日本遺産紀行 万葉集に詠まれた潮待ちの港の佇まい

日本遺産 瀬戸内時間 鞆の浦【3日間】

  • 集合場所:福山駅
  • 出発日: 11月12日(火) 、 12月2日(月)
  • 旅行代金:¥148,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
江戸時代の町並みをほぼそのまま残す鞆の浦に2連泊。
Point 2
定期船を使って、仙酔島など風光明媚な島を訪ねます。
Point 3
全室オーシャンビューの温泉露天風呂付きのお宿を選びました。

ツアープランナーより

潮待ちの港、遠音近音 鞆の浦
江戸時代の絵地図に描かれた町が今もそのまま残る、瀬戸内の小さな港町、広島・鞆の浦。瀬戸内の多島美に囲まれ、常夜灯や雁木(潮の干満にかかわらず船着けできる石段)など、江戸期の港湾施設がまとまって現存する国内唯一の港町で、日本遺産に登録されています。 古い町並みにほど近い、瀬戸内の海と島を一望する、全室オーシャンビューの温泉露天風呂付きの宿「汀邸 遠音近音(みぎわてい をちこち)」に2連泊し、風情ある鞆の浦の町でゆったりと過ごします。お食事も好評の宿で、名物の鯛釜飯は、お米を炊くだし汁にもこだわった逸品です。鞆の浦での「瀬戸内時間」をお楽しみください。

 日本遺産認定は文化庁が平成27年から始めたもので、初年度に18カ所が認定されました。
従来の文化庁の認定事業は、文化財保護法として国宝・重要文化財などの有形文化財、無形文化財、民俗文化財、文化的景観、伝統的建造物群(重伝建)などに分けて日本の宝を保護することにありました。いわば、点として、そのものの保存を目的としていましたが、日本遺産認定に関しては点としてではなく、一つの面として、各地の歴史的価値や魅力をストーリーとして着目していることに特長があり、現在は104のストーリーが認定されています。文化財を単体としてではなく、そのエリアとして再評価することによって注目を促し、地域の活性化につなげて、日本の歴史的な価値ある文化を再発見してもらうという趣旨ですが、この日本遺産の認定を文化庁が行っていくことで、改めて日本各地に息づいている日本固有の価値を再認識する大いなるきっかけになっています。

 日本遺産を旅することは、日本各地で、今もそこに住む人々の誇りと共に継承されてきた歴史と文化を楽しみながら、地域の魅力を再発見、再認識するものです。

 文化庁は、単に日本各地の価値ある文化的遺産を紹介することにとどまらず、その物語を語れる人々の育成プログラムにも取り組んでいます。その地の日本遺産の番人ともいうべき語り部の存在は必要不可欠なものであり、大人だけでなく、子どもたちにも広げ、未来の語り部を育もうとしています。

 「日本遺産紀行」シリーズでは、各地の自治体や観光協会などのご協力をいただき、うわべだけのものでなく、しっかりと、日本遺産たる価値を楽しんでいただける内容に仕立てています。

 世界遺産は「卓越した人類共通の価値」を重視して登録されますが、日本遺産は「文化の多様性を大切に、その文化財が擁するストーリー」が重要視されています。ぜひ日本各地の歴史、文化をお楽しみください。

見どころのご紹介

300年前の町並みを残す、貴重な町

旅をしていて、とりわけ歩いて楽しいのは、昔日に繁栄をみた町です。今でこそ静けさが漂っていても、町並みが立派で、さぞ活気に溢れ賑わっていただろうと想像の羽を広げることができるからです。瀬戸内海のほぼ中央に位置する鞆の浦は、まさしくそれにあたります。江戸時代、日本の物流の拠点であった瀬戸内で、鞆の浦は「潮待ちの港」として有数の港でした。今も江戸時代の絵地図が適用できる町並みが残っています。江戸時代から戦前までの伝統的建造物が約300棟残っており、そのうち、江戸・明治時代の建物は約200棟で、これだけ数多く残っている地域は全国的に見ても珍しいものです。

