見どころのご紹介

東北随一の八幡平の紅葉を巡る

秋田・岩手県にまたがる八幡平の紅葉は、広い高原に色とりどりの樹林が広がります。中でも松川渓谷は、ブナやナラに覆われ、渓谷全体が紅葉に染まる名所です。八幡平を横断するアスピーテラインと、アオモリトドマツの原生林が広がる樹海ライン、2つのドライブルートへご案内します。この時期ならではとして、仙北市の抱返り渓谷にもご案内し、秋の名所を散策します。

東北の2つの名湯に泊まる　新玉川温泉と浅虫温泉

世界でも珍しい強酸性の泉質で知られる老舗「玉川温泉」と同じ源泉の姉妹館「新玉川温泉」に宿泊します。館内では効能豊かな泉質の浴槽を多数備えており、ブナと庭を眺める露天風呂が人気。屋外には玉川温泉園地自然研究路が広がり、地熱を感じる天然の岩盤浴をお楽しみください。秋田の郷土料理もご賞味いただきます。むつ湾に面した立地の浅虫温泉は、平安時代に円仁に発見され、鎌倉時代を迎える頃に法然上人も訪れた名湯です。

秋色の十和田湖、奥入瀬渓流へ

約20万年前の火山噴火によって形成されたカルデラ湖である十和田湖は、ぜひとも秋に訪れていただきたい地。遊覧船上から入り組んだ半島や断崖の秋景色をご覧いただきます。奥入瀬渓流では、地元の自然ガイドが同行し解説を聞きながら、整備された歩道を歩きます。秋風情の奥入瀬で幾重にも続く滝と清らかな空気の中の散策をお楽しみください。昼食には十和田湖のヒメマス料理をご用意しました。

八甲田山一面の紅葉を眼下に愛でる空中散歩

日本百名山のひとつ、八甲田山。そのロープウェイは山麓駅（約660メートル）から山頂公園駅（約1310メートル）まで650メートルの標高差を駆け上っていきます。1000メートルくらいまではブナ林が広がり、それより上は針葉樹、1400メートルを超えるとナナカマドやダケカンバなど、高山植物が生えています。ロープウェイに乗車していると、山腹の色づきが次第に変化していくのがわかるでしょう。見渡すかぎりの紅葉を上空からぜひお楽しみください。