地方の美食学+旅

【新千歳発】東北ガストロノミー 庄内・出羽屋の旅【4日間】

  • 集合場所:新千歳空港※山形空港合流/山形空港離団可能
  • 出発日: 6月25日(火)
  • 旅行代金:¥268,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
「山菜料理」発祥の宿 出羽屋で旬の山菜料理をいただきます。
Point 2
ローカルガストロノミーの雄・奥田シェフのアル・ケッチァーノへ。
Point 3
坂茂氏設計でも話題のスイデンテラスに連泊滞在します。

ツアープランナーより

ゴールデンウィークを過ぎると、東北各地は春から初夏の華やぐ季節を迎えます。そんな春から初夏の味覚として外せないのが「山菜」です。今でこそ山菜料理は全国で楽しまれていますが、60年前、当時人に出すものではないと考えられていた「山のもの」を提供し、「山菜料理」という地位にまで押し上げたのが月山山麓の宿、出羽屋の当主佐藤邦治さんです。以降、出羽屋は山菜料理の名店として全国に知られるようになりました。月山の水をたっぷり含んでみずみずしく育まれた山菜を使った料理の数々は、実際にお店に足を運んでこそ味わえる美味です。旅の後半は庄内へ。日本で唯一「ユネスコ食文化創造都市」に認定された鶴岡と、北前船で賑わった港町酒田を中心に広がる庄内地方。そこには日本海の海の幸と、国内屈指の穀倉地帯のひとつ庄内平野の穀物や農産物が育んできた豊かな食文化が花開き、北の「食の都」と呼ばれています。これらの食文化は今日も人々の中に息づき、近年まで交通が不便だったこともあり、残された歴史の町並みや史跡群とともに魅力溢れる訪問地となっています。ツアーでは、庄内平野の象徴である田園地帯に立つ話題のホテル、スイデンテラスに連泊。酒田、鶴岡の文化を訪ね、ローカルガストロノミーの先導者・奥田シェフの「アル・ケッチァーノ」でのディナーをお楽しみいただきます。

見どころのご紹介

「山菜料理」発祥の店 出羽屋

霊峰月山の麓、出羽三山を訪れる行者の宿として始まった出羽屋。転機は今から60年ほど前、2代目当主の佐藤邦治さんが、全国を行脚し様々な料理にふれた結果、当時は人様に出すものではないと言われた山の料理こそ一番美味しいのでは?と気づき、出羽屋で山の料理を出すようになったそうです。すると、徐々にその美味しさが全国に伝わり、「月山参詣は出羽屋の山菜料理」と呼ばれるまでに。山菜料理の発祥のお宿として全国に知られるようになりました。現在宿を切り盛りするのは四代目の佐藤治樹さん。「山と生きる 山に生きる」を合言葉に、四季折々の「山の恵み」を人々に届けています。季節ごとに山菜はありますが、ご案内する初夏はまさに山菜の旬のシーズン。素朴な山の素材を美しい料理に昇華させる出羽屋の真髄をお楽しみください。

出羽屋の四代目 佐藤さんご夫妻
月山山麓の新鮮な野菜を素材に(イメージ)
山菜を使った繊細な料理の数々(イメージ)
山菜料理(イメージ)

ローカルガストロノミーの雄・奥田シェフのアル・ケッチァーノ

日本各地に広がりつつあるローカルガストロノミー。その先導者こそ、奥田政行シェフです。鶴岡の郊外に建つ奥田シェフの一軒家レストラン「アル・ケッチァーノ」は、鶴岡の食の魅力を全国に、そして世界に発信し、美食の町として名を高めてきました。2022年7月に同市内で移転リニューアルオープン。新たな店舗で、奥田シェフの創造性溢れるイタリアンの世界をお楽しみいただきます。

日本でローカルガストロノミーを語る時、先駆者として国内外で多くの表彰も受ける奥田シェフ
地元産の新鮮な食材を、素材の魅力を生かしたイタリアンに(イメージ)
「アル・ケッチァーノ」の料理(イメージ)

独創的な建築と温かなもてなし スイデンテラス

建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した坂茂氏が手がけたスイデンホテルに連泊します。木の温もり溢れる客室や、開放的な露天風呂、庄内産の素材にこだわったお食事も、大変好評です。

