【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年12月26日

ふたご座流星群に合わせた クリスマスイルミネーションも楽しむ五島の旅

<2023年12月13日(水)~12月15日(金)3日間 九州支店 光武千穂>

極大を迎える「ふたご座流星群」に合わせ、長崎県西端にある五島列島を訪れました。今回は、列島最大の島・福江島を中心に世界遺産の久賀島・奈留島も訪れる3日間のコンパクトな日程でした。

海を臨む新しいホテル「カラリト五島」に2連泊

旅の拠点は、2022年に香珠子海岸近くにオープンした「カラリト五島」です。ホテルの目の前には、時間帯によって様変わりする海と潮の満ち引きによって変化する砂浜の景色が広がります。館内にはテレビは置いていないため、さざ波や鳥のさえずりといった自然の音に耳を傾けることができました。ゆっくりとした時間が流れ、心癒される滞在でした。自由時間にはホテル内で開催されるナチュラルソープ作りやフォトフレーム作りといった体験プログラムに参加され、皆様思い思いの時間をお過ごしいただきました。

建物に入ると開放的な大きな窓が特徴のロビー
客室からも海が間近に見えます
ホテル内ではフォトフレーム作りやナチュラルソープ作り体験など様々なプログラムにご参加いただけます
最終日はスタッフの皆さんが外までお見送りに来てくれました

朝食と夕食は約8メートルの高さを誇る天井と大きな窓が特徴の開放的なレストランにて。どこまでも広がる海の景色をご覧いただきながら、厳選された地元食材を使った和洋折衷のコースをいただきました。この日の夕食は郷土料理「きびなのいり焼き」や「五島牛の炭焼き」など“五島の風土”を味わう内容でした。お刺身は、お醤油にお好みで五島産の青唐辛子と一緒に。わさびとはひと味違う辛味でいただく珍しい体験でした。地元の人は青唐辛子と一緒に食べることも多いそうです。また、シェフはメキシコに造詣が深く、メインの肉料理にはサルサソースが添えてあったり、五島の食材とシェフの色が融合したユニークな一皿も印象的でした。

ディナータイムのレストラン
メインディッシュは五島牛の炭焼きにサルサソースを添えて

鬼岳で満天の星空と流星を観測

日も沈み、夕食の後は星空観測へ。標高315メートルの鬼岳の中腹にある鬼岳天文台は、街灯りから離れ、遮るものがなにもないため星空を見るには最高の環境です。スタッフの方が温かいお茶やリクライニングチェア、ベンチコート、双眼鏡、懐中電灯など必要なものは全て用意してくれているので、準備万端で観測に挑むことができます。天気を心配していましたが、当日は満天の星空をご覧いただくことができました。星空ガイドの解説を聞き、時折流れる流れ星に歓声を上げながら、寒さを忘れてあっという間のひと時でした。

この日は天文台の望遠鏡で木星もご覧いただけました

歴史に自然に、多彩な魅力がある五島列島を満喫

福江島の魅力と言えば、海や山といった豊かな自然です。その一方で“五島の歴史”もテーマとして欠かせません。福江島には、弥生時代から遣唐使が行き交う飛鳥・奈良・平安時代、そしてキリスト教が禁教された戦国・江戸時代と長きにわたって歴史があります。

日本一美しい砂浜ともいわれる高浜海浜浴場
堂崎教会に向かう途中にある写真スポットリンゴ岩
島の最西端にある大瀬崎灯台が見える展望台
福江の武家屋敷通り

今回の旅では福江島にある13教会のうち、堂崎教会・福江教会・貝津教会、そして日本のルルドといわれる玉之浦教会の4つの教会を訪ねました。福江教会を除くいずれの教会も、隠れるような場所にひっそりと佇み、潜伏キリシタンの歴史を容易に想像させます。明くる日には海上タクシーを貸切り、福江港から久賀島・奈留島へ。陸路ではアクセスしづらい陸の孤島・旧五輪教会や江上天主堂など世界遺産に構成される2つの教会も訪ねました。3日間の短い旅でしたが五島列島の自然や歴史に触れ、多彩な魅力を再認識できた旅でした。

福江島にある堂崎教会
ライトアップされた福江教会
陸の孤島といわれる旧五輪教会(久賀島)
海上タクシーをチャーターして久賀島・奈留島へ

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