【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2024年07月25日
【視察レポート】香川・兵庫コラボ観光プロジェクト その②
まだまだ紹介したいところがたくさん。香川・兵庫おすすめ訪問地
旅のひろば7月号でご案内した香川・兵庫の魅力を集めた旅。11月から12月にも新たなテーマで3コースを発表いたします。前月号に引き続き視察に訪れた香川・兵庫の魅力をご紹介いたします。
「香川・兵庫コラボ観光プロジェクト2024」視察チーム 柴尾祐樹・八百屋健太・吉田義和
第2弾 NEW !
Dコース:瀬戸内が育んだ伝統文化とものづくり 4日間
Eコース:ローカルガストロノミーと日本の美しきカントリーサイド 5日間
Fコース:スモールラグジュアリーホテルと瀬戸内海の島風景 5日間
その① 泊まる
アートの島に誕生した初の旅館「直島旅館 ろ霞」
2024年7月4日に海外の格付け会社が発表した格付けで、世界の優れたホテルに選ばれました。
安藤忠雄や杉本博司といった世界的アーティストが参加し、アートの島として世界的知名度を誇る直島。ただ、これまで宿泊施設は数限られていました。2022年、そんな直島に初となるラグジュアリーな旅館が誕生しました。オープンの一報を聞いて、大阪の柴尾、東京の吉田で訪問。一泊宿泊をしてきました。場所は直島の素朴な集落、本村のはずれで、農村風景が広がる一角。平屋のため圧迫感はなく、村に溶け込んだ雰囲気です。のれんを潜ると「旅館」とはいえモダンなつくりで、直島らしく各所にアートが飾られています。客室は56平方メートルのスイート仕様。旅館らしく和の設えですが、高めのマットレスタイプの布団が置かれています。寝室の奥にはリビングと露天風呂。客室内だけでものんびりと過ごせる魅力的な居住性です。
「ろ霞」の自慢はなんといっても質の高い「食」。瀬戸内の島だからこそ得られる海鮮を始めとした豊富な食材をベースに、色彩豊かな会席を楽しむことができます。支配人も料理人出身。こだわりの京都の一流料亭で修業を積んだ料理長が出す手の込んだ料理の数々は見惚れてしまうほどです。
その② 観る
日本のウユニ塩湖 父母ヶ浜
香川の訪問地で、近年話題のスポットが父母ヶ浜(ちちぶがはま)です。夏には海水浴でも賑わう瀬戸内海の海岸ですが、その魅力はなんといっても夕刻。潮が引いた夕刻の浜辺は、砂浜に残った潮だまりに空や人が映り込み、美しい写真が撮れることから「瀬戸内の天空の鏡」「日本のウユニ塩湖」とも言われています。昨年夏、社長の菊間以下松﨑、吉田、田中の4名で訪れ、撮影体験をしてきました。一番のタイミングは日没前後。1キロにもわたる浜辺は写真を撮ろうとする人々で賑わっています。現場には撮影のアドバイスをするスタッフの姿も。持つと「映える」という赤い傘などを借りていざ撮影。撮られている側は分かりませんが、写真を見てみると、水面に映る姿がくっきりと。自然現象のため100パーセントではないにせよ、ぜひ試していただきたい絶景です。
その③ 「食べる」
兵庫県のローカルガストロノミー 西山酒造場
丹波市の酒蔵、西山酒造場もぜひ訪れていただきたい訪問地です。神戸から北へ1時間、あと少し走れば京都府の福知山という場所に建つ老舗酒蔵です。兵庫の酒蔵といえば「灘の酒」が知られていますが、灘の酒の酒造りにあたっていたのは、丹波や篠山出身の丹波杜氏でした。その優秀さは南部杜氏(岩手県)、越後杜氏(新潟県)とともに日本三大杜氏に数えられるほどです。西山酒造場は、丹波の地で丹波杜氏による酒造りを代々続けています。柴尾、八百屋、吉田の視察班は、女将の西山桃子さんに蔵を案内いただきました。まず見せてもらったのは「小鼓」の扁額。「小鼓」は三代目蔵主、西山泊雲(本名:西山亮三)とその弟泊月が高浜虚子の俳句の弟子1号2号だったことから、高浜虚子が命名したという西山酒造場の代表銘柄となっています。扁額は高浜虚子から贈られたものとのこと。虚子をはじめ、多くの文人がこの地に集い、サロン的な役割も果たしていたそうです。その後、蔵や蔵の命である井戸を巡りました。現在主屋の隣に「鼓傳(こでん)」という丹波発酵文化の発信基地施設を準備中。夏には開業、とのことで、敷地内の発酵まかないカフェ「小鼓御里」での食事を含めて予約をお願いしてきました。選んだのは丹波地鶏の木枡せいろ。食材豊富な丹波の地の味をツアーでもお楽しみいただきたく思います。
香川・兵庫コラボ観光プロジェクト2024 説明会を開催
今回ご紹介した6コースを中心に、視察レポートとともに香川・兵庫両県の魅力を紹介する説明会を開催します。会場は3月の小豆島の旅でも好評いただいた「オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」の姉妹レストラン「夕陽ヶ丘食堂」です。小豆島直送の食材を用いた香川と東京をつなぐカフェ・レストランで軽食とティータイムとともに誌面ではご案内しきれない旅の見どころをご紹介いたします。
日時:9月10日(火)午後3時~午後4時30分
会場:夕陽ヶ丘食堂(JR浜松町駅より徒歩3分)
※席数に制限があるため、予約制となります。
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