田園風景と一体化するかのように佇むスイデンテラス(イメージ)
有機栽培した野菜をふんだんに使った朝食が大好評です。(イメージ)

北前船が運んだ富と華やかな京文化 酒田

「西の堺、東の酒田」と呼ばれ、賑わった酒田。北前船が運んできたのは豊かな富と京文化でした。「山王くらぶ」など、賑やかな料亭文化は今も残されています。豪商として名高い本間家旧本邸、山居倉庫など、往時の繁栄を偲ばせる見どころも訪ねます。

庄内の米蔵として使われた「山居倉庫」
山王くらぶでは、11月上旬まで見事な吊るし雛の展示が見られます
酒田の料亭文化を伝える山王くらぶの外観
江戸時代の庄内藩の藩校、致道館

ユネスコ食文化創造都市、鶴岡

鶴岡庄内藩の中枢だった鶴ヶ岡城の城下町として発展してきた鶴岡。町の中心には庄内藩が残した致道館が残り、その周辺には江戸、明治時代の和洋建築物が混在する風景が楽しめます。近年は食の都として注目を集め、ユネスコ食文化創造都市に認定されました。鶴岡駅前には「つるおか食文化市場」があります。

鶴岡で是非とも訪れたい「畳の教会」鶴岡カトリック教会

城下町鶴岡を訪れたら、是非訪れたいのが「鶴岡カトリック教会」です。1903年(明治36年)に建てられた明治ロマネスク様式建築の傑作と言われ、国の重要文化財に指定されています。
フランス人のパピノ神父の設計で、日本人の大工、相馬富太郎が棟梁となって建築したと言われます。世界でも貴重な、日本で唯一の「黒いマリア像」が安置され、日本独特な「畳の教会」となっています。また窓絵はステンドグラスの代わりに透明な紙に描いた聖画を2枚のガラスで挟んだもので、日本でもここしか見られないものとなっています。

その美しさでも知られる鶴岡カトリック教会
鶴岡教会は日本のキリスト教文化を今に伝える「畳の教会」のひとつ
日本ではここでしか見られないガラスに挟んだ聖画
世界でも貴重な、日本唯一の「黒いマリア像」

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
新千歳空港11:25発 山形空港12:45着 山形16:00着

■国内線にて山形空港へ。

■国宝の埴輪「縄文の女神」を有する●山形県立博物館、明治時代の疑洋風建築・●旧済生館本館山形市郷土館○文翔(山形県郷土館)にご案内します。

(山形泊)

2日目
山形08:30発 寒河江 鶴岡17:00着

■午前、山形より寒河江へ。●慈恩寺●慈恩寺テラスにご案内します。

■昼食は、「出羽屋」にて旬の山菜料理をお召し上がりください。

■午後、●最上川舟下りを楽しみます。(注)

■夕刻、鶴岡へ。

■ご宿泊は水田に浮かぶように建つ坂茂氏建築の「スイデンテラス」です。

【2連泊】(鶴岡:庄内ホテルスイデンテラス泊)

3日目
鶴岡09:00発 鶴岡(アル・ケッチァーノ)

■午前、鶴岡の観光 ●庄内藩校致道館●鶴岡カトリック教会へ。

■午後、世界一のクラゲ展示で有名な●加茂水族館へ。

■夕食は、ローカルガストロノミーの先駆けとして全国的に知られる奥田シェフのレストラン「アル・ケッチァーノ」にてお召し上がりください。

(鶴岡:庄内ホテルスイデンテラス泊)

4日目
鶴岡08:30発 酒田 山形空港13:15発 新千歳空港14:30着

■午前、バスにて酒田へ。山居倉庫●本間家旧本邸●山王くらぶにご案内します。

■午後、国内線にて新千歳空港へ。

ご自宅までお荷物を託送します。

(注)大雨や天候等により運航が中止となった場合は、遊覧代金¥2,500を返金いたします。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月25日(火)発

旅行代金:¥268,000

1名室利用追加代金:¥20,000にて承ります。

現地合流離団:山形空港合流(出発)/山形空港離団(帰着) 旅行代金から¥40,000引き

 

 

 

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