羅の世界を表現しています。近年では、絵師に留まらず、円山応挙の緻密かつ繊細に計算された空間プロデュース力が再評価されています。その芸術性の高さを当時の空間のままにじっくりご覧いただきます。

円山応挙が晩年に手掛けた孔雀の間 ©大乗寺
円山応挙 芭蕉の間 ©大乗寺

歴史受け継ぐ旧余部(あまるべ)鉄橋 「空の駅」から絶景を眺める

明治45年の完成以来、約100年間山陰本線を見守り続けてきた余部鉄橋。日本海からの雪風に耐え、東洋随一の鋼とレッスル橋として長年愛されたこの橋は、2013年に展望施設「空の駅」として新たに生まれ変わりました。高さ40ⅿの駅からは余部の町並みとその先に広がる広大な日本海の絶景を眺めることができます。

余部橋梁は地上からの高さは40m余りあります
地上からエレベーターに乗って駅ホームへ

悠久の時を超えて育まれた自然の造形美を満喫 鳥取

鳥取といえば日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」でしょう。すでに訪問されたというお客様も多いと思いますが、このたびは砂丘が最も美しく見えるという、夕暮れに合わせて訪問します。多くの観光客も帰ってしまう静かな砂丘に、夕陽が横からあたり美しい風紋が浮かび上がります。最近では「鳥取砂丘トワイライトタイム」と呼ばれております。

鳥取砂丘
風と砂が織りなす圧巻の光景、鳥取砂丘(イメージ)

【2日目】安来 山陰の名美術館と出雲神楽

横山大観の総数130点にのぼるコレクションや北大路魯山人の陶芸作品などを中心に約2000点を所蔵している足立美術館。年間50万人以上の人が国内外から訪れるこの美術館は、総面積5万坪に及ぶ、広大な日本庭園の素晴らしさでも知られています。日本で訪問するべき、美しい日本庭園として常に上位にランクされる美しさを、美術のコレクションと共にご覧ください。

足立美術館の美しい庭園
建物の中からでも大きな窓を通して庭園を一望できます

伝統の出雲神楽の貸し切り公演を鑑賞します

八百万の神様が集う出雲で行われる出雲神楽は、スサノオ、ヤマタノオロチ、オオクニヌシなど神話の名場面を七座、式三番、神能の三段構成にて演目が行われます。このたびは日本神話を今につなぐ出雲神楽を、貸し切り公演にて鑑賞いただきます。

【3日目】松江 城下町を歩く 松江城・小泉八雲記念館

全国で現存する12の天守の一つとなっている、国宝・松江城。関ヶ原の戦いで功績のあった堀尾忠氏が隠岐・出雲24万石を任され松江藩が成立。のちに京極氏、松平氏に引き継ぎ、現在の姿になったとされています。また、小泉八雲記念館では、ギリシャで生まれ、新聞記者、紀行文作家、随筆、小説家から、日本研究家、日本民俗学者と広く活躍した小泉八雲の生涯を紹介。歴史、文化が今も息づく松江に2泊します。

日本に残存する12天守の一つ、国宝・松江城
松江の町をお濠から楽しむ、堀川遊覧

愛称「ばたでん」に乗って出雲大社を参拝します

2016年に「平成の大遷宮」でご本殿を始め様々な社殿が新しくなった出雲大社。縁結びの神様として有名で、大黒様としてしられる大国主命を主祭神とする、日本で最も古い神社の一つです。この出雲大社へは、「ばたでん」の愛称で地元民に親しまれるローカル鉄道、一畑電車(いちばたでんしゃ)に乗って出かけます。

巨大なしめ縄がシンボル 出雲大社神楽殿
松江と出雲大社を結ぶ一畑電車、通称「ばたでん」

【4日目、5日目】萩 世界遺産の中に3つの重伝建 

その美しい街並みと、「萩の三偉人」と言われる、吉田松陰、高杉晋作、木戸孝允や維新の「長州ファイブ」の伊藤博文などのゆかりの地が多く点在することから「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録。さらに、日本海と2つの川(橋本川と松本川)が織りなす自然の堀に囲まれた旧市街の中に、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)が3か所点在。毛利一門や大身の侍の武家屋敷が続く「堀内地区」、土塀が続く萩の風景を象徴する鍵曲がりのある平安古(ひやこ)地区、そして海の玄関であった萩の商業の中心として、商家の町並みが残る「浜崎地区」と、個性あふれる街並みが残ります。「屋根のない博物館」と呼ばれる理由がわかります。

