【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年06月23日
【帰着レポート】安芸高田神楽と祝島・周防大島の旅
2023年6月11日(日)~6月14日(水) 添乗員:山﨑 大輔
<2023年6月11日(日)~6月14日(水) 添乗員:山﨑 大輔>
広島県と山口県の2県にまたがり、伝統芸能の安芸高田神楽の町・安芸高田や普段訪れることの少ない瀬戸内海の島巡りへご案内しました。そして下関市・豊田町では日本初のホタル舟に乗船。ホタル保護のため撮影が禁止されており写真には残せませんでしたが、無数のホタルの光が水面を照らす幻想的なひとときをお楽しみいただけました。
幅広い世代が楽しめるエンターテイメント性の高い安芸高田神楽
長閑な田舎風景に溶け込むようにあるのが、神楽門前湯治村です。どこか懐かしいような街並みが再現され、1,500名が収容できる広々とした神楽ドームで安芸高田神楽の鑑賞です。お酒を飲んでる人やお弁当を食べる家族連れなど、神事を見る場所とは思えないほどリラックスした空間に驚かされました。そしていよいよ開演です。文字通り”神様を楽しませる”ようにコミカルなトークに激しい動きを交えた娯楽性が高いの神楽が特徴です。今まで見てきた神楽とは全く異なる「安芸高田神楽」を存分にお楽しみいただきました。
瀬戸内海に浮かぶ島、祝島と周防大島を訪問
2日目は瀬戸内海の島めぐりに出かけました。まずは山口県の南部にある柳井港から定期船で1時間、瀬戸内海の西端に位置する祝島を訪れます。周囲12kmの小さな島にたった一つしかない集落の人口は、わずか280人ほど。到着後さっそく、地元ガイドさんと一緒に村のそぞろ歩きに出かけました。古来から航行安全を守る神霊の静まり給う島として崇められてきた祝島は、万葉集にも登場する歴史ある島です。集落には石と土を積み重ね、漆喰で固めた祝島独特の「練塀」が続いています。江戸時代後期に築かれた練塀は、台風や海風から集落を守り、防火の役割もしているそうです。散策後は、地元ガイドさんが提供してくれた地元産のびわ茶やびわを頂きながら小休憩。のんびりとした島時間を満喫しました。
昼食後は、瀬戸内のハワイと呼ばれる周防大島へ。美しい瀬戸内の海と島中に植えられたパームツリーの景色が、どことなく南国の雰囲気を漂わせます。かつて明治時代には国の移民政策で周防大島から大勢の島民がハワイへ移住をしたそうです。その後、帰国した移民たちがハワイの文化や習慣を島へ持ち帰り、今ではハワイ州カウアイ島と姉妹島となっています。昭和18年に周防大島沖で爆沈した戦艦陸奥に関する史料を展示した「陸奥記念館」や天気が良い日には大分県の国東半島も見渡せる「夕日の丘展望台」にも足を運びました。
山口県の見どころをつぶさに巡りました
岩国では日本を代表する木造橋・錦帯橋へ。創建された1673年から建て替えを繰り返し、現在の橋は4代目です。繊細な組木の技法によって建設された五連アーチは渡ってみるだけでなく、下から見上げるのも醍醐味です。また、もう一つの国の史跡名勝に選ばれている常栄寺の雪舟庭にも立ち寄りました。約500年前に大内政弘が画僧・雪舟に築庭させたものという庭園は、中国大陸の三山五嶽になぞらえた石組みが広がり、中国の風景から構想を得たことがよく分かりました。最終日には、2015年にアメリカCNNが選ぶ「日本の最も美しいスポット31選」にも選ばれた元乃隅神社や絶景ドライブルートで知られる角島など、山口を代表する見どころを訪ねました。
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