【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年08月07日

【帰国レポート】日本航空直行便利用 憧れの宮殿ホテル「レイクパレス」に2連泊 ムガールの絢爛とマハラジャの栄華

<7月30日発 添乗員 東京支店・相澤 満弘>

<7月30日発 添乗員 東京支店・相澤 満弘>

夏のインドの旅へ行って来ました。日本列島各地で猛暑に見舞われている2024年の夏、意外かもしれませんが、「インドの方がかなり過ごしやすい」、というのが帰国しての印象です。

今回旅した北部インド(デリー、アグラ、ジャイプール、ウダイプール)は、5月が夏の盛りで8月ともなると気温が落ち着いてきてきます。1泊したデリーは東京と変わらない暑さでしたが、他の都市は朝晩に「涼」をしっかりと感じられるほどでした。

通常、なかなか予約の取りづらい宮殿ホテル「レイクパレス」にたっぷり2連泊で滞在していただけたのも、夏ならでは。4つの都市を巡り、インド白眉の世界遺産と、美しい白亜の宮殿での贅沢なひとときを存分に楽しんでいただきました。

タージ・マハル。庭園の水路にも映り込んで、とても美しかったです!

宿泊こそが旅のハイライト 「湖の町」ウダイプールの宮殿ホテル レイクパレス

今回の旅は、インドを初めて訪れる方にもお勧めの、デリー、アグラ、ジャイプールの北インドのゴールデントライアングルを訪ねる旅でしたが、旅の終わりに「湖の町」、「ホワイト・シティ」とも呼ばれる、ウダイプールに連泊しました。宿泊は、インドのみならず世界的に有名な宮殿ホテル「タージ・レイクパレス」です。

この地にウダイプールの町を造り上げたのは中世、現在のラジャスタン地方で権力を誇ったメーワール王国の王(マハラジャ)マハラナ・ウダイ・スィン2世。ムガール帝国の侵略により100キロ離れたチットールガルを離れ、1568年に山間の水源が豊かなこの地に都市と2つの人造湖を造りました。

それからおよそ180年後が過ぎた1746年、時の王マハラジャ・ジャガット・スィン2世が広大なピチョーラ湖の真ん中に、夏の離宮として建てたものがジャグ・ニワース、現在の「タージ・レイクパレス」です。1971年よりインド名門のタージ ホテルズ リゾーツ&パレスが運営する宮殿ホテルですが、このホテルの滞在こそが旅のハイライト。

今回の旅では贅沢に2泊して、観光のみならずホテルでゆっくりスパやティータイムで寛ぐひととき、ヨガやプールなどの他、ピチョーラ湖の遊覧や、ホテルの中庭で披露されるラジャスタンの民族舞踊を見学して、ゆっくりと優雅にお過ごしいただきました。

世界的にも有名な宮殿ホテル「タージ・レイクパレス」(シティ・パレスからの眺め)
エントランスでは傘を持ったドアマンが出迎えてくれます
豪華な装飾が施されたロビーエリア
ホテル中庭にある「リリー・ポンド」
湖と宮殿を観ながらのブレックファースト

また、ホテルからすぐ近くにあるマハラジャの博物館シティ・パレスを見学しましたが、贅を尽くした建築の美しさや、豪華なマハラジャのコレクションには見惚れてしまいます。

ホテルやシティ・パレスのあるエリアは、現在もマハラジャが暮らしている宮殿地区で、インドの喧騒を感じられない落ち着いた雰囲気。最高気温が25前度後で、朝晩には風が涼やかに秋の気配を感じられるほどでしたので、観光客のいないこうした朝晩にも、安心して町の散策ができました。

ウダイプールのマハラジャが建設した宮殿シティ・パレス・今は博物館として公開されています
シティ・パレス内で最も美しいといわれるモール・チョーク(クジャクの中庭)
カンチー・キ・ブルジュ(鏡の塔)
シティ・パレスは、夜のライトアップも美しい

何度訪れても感動もの! タージ・マハルは時間をかけてたっぷり観光しました

今回の旅では、デリーで2件、アグラで3件、ジャイプールで3件、計8件の世界遺産を見学しましたが、インドで最も有名な世界遺産建築は、タージ・マハルでしょう。

これは17世紀半ば、ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーン帝が、自らの妃ムムターズ・マハルのために22年の歳月、2万人の職人、そしてインドや世界各国から大理石、宝石、貴石を集めて天文学的な費用を投じて造り上げた、妃のための霊廟です。後年、シャー・ジャハーン帝自らもここに眠ることとなりますが、まるで豪華な宮殿のようで、とても一人の人物のための霊廟とは思えません。

私もツアーで何度も訪れていますが、ぱっと目に入る瞬間は、その美しさにいつも感動。近づいて見ると、象嵌細工の技法や、大理石の飾り窓や花模様の装飾など、すべてが左右対称に造られていて、なんとも表現しづらいのですが、今ではとても再現できないという建築技法の高さ、細部にまでこだわった装飾の美しさに驚きます。

タージ・マハルは自由時間を含めてゆっくりとご覧いただきました
いよいよタージ・マハルの中へ。宝石、奇石、大理石の装飾が見事です

アグラも2泊での滞在ですので、タージ・マハルは入場観光だけでなく、様々な場所からの景観をご案内しました。朝に時間にはタージ・マハルの後ろを流れるヤムナー川対岸から眺め、世界遺産のアグラ城から、宿泊したホテルのルーフトップや今年運行が開通したアグラ・メトロの車窓からも眺めることができて、たっぷりと楽しんでいただきました。

ヤムナー川対岸から眺める朝のタージ・マハル
ホテルのルーフトップから。メトロも走っています
アグラ城から。シャー・ジャハーン帝も晩年はここから毎日眺めていたと言います

<ほかにも、今回撮影した写真で、旅の見どころをご紹介します>

デリーのフマユーン廟。100年後に建造されたタージ・マハルのモデルになったとされます
アグラのイティマド・ウッダウラー廟。タージ・マハルと同じく象嵌細工が見られます
アグラ・メトロが2024年3月より運行開始。自由時間に乗車体験をしました
ジャイプール郊外の階段井戸 アバネリ村のチャーンド・バオリ
ジャイプール旧市街にそびえる風の宮殿
ジャイプール近郊のアンベール城
ジャイプールでも宮殿ホテル「ジャイ・マハル・パレス」に宿泊
ホテルロビー
中庭では毎晩、ラジャスタンの民族舞踊が披露されます

2024年インドの冬の旅は計8コース。

今回は夏の旅でしたが、一般的な観光シーズンは11月~3月頃です。国土面積は日本の9倍以上、広大な国だけに見どころは尽きません。ぜひ、ワールド航空サービスのこだわりの旅で、インドへお出かけください。

【東京会場】9月30日(月)旅の集いを開催します。インド古典舞踊「カタック」の踊り手MIYABI(サトウ雅子)さん、アカデミー一座の華麗な舞をご覧いただけます。

私、相澤からもインド8コースの魅力をご紹介します。奮ってご参加ください。

【東西南北 インド8コース】

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