インド亜大陸最南端コモリン岬も訪ねる

チェンナイからバンガロールへ 南インド大周遊の旅【13日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 1月14日(火) 、 2月18日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000~ビジネスクラス利用¥798,000

ツアーコード: IN089T

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旅のポイント

Point 1
カーンチプラムや世界遺産のマハーバリプラム、ミナークシー寺院など圧巻のドラビダ建築を各地で訪ねます。
Point 2
コモリン岬の朝日、夕日、アレッピーのバックウォータークルーズ、コチンのヨーロッパ建築など多彩なケララの南インド旅情を楽しみます。
Point 3
世界遺産「インド山岳鉄道群」ニルギリ鉄道乗車まで含めた南インド周遊の決定版です。

ツアープランナーより

16世紀に興ったインド最大のイスラム帝国ムガール朝。しかしながら、デカン高原より南はその影響をほとんど受けることがなく、むしろドラビダと呼ばれる古代インドの伝統的な文化が守り続けられ、北インドとはまったく別の国のようです。ドラビダ文化の代表的な建築である、精緻な彫刻がびっしりと施されたマドゥライのミナークシー寺院、ベンガル湾に佇む世界遺産マハーバリプラムなどへご案内します。また、圧巻の建築群とは対照的なのどかな水の情景も南インドならではです。ケララ州南部の海岸線は無数の入り江がデルタをつくる水郷地帯となっており、南国的な風情をボートで巡るバックウォータークルーズにご案内します。聖なる地コモリン岬の朝日夕日、大航海時代の記憶を宿すコチンでも1泊。 さらに「南インドのマンチェスター」と呼ばれるコインバトールを拠点に、世界遺産にも登録されるインド山岳鉄道「ニルギリ山岳鉄道」の乗車体験、そして14世紀末から20世紀半ばまで繁栄したマイソールの豪華な宮殿など南インドの歴史も辿ります。 南インドの二大都市チェンナイからバンガロールを陸路でつなぎ、奥深い南インドへご案内します。

南インドの至宝 圧巻の極彩色のドラビダ建築群と
亜大陸最南端のコモリン岬へ。

ここに注目。旅のポイント

伝統の息づく町、タミル・ドラビタ文化の故郷マドゥライ

マドゥライはタミル文化、ドラビダ文化の故郷といわれ、古い文化が今も息づいています。特に必見と言えるのが南インド最大のスケールを誇るミナークシー寺院。高さ60メートル、数千の彫刻が施されたゴープラムが4門、千本の柱で支えられたマンダパム(堂)、9つの塔、浄めの池などヒンドゥー教の大本山の堂々とした姿は見るものを圧倒します。南インドらしい彩り豊かな神々の彫刻がゴープラムに並び、その数は数千体にも上ります。“南インドで最も南インドらしい”寺院がここ、ミナークシーです。

圧倒されるミナークシー寺院の内部

ヒンドゥー七大聖地のひとつカーンチプラム

インド亜大陸の東海岸に位置するタミルナードゥ州の州都チェンナイ。その西南に位置するカーンチプラム。8世紀に栄えたパッラワ朝の元、その後も寺院として数多くの名刹を残した「寺町」です。その数は200を越えるといわれ、ヒンドゥー教の七大聖都のひとつに数えられますが、実はこの町以外の七大聖地は全て北インドにあります。北インドの聖地は中世以降、様々な隣国との交流を通して、イスラム教の影響を多分に受けましたが、この町は伝統的なヒンドゥー教の面影を色濃く残した寺院が多く残っており、存在感を放っています。中でも必見はエーカンバラナータル寺院。高さ60メートルの壮大なゴープラム(塔門)や見事な彫刻の列柱が並んでいます。

見事な彫刻の列柱
壮大なゴープラム(塔門)

世界遺産マハーバリプラムの石造建築群

8世紀初頭、港湾都市として東西の海洋交易で繁栄したこの町は、インド中世建築発祥の地として知られます。ここに建てられた「海岸寺院」はその名の通り、海の近くに建てられた寺院です。石を積み上げて造られた素朴な姿は1200年もの歴史を感じさせます。歴史を持つ寺院やレリーフをじっくりとご覧ください。後のヒンドゥー教寺院の派手な建築とは一線を画す、南インド独特の「ドラビダ文化」の原型を感じていただけることでしょう。

