【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年05月26日
【帰着レポート】五島列島巡礼と小値賀諸島の文化的景観 4日間
<2023年5月10日発~5月13日着 添乗員:大阪支店 八百屋 健太>
祈りの島 ‛五島列島´ を訪ねて
連続テレビ小説「舞いあがれ!」の舞台になり一躍脚光を浴びた五島列島に、ゴールデンウィーク明けの5月10日から3泊4日の行程で行ってきました。東シナ海に浮かぶ大小140余りの島々からなる五島列島。大きく分けると福江島、久賀島、奈留島が「下五島」、若松島と中通島が「上五島」とよばれ、北端には小値賀島と宇久島があります。短い日数でこれらの島々を全て回るのは個人旅行だと難しいですが、今回はグループ旅行ならでは、船をチャーターして『キリシタン巡礼』にテーマを絞り島々を回ってきました。
福江島の教会群と島の歴史と自然景観を満喫
長崎空港から航空機で福江島の「五島つばき空港」へ。地元ガイドの坂口さんの案内で島の北部の教会群、レンガ造りの「堂崎天主堂」、白い尖塔が映える「水ノ浦教会」、「貝津教会」を訪れました。
また、福江島西部の高浜海岸は、遠浅でエメラルドグリーンの美しい砂浜が印象的でした。福江の中心部には日本で最後に造られたお城「福江城(石田城)」があります。3方を海に囲まれた海城で今でも堀の水位は潮の満ち引きで変化しています。
久賀(ひさか)島、奈留(なる)島、野崎島へはチャーター船で訪問
定期船だと時間に縛られる島巡りも、今回のコースではチャーター船を利用するためとても効率的に訪れることができます。ガイドさんも個性的、キリスト教徒の方もおられ、ご家族やご自身の経験を含めて語ってくれました。
教会堂建築の第一人者「鉄川與助」の故郷、上五島の中通島
鉄川與助は明治12年(1879)長崎県南松浦郡魚目村(現在の新上五島町)で富江藩の御用大工を務めた家系に生まれました。22歳の頃に北魚目村の曽根教会の建設に関わり、そこでフランス人宣教師のペルー神父より教会建築を学んだことを契機に教会堂建築と深く関わるようになりました。以降、五島を始め、佐賀、福岡、熊本、宮崎など九州内を中心に多くの教会関係の建物を建設しました。
今回のコースでは教会群を中心に巡りましたが、国境の島「五島列島」には遣唐使、元寇など大陸との栂なりを物語るたくさんの見どころがあります。食べるものも美味しい五島ですので、いろいろなテーマで再訪してみてはいかがでしょうか。
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