【国内】帰着しました。添乗員レポート
【国内】帰着しました。添乗員レポート
2023年03月14日
【帰着レポート】北関東ガストロノミー Otowaと白井屋ホテル
<3月7日発 添乗員 本社営業部 桂智洋>
首都圏からは日帰り観光も楽しめる北関東ですが、宿泊してじっくりと訪れるれてみると、その魅力が見えてきます。今回はその魅力のひとつ“食”を中心に3日間かけてご案内してきました。まずはルレ・エ・シャトーのメンバーにもなっている宇都宮の「オトワレストラン」。日本を代表するローカルガストロノミーの雄、音羽シェフの作り出す芸術的な料理は、今回もお客様を魅了してくれました。今回はさらに群馬へと足を延ばし、話題の「白井屋ホテル」に宿泊しました。国内外の一流のアーティス
トの作品とホテルが一体となった斬新なつくり。さながら美術館に泊まっているかのような錯覚さえ覚えるホテルです。ホテルのメインダイニングを監修するのは今世界でも注目の日本人シェフ川手寛康さん。ここでしか味わえない、「上州キュイジーヌ」の世界でした。
「芸術と食のホテル」 白井屋ホテル the RESTAURANT
上州キュイジーヌを堪能しました
国内外のアーティストの作品が館内に飾られ、ホテルというよりも美術館のような印象の白井屋ホテル。観葉植物の緑や吹き抜けの天井、かつての配管を模したパイプが張り巡らされ、五感を大いに刺激されます。客室もデザイナーのこだわりが随所に感じられ、二つと同じ装飾はないというこだわりです。このホテルでのいちばんの楽しみは洗練されたメインダイニング「the RESTAURANT」でのディナーです。カウンターのみ15席の劇空間です。
群馬の素材や郷土料理から、フレンチの技法によって新たな一皿を生み出す片山ひろシェフと、ソムリエの児島由光さんの「上州キュイジーヌ」の世界を堪能しました。美しくミステリアスな料理を丁寧に説明するサービスはまるで舞台劇のような臨場感でした。上州料理のおきりこみをフレンチにアレンジし、ビーツを使い赤薔薇を表現した一品、極上の赤城牛のステーキなどここで味わえ世界で唯一無二の「上州キュイジーヌ」は大変好評でした。お客様からは「OTOWAとは異なる世界観の美食でした」というお声もありました。
素材の魅力を十二分に生かした味わい、ビジュアルの美しさ
宇都宮に根差したグランメゾン「Otowa」
Otowaは、リヨンのアラン・シャペルで修業した音羽和紀シェフが、都会ではなく地元栃木にオープンしたレストランで、ヨーロッパの食事自慢の「ルレ・シャトー」の日本メンバーです。素材の魅力を十二分に生かした味わいに加え、ビジュアルの美しさにも驚きました。洗練された芸術作品として美しく構成および提供される彼の料理は、栃木和牛、ヤシオマス、那須高原産チーズや苺など、地元の旬の素材に着目したもの。料理に現れるフランスの要素とバランスをとりつつ、地域の伝統に敬意を表し、レストランの内装には大谷石や益子焼を使用。音羽和紀が自ら数年をかけて集めた アンティークや彫刻、鉄の芸術品とともにレストランを彩っていました。前菜からメイン、デザートに至るまで芸術品のようでした。会話も弾み楽しい時間となったようです。音羽シェフからも皆様のテーブルへ挨拶もあり、とても印象的な時間となりました。
北関東、じっくり訪れてみると、その魅力が見えてきました
旅の始まりは茨城県の笠間へ。関東を代表する芸術の町でもあります。ゴッホ、セザンヌ、ピカソな
ど近現代絵画コレクションで知られる笠間日動美術館、北大路魯山人の旧居を鎌倉より移築した別館・春風萬里荘と見どころはたくさん。お客様からいちばん好評だったのが、宇都宮の大谷資料館でした。大谷石の採掘が始まったのは江戸時代中期から昭和61年まで続きました。入口から続く階段を下りると、突如2万平方メートルの巨大な採掘空間が現われました。地底探検の気分を味わえる楽しい時間でしたね。前橋の臨江閣、足利学校や鑁阿寺、あしかがフラワーパークではチューリップや梅など春の花々を楽しみました。食と観光と充実した3日間でした。
ご負担少なく、お気軽にご参加いただける3日間のツアーでした。「遠出はまだ少し心配…」という方にもお勧めです!
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 藤沢
- 0466-27-0111