「ドラヴィダ文化」の原型 、世界遺産マハーバリプラムの海岸寺院

のんびり水郷地帯を巡るバックウォータークルーズ

世界遺産のヒンドゥー建築群だけではなく、南国らしい緑豊かな自然の美しさも南インドの魅力のひとつです。「ヤシの国」を意味するケララ州は、無数の川と入江が広がり、ヤシの美しい緑に彩られた地域。水郷地帯のアレッピーでは、この地域に発達した水路を、ケララの伝統的なスタイルの船で遊覧するバックウォータークルーズをお楽しみいただきます。鬱蒼と茂るヤシの木や南国の植物が彩る水辺の風景、この地に生きる人々の暮らしを垣間見ることができるでしょう。

南インドらしいのどかな風景が広がるバックウォータークルーズ(イメージ)

聖地コモリン岬で朝日、夕日を堪能

南インド最大の見どころのひとつ、アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海が出会うインド亜大陸最南端の地、コモリン岬。最も神秘的な光景に出会える朝日、夕日の時間に合わせて訪れます。昔からヒンドゥー教の聖地と崇められ、太陽に向かい海で沐浴する人々と朝日の情景をご覧いただきます。敬虔なヒンドゥー教徒たちの祈りを捧げる光景は特に印象的です。岬から徒歩圏内のホテルを確保しておりますので、ゆっくりと朝に夕に散策もお楽しみいただけます。

(注)天候によりご覧いただけない場合がございます。

神秘的なコモリン岬の日の出(イメージ)

ツアーの見どころ

ヴァスコ・ダ・ガマゆかりの町コチン

紀元前から古代ローマやアラビアなどとの交易で栄えた港町がコチンです。16世紀初頭、ヴァスコ・ダ・ガマがポルトガル商館を開設して以来、独立までヨーロッパ人が支配した町で、ダッチ・パレスやシナゴーグ、サンタクルス大聖堂などなどヨーロッパ建築が今も残ります。フォート地区にある聖フランシス教会には、ヴァスコ・ダ・ガマの墓碑が残り、コチンの歴史を感じさせます。

コチンには宿泊しますので、伝統舞踊、インド四大舞踊のひとつである「カタカリ」もご覧いただきます。

ヨーロッパ建築が見られるコチンのサンタクルス大聖堂
古典舞踊カタカリも鑑賞(イメージ)

インドの山岳鉄道 ニルギリ鉄道

イギリス植民地時代に敷設がはじまり、世界を代表する鉄道大国のインド。ニルギリ山岳鉄道はインドに計3つある世界遺産「インドの山岳鉄道群」のひとつ。約46キロの道のりで標高100メートルから2200メートルまで登ります。今回は、標高2200メートルのウーティーから標高約1700メートルのクーヌールまで山岳景色の美しい約20キロの区間を鉄道旅で楽しみます。ヒンドゥー建築、南国風景だけでない、南インドを体験ください。

風光明媚な山間を走るニルギリ山岳鉄道(イメージ)

20世紀まで栄えた王国の首都・マイソール

IT都市として知られるバンガロールを州都に持つカルナータカ。同州でバンガロールに次いで大きな都市がマイソールです。ここは14世紀末からインドが英国から独立を果たす1947年まで、ほとんどの治世はヒンドゥー教徒によるマイソール王国によりまかなわれました。

デカン高原の南端、マイソールの町の中央に位置するマイソール宮殿はその大きさ、豪華さにおいてインド一と言われるほど。インド・サラセンの折衷様式の外観も豪華ですが、内部も一部博物館として公開されておりますので、王国のコレクションをご覧いただけます。

マイソール藩王国マハラジャの暮らした宮殿。内部は博物館として公開されています

旅の最後はバンガロールへ

南インドにおいてチェンナイと双璧をなす大都市、バンガロール。インド国内第4の都市で、インドのIT産業の中心として注目を浴びましたが、「庭園都市」と呼ばれ、標高900メートルの高原に位置するため、どこかほかのインドと違った印象を持ちます。

南インドを周遊し、チェンナイからバンガロールをつなぎ、旅の最後にはマイソール王国の支配者であったティプー・スルタンの宮殿や世界中から集められた花々が見られるラール・バーグ植物園を訪ねます。

ティプー・スルタン宮殿
ラール・バーグ庭園(イメージ)

ツアー日程

13日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:05発 クアラルンプール17:00着/ 21:40発 チェンナイ23:05着

■午前、成田空港より、マレーシア航空にてクアラルンプールへ。

■航空機を乗り換え、チェンナイへ。

■着後、ホテルにチェックイン。

【2連泊】(チェンナイ泊)

2日目
チェンナイ (カーンチプラム)

