【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年04月09日

【帰着レポート】伊丹発 三春の滝桜と水郡線・福島 花の旅

<2024年4月2日(火)~2024年4月5日(金) 添乗員:大阪支店 八百屋健太>

<2024年4月2日(火)~2024年4月5日(金) 添乗員:大阪支店 八百屋 健太>

まだ肌寒さが残る4月初旬、みちのくの入口福島県の一本桜を訪ねました。日本で三番目に広い面積を持つ福島県、浜通り、中通り、会津地方さらに北部エリアと、桜の開花にひと月ほども開きがあるためツアーの出発日を決めるのも難しいのですが、年々開花が早まるなか今年は4月2日に伊丹空港を出発しました。

伊達政宗の右腕、片倉小十郎景綱の城「白石城」

仙台空港から福島県に向かう行程、白石川堤一目千本桜の開花はまだ先のようでしたが、白石では宮城県下で最も早く咲く「常林寺」の桜が見頃を迎えていました。また木造で復元された片倉小十郎の城「白石城」も見学しました。

宮城県で最も早く咲く「常林寺」の桜
幕末に奥羽越列藩同盟が結ばれたのが「白石城」です

郡山と水戸を結ぶ「水郡線」のローカル鉄道の旅

鉄道ファンに人気の「水郡線」、郡山駅を出発し福島県と茨城県の境の矢祭山駅まで、2時間弱の鉄道旅です。沿線の桜はまだ咲いていませんでしたが、畑や田んぼが続く田舎の風景を見ながらのんびり旅を楽しみました。

始発駅の郡山を9時17分に出発
矢祭山は水郡線の福島県最後の駅

樹齢600年の大きな一本桜はまさに見頃

矢祭山駅で列車を降り、バスに乗り換え「戸津辺の桜」へ。樹齢約600年、樹高18m、胸高周囲6.5mのエドヒガンサクラはちょうど見頃を迎えていました。今回の旅で最初に見た一本桜の大きさと美しさに驚きと感動!

遠目からでもその大きさが分かります
まさに見頃を迎えた「戸津辺の桜」

福島県内で唯一の国宝建造物「白水阿弥陀堂」

奥州藤原氏の初代当主、藤原清衡の娘・徳姫が建立した平安時代末期の阿弥陀堂で、福島県唯一の国宝建造物です。昨年の台風13号に伴う豪雨災害により本堂が床上浸水するも、無事に復旧し美しい姿を取り戻しています。

太鼓橋を渡った先に阿弥陀堂が建ちます
お堂には五体の仏像が安置されています

いわきでは「小川諏訪神社の枝垂桜」も鑑賞しました

樹齢650年と推定される枝垂桜。階段を登った先には本殿の「赤」と桜の「薄ピンク」の美しいコントラストが、この時期にしか見ることができない幻想的な一場面、地元の写真愛好家も熱心にシャッターを切っていました。

階段を上るとその先に美しい景色が広がっていました。
小雨が降っていましたが濡れた花びらもまた美しい

戊辰戦争の激戦地「二本松城」も訪ねました

丹羽氏十万石の二本松藩、戊辰戦争では奥羽越列藩同盟に加わり新政府軍を迎え撃ち、徹底抗戦しました。わずか12歳から17歳までの少年たちまでもが戦い、そして斃れて行ったのです。

12歳から17歳の少年たちが幕府軍として戦いました
丹羽氏10万700石の立派なお城、石垣が残ります

福島の桃源郷「花見山公園」を散策

私たちが訪れたこの時期は地面には菜の花の絨毯、木々にはサクラにサンシュユ、レンギョウ、ボケ、モクレン、ハナモモなど色とりどりの花が咲き誇り、「桃源郷」と呼ぶにふさわしい美しい風景が広がっていました。

菜の花の黄色と桜や花桃のピンクが混じり合います
花の案内人と一緒に山を歩きました
木々の間から鶯など小鳥の鳴き声も
眼下に広がる花・花・花の風景
花のトンネルをくぐって進みます
ここからの眺めは特に美しく皆さん写真を撮っていました

三春の滝桜「いまだ開花せず‼」

今回のコースでは桜をはじめいろいろな花を見て「みちのくの春」を体感したのですが、一つ心残りなのが、メインともいえる「三春の滝桜」がまだ咲いていなかったこと。自然のことなのでこればかりはどうしようもないのですが無念さが残ります。しかしながら、ご参加いただいたお客様から「また来年、三春の滝桜を見に来るよ!」と温かいお言葉をいただき、少し肩の荷が下りました。

今年はタイミングがずれて残念!
多くのお客さんが訪れていました

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