【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年03月06日

【帰着レポート】旅先で訪れてみたい名店の数々

<東京支店 営業部:太田 勇樹>

「うまし旅ニッポン 名店三軒と温泉三昧 冬の旬菜とザ・シロヤマテラス津山別邸」4日間

 皆様は個人で国内旅行を計画する際に、どこにポイントをおかれますか?

 訪れる場所の名産や旬のもの、地元の人たちが集う名店、秘湯や名湯、歴史を感じる観光、美しい四季のある日本ならではの景色など、多岐にわたると思います。そんな中で、特に「地元で愛される」をキーワードに紹介しているツアーが2022年より始動しました「うまし旅ニッポン」シリーズです。

今回は岡山県と島根県を旅してきましたので旅で、その魅力をお伝えします。

松江の名店「いと賀」オリジナルの日本酒で乾杯!!

津山 あけぼの旅館

 あけぼの旅館は歴史ある岡山県津山でも最も古い旅館です。風情を感じる佇まいに胸も高鳴ります。こちらの旅館の冬の味覚といえば鴨鍋です。もとは猟友会として獲って来た雉を地域住民に振る舞っていたことから始まったそうですが、雉が少なくなり鴨に変えたとのこと。鴨の肉団子は軟骨もそのまま金槌で叩くため、コリコリとした食感が残り、また良い出汁も出ます。締めの蕎麦を食べる頃には最高のスープになっていました。細切りのごぼうも手作業で切っているとのこと。この時期になるとごぼうを切る音と鴨肉を叩く音が鳴り響くそうです。

有形文化財に登録されるあけぼの旅館
津山の老舗としての貫禄のある看板
それぞれ違う食べ方で鴨肉を味わえます
シメの蕎麦を食べる頃には最高のだし汁になっていました

松江 いと賀

 松江の大通りを歩いていると突然現れる控えめで品の良いお店が日本料理「いと賀」です。次に訪れる奥出雲の「たち花」の大将も修行を積んだ松江の名店です。店の名前をつけたオリジナルの日本酒も素晴らしく、料理にぴったりでした。今回はノドグロ(アカムツ)尽くしの特別メニューでご案内しました。油分の多いノドグロを少し表面を炙った刺身、焼物、煮物と続きます。食べ比べをすることでノドグロという魚の特徴がしっかり分かりました。会計をするために階下へ行くと、店内は満席。地元に愛された名店での食事は、まさしく「うまし旅ニッポン」を感じされてくれるものでした。

落ち着いた大人の雰囲気が漂う「いと賀」のエントランス
ノドグロの刺身とマグロ、カンパチ
焼魚にしたノドグロ 私はこの食べ方が一番気に入りました
煮魚にしたノドグロ これも人気がありました

奥出雲 たち花

 当社のガストロノミーシリーズでもたびたび登場する日本料理「たち花」。たたら製鉄の歴史が残る雪深い山道をひたすら進み、突然開けた奥出雲町横田に店はあります。気さくな大将の軽快なトークとこだわり抜かれた料理の数々に驚きの連続でした。奥出雲の雪を使った泡ソース、奥出雲の土で漬けた大根、「奥出雲の」というフレーズが毎回つく地元の旬の食材を用いた料理ばかりでした。室温を考慮し、口に入るまでの温度をも計算した調理方法には脱帽でした。そう簡単には行けないところではありますが、ぜひとも再訪したいと思わせてくれる、そんなお店だと思います。

奥出雲の雪を使った泡ソース
温度を細かく調整した汁物
脱水量を1%単位で計算した奥出雲サーモンなどの刺身
奥出雲特産の仁多米と土で漬けた大地漬

 「個人旅行をするならこんな旅行をしたいな」という希望を叶えてくれる、うまし旅ニッポンというテーマの旅でした。

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