【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年07月02日

【帰着レポート】街道をゆく 日光街道歴史の旅【5日間】

2022年6月28日(火)~7月2日(土) 添乗員:東京支店 吉田将也

<6/28発・添乗員:東京支店 吉田将也>

江戸時代に整備された五街道のひとつ、日光街道を起点・日本橋から終点・日光までたどりながら、各地の歴史・文化を幅広くご覧いただける旅に添乗して参りました。街道をたどることで、当時の江戸の人々にとっての日光参拝や各宿場町での様子を学ぶことができ、観光地として人気な日光でも新しい視点からご紹介することができました。

1つの旅で2つの東照宮をご紹介します。

日本橋を出発して最初に訪れるのは、東京都上野にある「上野東照宮」です。かつて遠く日光にある東照宮を参拝することができない江戸の人々のために造営された金色殿は、日光東照宮に準じた豪華な装飾や権現づくりが見られます。そして旅の終点・日光でももちろん東照宮を訪れます。上野で見た東照宮との類似点・違いを見つけながら参拝するのも楽しみ方の一つです。また日光東照宮では特別に巫女さんに境内を案内していただいたり、通常非公開である「将軍着座の間」の特別参拝をすることもできました。

日光東照宮と同じ造りがされている上野東照宮。
こちらが日光東照宮。唐門や透塀(すきへい)など、上野のものと似ているところも。

日光街道をたどるように各宿場の魅力ある観光地を巡ります。

街道に沿って旅をするため、各宿場町での観光もお楽しみいただきます。草加では、松尾芭蕉の「奥の細道」の舞台ともなっている松原を散策、日光を目前とした今市では、日光街道のハイライトともいえる杉の巨木が並ぶ並木道を歩いて日光を目指しました。また道中では、脇街道である日光例幣使街道の宿場・栃木にて、蔵の並ぶ町並みを見ながらの遊覧もお楽しみいただきました。

「奥の細道」にて、松尾芭蕉も旅した、旅情を誘う風景がご覧いただけます。
樹齢300年を超える杉の巨木が、日光を目指す現代の旅人を迎えます。

今市宿の杉並木の中には、戊辰戦争で板垣退助らが争った際の砲弾の跡など、数々の歴史の痕跡を見られます。
巴波川を用いた水運で栄えた栃木宿では、実際に船頭さんが漕ぐ船での遊覧も楽しめます。

日本が誇る名門クラシックホテル・日光金谷ホテルに2連泊。

国内外の多くの著名人をもてなしたという日本最古のクラシックホテル・金谷ホテルでの滞在はまさに特別そのものです。ホテルの内装は東照宮の装飾に似た彫刻が施されていたり、昔ながらのレトロな建築が見られたりと、非常に不思議な空間演出がされており、館内を歩いているだけでも楽しめます。宿泊中には、古くから大切なお客様をたくさんもてなしてきたという金谷伝統のクラシックディナーもお召し上がりいただきます。またツアーで訪れる金谷ホテルの原点・カッテージインなども訪れることで、日光の歴史に深くかかわる金谷ホテルを知ることができます。

日光の入り口の丘にひっそりと建つ金谷ホテル。
金谷ホテルの眠り猫。館内の至る所に施された日光を体現する装飾を探しながら歩くのも楽しみです
金谷ホテル本館の歴史感じるメインダイニングにて、金谷伝統の食を味わいます。
金谷伝統の日光虹鱒のソテー金谷風は醤油をベースとしたソースで、和洋折衷を実現した日本のホテルの先駆けらしいメニューです。

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