黄昏時も美しい鞆の浦(イメージ)
鞆の浦を地元のガイドと巡ります
「日本一の景観」と称された対潮楼の眺め ©福山観光コンベンション協会
鞆の浦、港の風景(イメージ)
港のシンボル「常夜灯」を、ちょうど点灯する時間、夕暮れにタイムラプスで撮影してみました

瀬戸内時間に浸る宿

過去のツアーで評判が高かったのが、鞆の浦の宿でした。瀬戸内海の海と島を一望する宿「汀邸 遠音近音」は、シーボルトや十返舎一九、井伏鱒二が定宿としていた江戸創業の「宿屋籠藤」を前身とし、木造本瓦葺、べんがら塗りの正面玄関など往時の宿屋の趣たっぷりで、風情ある鞆の町並みに溶け込んでいます。さらに客室は、全室オーシャンビューの温泉露天風呂付きです。お食事も好評の宿で、料理長は東京・銀座の「ひろしまブランドショップTAU」に併設する創作和食店の総料理長も務める菅貴史(すがたかふみ)さん。瀬戸内海の旬の魚介や、広島県内産の野菜をふんだんに使い、目でも楽しめる器や盛り付けとともに、ここでしか味わえない繊細な料理をご堪能ください。

全室海に面した「汀亭 遠音近音」
玄関棟は往時の宿屋の趣たっぷり
汀邸 遠音近音のロビーから望む瀬戸内海 (添乗員撮影)
汀邸 遠音近音の部屋から望む瀬戸内海(添乗員撮影)
汀邸 遠音近音の部屋(添乗員撮影)
仙酔島を望む開放的なデッキテラス「海の桟敷」
遠音近音創業以来の逸品・鯛釜飯(イメージ)
料理長・菅貴史さん

島で味わう、
瀬戸内のんびり時間

鞆の浦を基点に周辺の小さな島も訪ねます。島がいいのは本土とは異なる時の流れを感じられること。特に瀬戸内海は島を巡ってこそ、その旅情を味わえます。ツアーでは、鞆港の沖合に浮かぶ、夕日の美しさで知られる仙酔島を訪ねます。穏やかな海と緑の島々が織り成す風景美をお楽しみください。

夕暮れの仙酔島(イメージ) ©広島県
夕暮れが迫る瀬戸内海(添乗員撮影)
鞆の浦の町並みは宿からもすぐ近くです ©広島県

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
福山駅14:45発 鞆の浦15:15着

■午後、福山駅に集合。
■着後、宿泊する遠音近音の送迎バスにてホテルへ。

【2連泊】(鞆の浦:「汀邸 遠音近音」泊)

2日目
鞆の浦

■終日、地元のガイドとともに、鞆の浦の観光。●福禅寺対潮楼●鞆の浦歴史民俗資料館旧市街散策など。
■夕刻、暮れなずむ時間に合わせ、定期船にて○仙酔島を訪問

(鞆の浦:「汀邸 遠音近音」泊)

3日目
鞆の浦11:15発 福山駅11:53着

■午前、鞆港と、●太田家住宅圓福寺の散策へご案内します。
■遠音近音の送迎バスにて福山駅へ。
■着後、解散。

■博多駅からの発着時間のご案内(ご参考)

往路:博多駅13:06発福山駅14:34着
復路:福山駅12:27発博多駅13:59着

名古屋駅からの発着時間のご案内(ご参考)

往路:名古屋駅12:10発福山駅14:03着
復路:福山駅12:16発名古屋駅14:19着

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月12日(火)発

旅行代金:¥148,000

スタンダードツイン(39.0㎡ウッドデッキ・温泉露天風呂付)

12月2日(月)発

旅行代金:¥148,000

スタンダードツイン(39.0㎡ウッドデッキ・温泉露天風呂付)

※1名室利用追加代金:¥70,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

※ワイドビューツイン(53.6㎡ 温泉露天風呂・ウッドデッキ付)は追加代金1室(2泊)¥20,000にて承ります。

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