〈10月29日発　添乗員・東京支店　須谷 和哉〉

紅葉色づく北東北の旅へ出かけました。今回は、青森県・弘前に4連泊。青森を中心に北東北の秋を感じた旅の様子を皆様へお届けします。

気持ちのいい秋晴れのなか十和田・奥入瀬を散策

清々しい秋晴れの中、遊覧と散策を楽しみました。青森県と秋田県にまたがる十和田湖。十和田湖をぐるっと一周する遊覧船に乗船しました。ほぼ無風の中、赤や黄色に色づく木々をゆったりとご覧いただきました。色のコントラストが素晴らしく、水面に映る様につい見とれてしまうほどでした。

次に訪れたのは、夏の新緑だけでなく紅葉の名所としても知られる奥入瀬渓流。マイカー規制が解除されたこともあり、多くの観光客が訪れておりました。「白糸の滝」からスタートし、「姉妹の滝」や「九段の滝」、そして「銚子大滝」までの1.5kmを散策しました。マイナスイオンたっぷりの奥入瀬渓流で心身がリフレッシュされました。また、ゴールの銚子大滝は大迫力で、非常に盛り上がりました。

絶景鉄道「五能線」に乗って白神山地へ！

東北随一ともいわれる絶景鉄道「五能線」。青森・川部から秋田・東能代を結ぶ全長147kmの列車は日本海のそばを走ります。五所川原駅からは地元の演奏者が乗車し、津軽三味線の演奏も。運よく我々が乗車している号車での演奏でしたので、特等席でご覧いただくことができました。また、往復ともに千畳敷駅での停車の際には、海岸近くまで足を運んで日本海の絶景をご覧いただきました。

いよいよ、白神山地の散策へ。10月末とは思えない陽気のなか、紅葉色づく白神山地を歩きました。白神山地には橅・カツラ・カエデなど数百種類の植物が自生し、活き活きとしておりました。シーンとした厳かな空気のなか、大自然に身を置き約2時間の散策を楽しみました。

ライトアップされ幻想的な弘前城植物園へ　

ツアー終盤ではライトアップされた紅葉を楽しみました。期間限定で開催された「弘前城菊と紅葉まつり」へ。赤や黄色へ色づき始めた紅葉のライトアップをご覧いただきました。弘前城植物園では、プロジェクションマッピングなども行われ、幻想的な雰囲気でした。

また、弘前はねぷた祭りでも知られています。ねぷた館では、実際に使用されたねぷたが展示されていました。館内では、お囃子の解説や実演もあり、より身近に感じることができました。

　春の桜。夏の新緑。そして秋の紅葉と季節を問わず楽しめる北東北。今回は紅葉にスポットをあてご案内しましたが、季節を変えてぜひ訪れてほしい地域です。