重伝建、平安古地区。土塀が続く萩を象徴する風景
石造りの塀が直角に曲がる「鍵曲」がある平安古地区
世界遺産に登録される萩城址、指月公園
武家屋敷地区には立派な屋敷が並ぶ

【6日目】萩・津和野 歴史薫る山陰の小京都

津和野城の城下町、商家町として発展した津和野は、防火のために張り巡らされたとされる水路に色鮮やかな鯉が泳ぎ、土塀が続く武家町と、赤茶色の瓦屋根が連なる商家町との対比が印象的です。また、津和野は和菓子の名店が並ぶ町としても知られていますので、町の散策とともにお土産を選んでみてはいかがでしょう。

掘割に鯉が泳ぐ山陰の小京都 津和野(イメージ)
和菓子の町津和野を代表する「源氏巻」(イメージ)

ツアー日程

6日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京駅09:48発 姫路駅12:46着 姫路駅13:50発 香住駅15:32着 (余部鉄橋) 鳥取 (鳥取砂丘トワイライトタイム)

東京駅より新幹線にて姫路駅へ。

列車は姫路から播但線を経由し山陰本線へ。城崎温泉駅を過ぎると、山陰海岸を走ります。

■姫路より、JR特急にて香住へ。

香住では、日本画の巨匠、円山応挙が描いた165枚の襖絵で知られ、「応挙寺」とも呼ばれる●大乗寺を訪問します。

■その後、山陰本線の名所として知られる、○余部鉄橋に立ち寄り鳥取へ。

■鳥取では、夕暮れの鳥取砂丘「砂丘トワイライトタイム」に立ち寄り、ホテルへ。

(鳥取泊)

2日目
鳥取駅09:44発 安来駅10:57着 (足立美術館) (雲南・神楽の宿) 松江17:00着

午前、鳥取駅よりJR特急にて安来駅までの、山陰本線の旅へ。天気が良ければ、標高1729m、山陰の名峰大山がご覧いただけます。

■着後、美しい庭園でも知られる、●足立美術館を鑑賞します。

午後、「雲南神楽の宿」を訪れ、出雲神楽の実演を見学します。迫力ある、神楽公演の一部をご覧いただけます。

■鑑賞後、山陰の城下町、松江のホテルへ。

【2連泊】(松江泊)

3日目
松江 (出雲大社)

午前、残存店主の残る城下町、松江市内の見学。
●松江歴史館、●松江城、●武家屋敷、●小泉八雲記念館などを見学します。

■その後、水の都松江を象徴する、運河クルーズ「堀川めぐり」をお楽しみください。

■午後、自由行動。

希望者は、実費にてローカル私鉄「一畑電鉄」にて、出雲大社へご案内します。夕刻、松江のホテルに戻ります。

(松江泊)

4日目
松江駅08:34発 益田駅10:59着 萩16:00着

朝、松江駅よりJR特急にて益田駅までの、山陰本線の旅です。宍道湖と美しい山陰海岸の車窓風景をご覧いただきます。

■午前、益田駅に到着。

■昼食後、益田の歴史を楽しむ見学にご案内します。

■見学後、世界遺産に登録される●萩反射炉に立ち寄り、歴史の町萩へ。

吉田松陰ゆかりの●松陰神社、○松下村塾、萩藩主毛利家の墓所が置かれる●東光寺、●伊藤博文旧宅などに立ち寄り、ホテルへ。

【2連泊】(萩泊)

5日目

■終日、萩市内観光。

■午前、偉人ゆかりの地が集中する○旧町人地地区、萩の歴史を紹介する●萩博物館、○武家屋敷地区を見学します。

■午後は城下地区を見学します。○萩城跡指月公園、●旧厚狭毛利家萩屋敷長屋などを見学。

■その後、萩八景を巡る遊覧船に乗船します。歴史の町萩をゆっくりと散策します。

(萩泊)

6日目
萩09:00発 津和野10:00着 津和野駅13:58発 新山口駅15:02着 新山口駅15:11発 東京駅19:33着

■午前、バスにて津和野へ。

■着後、山陰の小京都といわれる、○津和野市内を見学します。

■昼食後、JR特急にて新山口駅へ。

■新山口駅より、新幹線にて東京駅へ。

ご自宅までお荷物を託送します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは6日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月26日(月)発

旅行代金:¥278,000

9月23日(月)発

旅行代金:¥278,000

※1名室利用追加代金:必要ございません。同料金にてご参加いただけます。
但し、シングルルームの利用となり、手狭となりますのでお含みおきください。

※現地合流プラン:姫路駅合流(出発)/ 新山口駅離団(帰着) 旅行代金より¥35,000引きとなります。

 

 

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