【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2024年06月05日
【帰着レポート】世界遺産 白神山地を歩く旅 4日間
<2024年5月27日(月)~5月30日(木) 4日間 東京支店・須谷 和哉>
<5月27日発 添乗員・東京支店 須谷 和哉>
新緑豊かな白神山地の旅へ出かけました。屋久島とともに世界自然遺産に登録され30年。十二湖と暗門地区の2つの入り口より、手つかずのブナ林をハイキング。マイナスイオンたっぷりの大自然を満喫してきました。旅先での様子を皆様へもお届けします。
白神山地ハイキング① 美しい池が点在する 十二湖・青池エリア
令和4年の記録的大雨が記憶に新しい白神山地・十二湖。現在も通行止めのエリアが残り、自然災害の大きさを物語ります。そんな十二湖でのメインはコバルトブルーに輝く「青池」。インクで染め上げたように青く、池底のブナが見えるほど透きとおっています。天候や太陽光の入る角度によって色が変わり、幻想的な景色を楽しむことができました。
十二湖は崩山(くずれやま)の地震による地盤変動で沢がせき止められ、山頂から見ると12の池が見えたことからその名が付けられました。実際には33もの池があり、その中の14~15の池を専属のネイチャーガイドとともに歩きました。また、アカショウビンやハルセミの鳴き声や熊が冬眠で使った住処なども見ることができました。そしてホオノキ、ミズナラをはじめとする多種多様な植物や、数多くの山菜にも出会いました。目で見て、手で触って、匂いを嗅いで、五感を使ってハイキングを楽しみました。
白神山地ハイキング② 暗門地区のブナ林ハイキング
西目屋村にある暗門地区のブナ林のハイキングへも出かけました。2名のネイチャーガイドとともに「世界遺産の径」へ。霧雨が降る中でのハイキングでしたが、1歩ブナ林に入ると高く成長したブナの木が傘代わりとなり、雨に濡れることなく歩くことができました。散策路では熊の爪痕や痕跡を見たり、天然湧き水を試し飲みしたりしました。また、変わった体験も。水を多く蓄えるとされるブナの木に聴診器を当て、幹が吸い上げる音を聞いていただきました。光の角度によって明るさが変わるブナ林の散策を楽しみました。
岩木山9合目から弘前の町を望みました
その美しさから「津軽富士」の名で親しまれている岩木山。バスとリフトを使い9合目を目指しました。69ものヘアピンカーブで造られた岩木スカイラインを駆け上がり8合目へ。道中、視界が真っ白になるほど雲に包まれましたが、無事に到着。標高1470mの9合目までは特別にリフトを稼働していただきました。展望所からは雲海が広がり、視界の先には北海道を望むことができました。
また、さらに登って鳥海山の山頂へ。素早く流れる雲の隙間から岩木山や弘前の町を望みました。リフトで登るまでは真っ白だった景色も9合目を目指す我々をもてなすかのように晴れ間が差し込み、青空に映える岩木山をご覧いただくことができました。
春の桜。夏の新緑。そして秋の紅葉と季節を問わず楽しめる白神山地。季節を変えてぜひ訪れてほしい地域です。
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