【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年07月11日

【帰着レポート】鳥海山、出羽三山の絶景と北前船の港町

<7月3日発 添乗員・東京支店 牧原淳一郎>

<7月3日(月)~6日(木)4日間 東京支店 牧原淳一郎>

 熊野三山とともに日本三大修験とされる出羽三山。さらに鳥海山、北前船の港町酒田、庄内藩の城下町鶴岡、「勧進帳」の舞台で知られる鼠ヶ関などを訪れる旅に行ってまいりました。日本海を目の前にした由良温泉での連泊や、出羽三山の1つ、月山での高山植物の花々を愛でながらの散策、鳥海山を目の前にした鳥海山荘宿泊など、庄内地方の海と山を巡りました。

高山植物咲き乱れる月山八合目・弥陀ヶ原を散策

 出羽三山は、羽黒山、月山、湯殿山の総称です。月山では八合目の標高1,400m付近に広がる弥陀ヶ原湿原を散策しました。弥陀ヶ原への道路は7月1日に開通したばかり。眼下に庄内平野を望みながら八合目までバスで上り、ストレッチなど準備体操をしてから散策をスタートしました。ニッコウキスゲも咲き始めており私たちを迎えてくれました。ガイドの説明とともにマルバシモツケソウ、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ、トキソウ、イワカガミ、ミネザクラ、ミネカエデなど他にもたくさんの様々な植物を見ることができました。残雪の月山の頂上もよく見えました。まだ残っている雪渓付近にはミズバショウも咲いていました。中之宮(月山の山頂にある月山神社に行けない方のための神社)も参拝しました。今年は月山が開山された御縁年の卯歳ですので、この年に参拝すると12年分のご利益があるとされます。皆様のご健康を祈りつつ、彼方の鳥海山も眺めながら戻りました。約1時間の気軽な散策をお楽しみいただきました。

彼方の鳥海山も眺めながら空中散歩
庄内平野も一望
ニッコウキスゲも咲き始めていました。
木道のすぐそばに咲くハクサンフウロ
中之宮から月山を眺めました。
まだ雪渓が残る月山山麓
雪渓付近には水芭蕉も咲いていました。

「鳥海山荘」と夕陽が美しい由良温泉「八乙女」に宿泊

 最初の2泊は日本の渚百選・由良海岸に立つ由良温泉「八乙女」に連泊しました。お部屋からや、展望露天風呂からの日本海の眺めも素晴らしいのですが、何といっても一番の見どころは、夏は穏やかな日本海に映る夕陽です。手前の島とのコントラストも相まって日本海ならではの絶景でした。また、女将さんをはじめ明るいスタッフの心のこもったおもてなしにも好印象をお持ちいただけたかと思います。
 3泊目は鳥海山の麓に立つ湯の台温泉「鳥海山荘」に宿泊しました。鳥海山の登山者に利用される高原ロッジ風のホテルで、ロビーの大きな暖炉が山荘の雰囲気を演出してくれます。あいにくの天気ではありましたが、チェックインした日には目の前に残雪の鳥海山(標高2,236m)が姿を見せ、皆様が楽しみにしていた景色をご覧いただけました。

 出羽三山と鳥海山のほか、北前船の港町酒田なども巡る山形の旅でしたが、一般にイメージする山形とは違うね、というお声もいただきました。独特の文化を持つ庄内地方の海と山の両方を4日間かけて訪ねましたが、山形の新たな魅力を見つけたような充実した旅になりました。

「八乙女」のお部屋からの由良海岸の眺め
日本海に映える夕陽
夕食のひととき。夕陽を眺めながら。
おもてなししてくださった「八乙女」の女将さんとスタッフの方々
「鳥海山荘」の暖炉がお出迎え
「鳥海山荘」からは近い鳥海山の眺め
鳥海山荘での夕食では旬の岩牡蠣もご賞味
丸池様。鳥海山麓は湧水の宝庫です。
丸池様近くの清流では水中花の梅花藻も見頃でした。
欅並木が涼しげな酒田「山居倉庫」

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