■午前、チェンナイよりヒンドゥー教七大聖地のひとつカーンチプラムへ。着後、○カイラーサナータ寺院、○エカンバラナータ寺院を見学。

■午後、チェンナイに戻ります。その後、ごゆっくりお過ごしください。

(チェンナイ泊)

3日目
チェンナイ08:00発 マハーバリプラム10:30着/ 14:30発 ポンディシェリー16:30着

■午前、マハーバリプラムへ。

■着後、世界遺産マハーバリプラムの建築群へご案内します。○海岸寺院、○ファイブ・ラタ寺院、アルジュナ苦行のレリーフや、クリシュナのバターボールを見学します。

■午後、バスにて旧フランス領のポンディシェリーへ。着後、コロニアルな町並みを散策

(ポンディシェリー泊)

4日目
ポンディシェリー08:30発 タンジョール13:00着/ 15:00発 マドゥライ18:00着

■午前、バスにてタンジョールへ。

■着後、チョーラ朝寺院群の建築・世界遺産●ブリハディーシュワラ寺院を見学。

■午後、バスにて、ドラビダ文化の故郷マドゥライへ向かいます。

【2連泊】(マドゥライ泊)

5日目
マドゥライ

■午前、マドゥライの市内観光へ。ドラビダ様式の圧巻のヒンドゥー教寺院●ミナークシー寺院、●ティルマライ・ナーヤカ宮殿を見学。

■午後、自由行動です。

■夜、ご希望の方は、ミナークシー寺院のクロージング・セレモニー(実費)にご案内します。

(マドゥライ泊)

6日目
マドゥライ09:00発 カニヤクマリ 13:00着 (コモリン岬)

■午前、バスにてインド亜大陸最南端のカニヤクマリへ。

■着後、ランチと色鮮やかな漁村を散策。

■午後、ホテルで休憩。

■夕刻は、アラビア海に沈む夕日を観賞(注)。

(カニヤクマリ泊)

7日目
カニヤクマリ08:00発 コッラム13:00着 アレッピー16:00着

■朝、ベンガル湾から昇る朝日を観賞(注)。

■朝食後、水郷地帯のアレッピーを目指します。

■途中、コッラムにてランチ。

■夕刻、アレッピーに到着。着後、ハウスボートでのバックウォーター・クルーズをお楽しみください。

(アレッピー泊)

8日目
アッレー09:00発 コチン11:00着

■午前、コチンへ。

■着後、市内観光。マッタンチェリー地区の●ダッチ・パレス、○シナゴーグ、フォート地区の○聖フランシス教会やチャイニーズ・フィッシングネットなどを見学。

■夜、南インド古典舞踊・カタカリ・ダンスを鑑賞します。

(コチン泊)

9日目
コチン09:00発 トリチュール13:00着/ 16:00発 コインバトール18:30着

■午前、コインバトールへ。

■途中、トリチュールに立ち寄り、ランチと市内観光。○バダックンナータン寺院、サクタン・タンプラン宮殿を訪ねます。

■その後、専用バスにてコインバトールへ。

■夜、コインバトールに到着。

【2連泊】(コインバトール泊)

10日目
コインバトール (ニルギリ山岳鉄道)

■午前、ウーティへ。

■着後、ウーティー~クヌール間の世界遺産インド山岳鉄道群・ニルギリ鉄道の乗車体験にご案内します(1時間)。

■夕刻、コインバトールに戻ります。

(コインバトール泊)

11日目
コインバトール08:00発 マイソール13:00着

■午前、マイソールへ。

■着後、絢爛豪華な●マイソール宮殿、 ○シュリーランガパトナを見学。

(マイソール泊)

12日目
マイソール10:00発 バンガロール13:00着

■午前、ホテルをゆっくりめに出発し、バンガロールへ。

■着後、●ティプー・スルタン宮殿、○ラール・バーグ庭園などを見学。

■夕食後、空港へ。

(機中泊)

13日目
バンガロール00:20発 クアラルンプール07:10着/ 09:40発 成田空港17:30着

■深夜、マレーシア航空にてクアラルンプールへ。

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港到着。

(注)天候によってはご覧になれない場合がございます。

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出発日・旅行代金

このツアーは13日間のコースです。

出発日 旅行代金
1月14日(火)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金 ¥798,000

ビジネスクラス利用

2月18日(火)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金 ¥798,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥110,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:旅行代金に含まれております。

■ビジネスクラス利用区間:国際線全区間適用【成田〜クアラルンプール〜チェンナイ、バンガロール〜クアラルンプール〜成田間】

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金

大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせ下さい。

 

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