美味発見!

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2022年11月25日

鞆の浦の歴史ある酒 保命酒(ほうめいしゅ)を楽しむ (広島)

瀬戸内の港町・鞆の浦は、古くからの家並みが残りとても人気のある地域ですが、鞆の浦の4つの酒造でしか造られていない歴史的名酒「保命酒」があります。350年の歴史を持つ16種の薬草入りの薬味酒で、日本を代表するリキュールとして150年前のペリー来航の際、徳川幕府が饗宴の席でもてなしました。評判がよかったのか、下田条約締結後の饗宴の席でも保命酒を出しています。

4つの酒造のひとつ、岡本亀太郎本店では、伝統的な製法を受け継ぐ「ミツボシ保命酒」を販売しています。もち米と米麹に焼酎を加えて良質なみりんを作り、16種の薬味を職人が丹精込めて漬け込んだ薬味酒です。アルコール度数は13度で甘みの強い酒ですが、米から出る自然の甘みを感じられます。保命酒仕入れ杏酒はリキュールとして最高で、とても飲みやすくお湯割りで楽しむのもおすすめです。

岡本亀太郎本店の「ミツボシ保命酒」と、杏の実を漬け込んだ「杏子姫」
1855年創業の岡本亀太郎本店
重伝建に指定されている鞆の浦の町並み

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