竹本先生の歴史講座も楽しみ

幕末・長州歴史散歩 周防国編 岩国から山口ヘ【4日間】

  • 集合場所:新岩国駅
  • 出発日: 8月20日(火)
  • 旅行代金:¥168,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
「周防岩国」では夏の風物詩「錦帯橋の鵜飼」も楽しみです。
Point 2
長州海軍の基地が置かれた「防府三田尻」を訪ねます。
Point 3
山口の政治の中心「旧県会議事堂」の議場で講義をお聞きいただきます。

ツアープランナーより

攘夷決行、禁門の変、薩長同盟、長州征伐……このような歴史用語はよく耳にしますが、その時、長州藩では何が起こっていたのでしょうか。第一次長州征伐では幕府に謝罪し恭順の意を示した長州藩がその後、どのように倒幕へと突き進んでいったのか、本州の西端の小さな藩が巨大な幕府とどうやって戦ったのか、数え切れないほどの人材を輩出した松下村塾とは何なのか。今回のツアーでは幕末から明治にかけての動乱期の長州藩にスポットを当て、その分野の専門家に解説を依頼。これまでのツアーで講義と解説をしてくださった竹本先生にも同行していただき長州藩の全貌を探ります。周防国編では、山口県の東、広島県と境を接する岩国から旅を始めます。長州において複雑な扱いの岩国藩の歴史をご紹介し、次いで古代から瀬戸内の要衝で長州の海軍基地も置かれた防府・三田尻、幕末に藩の政治の中心となった山口などで、あまり知られていない周防の歴史を見ていきます。

見どころのご紹介

周防岩国では夏の風物詩「錦帯橋の鵜飼」も楽しみです

「防長二州」の東、芸州(広島)との境にあるのが岩国藩です。毛利の両川の一翼、吉川元春の息子の広家が関ケ原の戦い後に入封しました。岩国と言えば五連の木造アーチ橋「錦帯橋」が有名ですが、これは3代藩主の広嘉の時代に架けられたものです。ツアーでは錦川の夏の風物詩、屋形船での「錦帯橋の鵜飼」や国宝の名刀「稲葉江」を収蔵する柏原美術館の見学なども組み込みました。

世界でも類を見ない木造のアーチ構造を持つ錦帯橋(イメージ) ©山口県観光連盟
全国的にも珍しい南蛮造(唐造)、三層四階の岩国城天守 ©山口県観光連盟
夜のとばりが下りる頃、美しくライトアップされた錦帯橋(イメージ) ©山口県観光連盟
岩国の夏の風物詩「錦帯橋の鵜飼」(イメージ) ©岩国市観光協会

長州海軍の基地が置かれた「防府三田尻」を訪ねます

古来周防国の中心で、藩政時代も瀬戸内海への玄関口として重要な地であった防府には、毛利邸・毛利庭園、毛利水軍の御舟倉(のちの海軍局)跡、長州藩の公館であった英雲荘、藩の財政を支えた三田尻塩田などがあり、維新の発動地ともいえる町です。坂本龍馬らこの時代の志士たちは防府三田尻に立ち寄り、ここから萩往還を歩いて萩に向かいました。防府はほとんどのツアーでは素通りか、立ち寄ったとしても防府天満宮だけなのですが、この度は宿泊してしっかりとご覧いただきます。

長州藩主、公爵毛利氏の本邸を博物館として公開しています ©山口県観光連盟
日本で最も早く創建された天満宮が防府天満宮です(添乗員撮影)
三田尻御茶屋「英雲荘」は藩の公館の役割を果たしました ©山口県観光連盟
三田尻の塩は北前船で日本海側の国々に運ばれ、長州藩の主要な財源となりました ©山口県観光連盟

山口の政治の中心「旧県会議事堂」の議場で講義を実施

南北朝時代から戦国時代にかけて一時代を築いた大内氏の城下町山口。京都を模して造られた町は「西の京」と呼ばれ大いに栄えました。形ばかりでなく、応仁の乱の騒乱を避け貴族や僧らが山口に移り、実際に京の文化も根付いたのです。ツアーでは、大内氏館跡がある龍福寺や常永寺の雪舟庭を訪れます。また、山口の政治の拠点「旧県庁舎」で竹本先生の「幕末・長州」の講義をお聴きいただきます。

大内政弘が別荘として、画僧雪舟に築庭させた「常栄寺の雪舟庭」 ©山口県観光連盟
山口政事堂の正門「藩庁門」は有事には城砦の役割を果たしました(添乗員撮影)
大正建築の枠を集めた重厚な旧県庁舎 ©山口県政資料館
旧県会議事堂の講場で竹本先生の講義を聴きます ©山口県政資料館

案内人:竹本知行先生からのひとこと

昨冬と今春、ワールド航空サービスのツアーに同行させていただき、私の専門分野でもある幕末・長州の解説と、裏話なども紹介いたしました。今回は大学が夏休みの時期を選んでいただき、再び皆様にお会いできる機会を頂戴しました。夏の暑い時期ではありますが、私の話が旅のエッセンスのひとつになれば幸いです。

熱弁をふるう竹本知行先生

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
新岩国駅12:30発 岩国

新岩国駅に集合。

■日本三名橋のひとつ錦帯橋と吉川氏ゆかりの史跡をご案内します。ご希望の方はロープウェイと徒歩で岩国城へ登ります。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

■夕食後、屋形船に乗り●錦帯橋の鵜飼を観賞します。(注1)

(岩国:岩国国際観光ホテル)

2日目
岩国 柏原美術館 ホテル11:00発 防府

■午前、国宝の名刀「稲葉江」を収蔵する●柏原美術館を見学します。

■ホテルを出発。

■昼食は郷土料理「岩国寿司」をご用意しました。

■バスで防府へ。

周防国分寺防府天満宮●毛利氏庭園と到幕の密勅や毛利元就の三子教訓状(三矢の訓)などを収蔵する●毛利博物館を見学。(注2)

■その後、ホテルにチェックインします。

 (防府:防府グランドホテル)

3日目
防府09:00発 山口 湯田17:30着

■午前、●英雲荘御舟倉跡●三田尻塩田記念産業公園を見学し山口へ。

■昼食は名物の「瓦そば」をご用意しました。

■午後、●常栄寺雪舟庭を見学。その後、山口政治堂の正門●藩庁門を見学し、山口県の政治の中心「旧県会議事堂」にて竹本先生の「幕末・長州の歴史」講義をお聞きいただきます(注3)

(湯田:お宿Onn)

4日目
湯田08:45発 新山口駅11:40着

■午前、ホテルを出発。

●十朋亭維新館龍福禅寺の大内氏館跡を見学し新山口駅へ。

■新山口駅で解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

(注1)悪天候や増水などにより中止の場合は乗船代を返金します。

(注2)企画展の内容により、展示されていない場合もあります。

(注3)講師の体調やその他の理由により、講義が中止となる場合がございます。

■【ご参考】東京の発着時間のご案内新幹線利用)

往路:(のぞみ61号)東京駅08:00発新大阪駅10:32発広島駅11:57着(乗り換え)

 (こだま845号)広島駅12:08発新岩国駅12:22着

復路:(のぞみ26号)新山口駅12:11発新大阪駅14:04着東京駅16:33着

 

 

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
8月20日(火)発

旅行代金:¥168,000

※1名室利用追加代金:¥15,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

「幕末・長州歴史散歩 長門国編 萩から下関へ」との連続参加も可能です。

 

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