【東京駅・藤沢駅発】大和とともに古墳の宝庫。関東のもう一つの魅力に迫る

装飾古墳特別公開と北関東の古代史跡を巡る旅【3日間】

  • 集合場所:東京駅・藤沢駅※東京駅経由
  • 出発日: 11月7日(木) 、 11月14日(木)
  • 旅行代金:¥158,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
関東と九州にのみ存在する装飾古墳「虎塚古墳」の特別公開に合わせて訪問します。
Point 2
各古墳では、それぞれの解説員にお願いし、興味深い解説とともにご覧いただきます。
Point 3
公共交通機関では訪問しにくい場所にある古墳群を、ツアーのメリットをいかし効率よく訪問します。

ツアープランナーより

日本にある古墳の数は何と16万基。古墳といえば関西や九州に多いのではと考えがちですが、かつて「東国」と呼ばれた関東にも多く存在しています。大きさの「関西」とバラエティーさの「関東」と呼ばれるように、関東に残る古墳群は大きさ、形、装飾などが多種多様で、訪れる人を飽きさせません。それに加えて、関東の古墳の面白さは埋葬品として出土される個性豊かな埴輪の数々でしょう。このバリエーション豊富な古墳群から見ごたえのあるものを厳選し、解説員の方々の興味深い解説とともに茨城、栃木、群馬、埼玉と訪ねます。日本を代表する装飾古墳のひとつ、虎塚古墳の秋の特別公開に合わせて訪ねる、この時期だけの旅です。古墳に特別興味がない方でも改めて興味を持っていただける、新しい関東の旅をぜひ体験ください。

見どころのご紹介

茨城「虎塚古墳」 春、秋の数日のみ一般公開される装飾古墳

バラエティーに富んだ古墳の中でも、特に興味深いのは、日本でもほかには九州の一部にしかない装飾古墳でしょう。日本を代表する装飾古墳のひとつであるひたちなか市の「虎塚古墳」を、春、秋の数日のみの内部一般公開日に合わせて訪問します。 通常は近くに造られた 埋蔵文化財調査センターで写真などで見るだけの石室に、入場できる絶好の機会となります。また、見学前には埋蔵文化財調査センターの学芸員の方の解説、セミナーをお聞きいただけるようにしました。

関東を代表する装飾古墳「虎塚古墳」
虎塚古墳の一般公開は、春と秋のみです(イメージ)

装飾古墳とともに楽しむ埴輪の世界①
乳飲み児埴輪
茨城県 ひたちなか市埋蔵文化財調査センター

全国でも乳飲み児を抱いている埴輪はこれのみ。作者の遊び心たっぷりで、母親の表情が何とも言えない味があります。

栃木「車塚、摩利支天塚、琵琶塚古墳」 玄室内に赤い装飾跡が残る

栃木県の古墳の中心は、小山市から壬生町周辺。中でも玄室内に装飾跡が残る重要な古墳と言われる車塚(くるまづか)古墳と、発掘された埴輪、埋葬品の見事な、摩利支天塚(まりしてんづか)古墳、琵琶塚(びわづか)古墳の資料館を訪ねます。関東の古墳の楽しさは、埴輪をはじめとした埋葬品のバラエティーさでしょう。埴輪だけを見ていても、あきらかに異国の人をかたどったものなどが多く、興味深いものであふれています。摩利支天塚・琵琶塚古墳は、現在発掘が続けられているため、見学ができませんが、すぐ近くにある資料館には、実に面白い埴輪や埋葬品を見ることができます。

壬生町の車塚古墳 玄室に赤い顔料の装飾跡が残る(イメージ)
壬生町立歴史民俗資料館出土品の展示が充実

装飾古墳とともに楽しむ埴輪の世界②
頭の上に壺を載せた女性
栃木県 摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館

まるで日本の者とは思えないオリエンタルな雰囲気。インドの遺跡から出土したといってもわからない埴輪です。

群馬「観音塚、保渡田古墳」 東国の中心として君臨する大古墳群

弥生時代が終わり、小さいながら国が出来始めてくるのが、古墳時代です。紀元後3世紀頃から、飛鳥時代が始まる7世紀後半にかけて、当初はヤマト王権として、関西を中心に日本全国を治めようという動きが始まりました。そんな中、関東地方の各地域も、当初はヤマト王権にならった動きをしておりましたが、その後少しずつ形を変え「東国文化」が形作られます。その中心となっていたのが、現在の群馬県周辺だと言われているのです。
群馬県は、東国文化の中心だったことから、大規模な古墳が残っており、その素晴らしさに圧倒されます。壮大なスケールを誇る「綿貫観音山遺跡」や、見事な石室が残る「観音塚古墳」。そして、前方後円墳3基が並ぶ「保渡田(ほどた)古墳群」は、まさに圧巻です。

