日本の伝統祭り

「佐陀神能」と「海神楽」を鑑賞 古代出雲 神話と遺跡の旅【5日間】

  • 集合場所:岡山駅
  • 出発日: 9月12日(木)
  • 旅行代金:¥268,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
神在の社(かみありのやしろ)、佐太神社で行われる神事芸能「佐陀神能」を見学。
Point 2
夕暮れの日本海を背景に繰り広げられる「海神楽」を鑑賞。
Point 3
古代出雲を解明するうえで重要な特色ある遺跡を巡ります。
Point 4
由緒ある神社を訪ね、出雲神話の世界に浸ります。

ツアープランナーより

古事記・日本書紀で出雲神話は非常に大きなウエイトを占め、古代の出雲が特異かつ重要な位置にあったことが推察されます。このたびのツアーでは、神話と史実が交錯する出雲地方を訪ね、神々が祀られる神社と、全国でも類を見ない古代史上の数々の発見があった古代遺跡を巡ります。また、出雲流神楽の源流とも言われる「佐陀神能」を、佐陀神能保存会の会長の解説でご覧いただき、福光海岸では年に一度だけ行われる幻想的な「海神楽」もコースに組み込みました。ユネスコの無形文化遺産に登録されている佐陀神能と、現代のエンターテインメントにも通じる石見神楽、2つの舞いは忘れられない思い出となることでしょう。

見どころのご紹介

神在の社、佐太神社で行われる神事芸能「佐陀神能」を見学

出雲國二ノ宮として特筆すべき由緒・歴史を持ち、古伝の祭祀を受け伝える佐太神社。八百万の神々が集う神在の社(かみありのやしろ)として多くの人々に崇敬されています。ここで行われる佐陀神能は、祭礼の中でも重儀とされる「御座替祭」(ござがえさい)に合わせて執り行われる「七座神事」「式三番」「神能」の三つの神事舞を総称したものです。このたびは、佐陀神能保存会の会長の解説を聞きながらご覧いただきます。

ユネスコ無形文化遺産「佐陀神能」特別鑑賞(イメージ) ©松江観光協会
解説を聞き、佐陀神能をご覧いただきます(イメージ) ©松江観光協会

夕暮れの日本海を背景に舞う「海神楽」を鑑賞

年に一度、福光海岸で夕暮れの日本海をバックに上演される石見神楽。衣裳も華やかでエンターテインメント性が高くストーリーも明解な石見神楽は見る者を魅了します。キラキラ光る海面から徐々に日が暮れ、夕日を背に舞が進むと観客も盛り上がり、あたりが暗闇に包まれる頃クライマックスを迎えます。海と空が織りなす絶好のロケーションで行われる「海神楽」。魂が震える非日常を体験してみてください。

日本海をバックに幻想的な舞いが披露されます(イメージ) ©大田市観光協会
エンターテインメント性も取り入れた石見神楽に引き込まれます(イメージ) ©大田市観光協会

古代出雲を解明するうえで重要な特色ある遺跡を巡ります

出雲大社境内遺跡から発掘された巨大な宇豆柱(うづばしら)、358本もの銅剣が出土した荒神谷遺跡、一カ所からの出土数としては最多となる39個の銅鐸が発見された加茂岩倉遺跡、邪馬台国時代のものとされる巨大な王墓「四隅突出型墳丘墓」の西谷墳墓群、大山の麓に広がる弥生時代の国邑、妻木晩田遺跡……。出雲神話を裏付けるような数々の発掘、それらを保存展示する博物館や展示館をご覧いただきます。

山陰地方特有の四隅突出型墳丘墓 ©島根県観光連盟
加茂岩倉遺跡 一ヵ所の出土としては全国最多の39個の銅鐸は、強力な勢力の存在を窺わせます(写真は加茂岩倉遺跡ガイダンス) ©島根県観光連盟
それまでの定説を覆す大発見があった荒神谷遺跡 ©島根県観光連盟
全国で出土した銅剣の総数をこの一ヵ所で上回る358本の銅剣(添乗員撮影)

