【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年11月16日

【帰着レポート】装飾古墳特別公開と北関東の古代史を巡る旅

帰着レポート 2022年11月10日(木)~11月12日(土)3日間 名古屋支店 柴﨑範朗

圧巻の色彩 特別公開の虎塚古墳

春と秋の合計で年に数日のみ公開される虎塚古墳に合わせて、茨城・栃木・群馬、そして埼玉の古墳を巡る旅に行って参りました。茨城県のひたちなか市にある虎塚古墳は装飾古墳の中でも非常に美しく色彩が残っており、ガラス張りの中に湿度100%の状態で残されていました。実際に装飾を見るとつい先日書き終えたものに見えるくらい、はっきりとした色彩に驚かされました。また、ご覧いただく前に埋蔵文化財調査センターの稲田先生にレクチャーをしてもらい、いろいろ知った上で見たので、より印象に残る古墳となりました。

見学前に特別レクチャーを受けました
古墳に入る前にも解説
埋蔵文化財調査センター内も見学

東国の中心として栄えた大古墳群

群馬県の高崎周辺にも多くの古墳が残っており、見応えのあるものばかりでした。奈良などの関西の古墳は大きく、迫力がありますが、関東の古墳は様々バラエティに富んでおり、石室の石の積み方が緻密に計算されたものや、色が残ったものなど非常に興味深いものが多くありました。そのレベルの高さに私も含め皆様驚かれていました。

外観も復元された保渡田八幡古墳
副葬品がほぼそのまま出てきた綿貫観音山古墳
精巧につくられた綿貫観音山古墳の石室の壁

面白い埴輪がいっぱい

埴輪は墓の周りにたてられたいわれ、様々な形があるのも面白いものでした。不審者が入ることを拒んだ盾を持った埴輪や可愛らしく万歳をしたものや表情豊かな埴輪に当時の人々の雰囲気が何となく伝わってくるような気がしました。大きなものから小さなものまで可愛らしい造形の埴輪を様々お楽しみいただきました。国宝の埴輪など綿貫観音山古墳から出土した副葬品が数多く収蔵されている群馬県立歴史博物館には、砂糖に埋もれた埴輪を発掘する埴輪クッキーが人気商品として売られていました。発掘後、壊れた部分は付属のチョコペンで修復作業もするというもので、お土産に最適かもしれません。砂糖がこぼれますので(シートも付属しています)、ご自宅に帰ってからお楽しみください。

ひたちなか埋蔵文化財調査センターの乳飲み子を抱いた埴輪
群馬県立歴史博物館の国宝の埴輪
群馬県立歴史博物館の埴輪
群馬県立歴史博物館のはにわクッキー
保渡田八幡古墳の盾埴輪
摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館のばんざいをする埴輪

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