規模の大きい保渡田古墳群
壮大な保渡田古墳
綿貫観音山古墳のナチュラルホワイトの壁を持った石室(イメージ)

各古墳では専門家がじっくり説明 毎回、大好評です
個人で訪れたら、その形を見るだけの古墳でも、石室への入場や、隣接する博物館、資料館を含めて解説付きで楽しめるのは、まさにツアーのメリットでしょう。(埼玉古墳群と八幡山古墳ではボランティアガイドがご案内します。)

綿貫観音山古墳(イメージ)

装飾古墳とともに楽しむ埴輪の世界③
跪座(きざ)の男子
群馬県 群馬県立歴史博物館

跪く男子の姿、両手、両足の動きなどまさに見事な埴輪の傑作。両手、両足の表情がまさに見事で、1300年前に造られたものとは思えない出来栄えです。

埼玉「埼玉(さきたま)古墳群、八幡山古墳」 10基を越える圧巻な古墳群

古墳の多い埼玉の中でも、ぜひ訪問したいのが、「埼玉(さきたま)古墳群」でしょう。広大な敷地に前方後円墳8基、円墳2基、方墳1基を中心に10基を超える大小の古墳群が集まる、日本でも稀な古墳の宝庫です。敷地内には古墳群を紹介する博物館も併設され、稲荷山古墳から出土した115の文字が書かれた国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」は必見です。
敷地内は現在「古墳公園」として整備され、多くの桜の木が植えられており、花の公園としても知られるようになりました。訪問は丁度桜の時期なので、古墳と共に楽しみです。そして、近くにある石室のみが残る八幡山古墳は「関東の石舞台」と称され、一見の価値ありです。
特に古墳に興味がない方でも、改めて興味を持っていただける、新しい関東の旅をぜひ体験ください。

10基以上の古墳が集まる埼玉(さきたま)古墳群
埼玉(さきたま)古墳群では、桜も楽しめる季節です (イメージ)
「関東の石舞台」と称される八幡山古墳
緑色片岩でブルーに輝く神秘的な石室内部

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
(藤沢駅08:30発 )東京駅10:00発 ひたちなか市 小山17:00着

■藤沢駅または東京駅より、専用バスにて茨城県のひたちなか市へ。

■昼食後、埋蔵文化財調査センターへ。

■着後、ひたちなか市埋蔵文化財調査センターの見学と、解説員による装飾古墳の解説を楽しみます。

■その後、春、秋に数日のみ一般公開されている●装飾古墳「虎塚古墳」の見学。

■見学後、小山市のホテルへ。

(小山泊)

2日目
小山08:30発 壬生 高崎

■午前、栃木県を代表する古墳群のある壬生へ。
●壬生町立歴史民俗資料館、玄室内に赤い顔料の装飾跡が残る車塚古墳を見学。

■その後、摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館の見学も楽しみます。

■午後、群馬県、高崎周辺の古墳群へ。規模の大きな古墳群が集まる、保渡田古墳群、巨石を用いた横穴式石室が見られる、観音塚古墳を見学。

■その後、高崎のホテルへ。

(高崎泊)

3日目
高崎 08:30発 行田 東京駅17:30頃着( 藤沢駅19:00頃着)

■午前、国宝の「三人童女の埴輪」が出土した●綿貫観音山古墳を見学。

■その後、群馬の古墳群を紹介する●群馬県立歴史博物館を見学します。

■昼食後、埼玉県を代表する○埼玉(さきたま)古墳群へ。前方後円墳8基、円墳2基、方墳1基を中心に、10基を超える大小の古墳が点在する圧巻の古墳群を訪ねます。また、「関東の石舞台」と称される八幡山古墳も見学します。

■見学後、東京駅または藤沢駅に戻ります。

■夕刻、東京駅または藤沢駅に到着。着後、解散。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月7日(木)発

旅行代金:¥158,000

藤沢駅発着(東京駅経由)

11月14日(木)発

旅行代金:¥158,000

東京駅発着

※1名室利用追加代金:¥10,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームとなります。

 

ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111