由緒ある神社を訪ね、出雲神話の世界に浸ります

神話と史実が交錯する神秘的な地・出雲。古代文明を探ると共に壮大なドラマを生み出した出雲神話の舞台を巡ります。全国3000以上ある「えびす様」の総本宮美保神社、「日の本の夜を守る」とされる日御碕神社、現存する日本最古の大社造りの本殿(国宝)を持つ神魂神社、日本一のパワースポットで須佐之男命 御魂鎮めの須佐神社、そして出雲の象徴ともいえる出雲大社に参詣します。

八百万の神々が集う「神在の社(かみありのやしろ)」佐太神社 ©島根県観光連盟
美保神社に至る青石畳の通りは江戸時代の参拝道の遺構
出雲大社の「祖神(おやがみ)さま」として崇敬を集める日御碕神社 ©島根県観光連盟
日本一のパワースポット須佐神社  ©島根県観光連盟
現存する日本最古の大社造りの本殿(国宝)、神魂神社(かもすじんじゃ) ©島根県観光連盟
神々の国、出雲の象徴とも言える出雲大社

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
岡山駅10:13発 米子駅12:25着 美保関 境港

■岡山駅に集合。

■岡山駅より特急やくもで米子駅へ。

■大山の麓に広がる国内最大級の弥生時代の集落跡、妻木晩田(むきばんだ)遺跡へ。見学後、美保関へ、青石畳通りを歩き美保神社に参拝します。その後、境港のホテルへ。

(境港泊)

2日目
境港08:45発 出雲 日御碕 松江

■国内有数の漁獲量の境漁港を見学します。

■見学後、出雲へ。

島根県立古代出雲歴史博物館を見学。

■午後、出雲大社に参詣。

■その後、稲佐の浜日御碕神社を訪れます。

■日本海に面したレストランで、夕日を見ながらの夕食。食後、松江のホテルへ。

【2連泊】(松江泊

3日目
松江09:00発 (出雲の遺跡と神社巡り) 松江 (佐陀神能)

■出雲地方独特の四隅突出型墳丘墓出雲弥生の森博物館、国内最多358本の銅剣が出土した荒神谷遺、大量の銅鐸が出土した加茂岩倉遺跡など古代出雲の遺跡を見学。

■国宝の神魂神社に参拝します。

■夕食後、出雲国二ノ宮佐太神社へ。

■佐太神社にてユネスコ無形文化遺産の「佐陀神能」を保存会会長の解説でご覧いただきます。(注1

(松江泊)

4日目
松江09:00発 三瓶山麓 大田15:00 福光

ホテルを出発。

■須佐之男命を祀る須佐神社に参拝し、国引き神話の三瓶山の麓へ。

さんべ縄文の森ミュージアムを見学し大田のホテルにチェックイン。

■夕刻、福光海岸で日本海に沈む夕日をバックに繰り広げられる幻想的な「海神楽」を鑑賞します。(注2)

(大田:スカイホテル大田泊)

5日目
大田09:30発 温泉津 広島駅16:00着

■バスで温泉津へ。

■石見神楽の面の修繕、製造を行う工房を訪れます。

■昼食は日本海で獲れた魚の漁師飯です。

■石州瓦の町並みをご覧いただき、中国山地を縦断し広島へ。

■広島駅着、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

(注1)佐陀神能は、神事のため写真撮影はできません。悪天候により中止の場合は席料を返金します。また、保存会会長は、やむを得ない事由により変更となる場合がございます。

(注2)海神楽は悪天候や砂浜の状況で海岸での開催が難しい場合、体育館など室内での開催となります。見学場所は屋根のない屋外です。福光海岸の護岸ブロックまたは砂浜となり指定席ではありません。事前の場所取りができないため、早目に会場に行き、開催を待ちます。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
9月12日(木)発

旅行代金:¥268,000

※1名室利用追加代金:¥25,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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