深く知れば知るほど、旅は楽しい

語り部と旅する 特別公開も楽しむ 秋の奈良・わかりやすい仏像巡り【4日間】

  • 集合場所:京都駅※近鉄奈良駅合流/近鉄奈良駅離団可能
  • 出発日: 11月27日(水) 、 12月11日(水)
  • 旅行代金:¥198,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
和空法隆寺の選任ガイド、中江太志氏が4日間同行し、わかりやすく説明します。
Point 2
奈良を代表する美仏をたずねる、今までにないコースにご注目ください。
Point 3
「獅子から降りた文殊菩薩」、「地獄絵特別公開」など、秋の特別公開も楽しみです。

ツアープランナーより

「深く知れば知るほど旅は楽しい」をコンセプトにご紹介している「語り部と旅する」シリーズ。今回は、今春「語り部と旅する 聖徳太子の足跡・やわらか歴史散歩」に同行いただき、大変好評を得ました「門前宿 和空法隆寺」の専属ガイド、中江太志氏同行の旅が、再び秋に実現することになりました。秋のテーマは、「奈良の美仏(びほとけ)・その見方と楽しみ方」です。奈良を代表する美しい仏像(美仏)を訪ね、その見方と魅力をわかりやすく解説いただきます。  日本はもちろんのこと、アジアの仏教国を旅すると必ず出会う仏像。その見方、楽しみ方を知っていると、旅は一層楽しくなります。 前回同様、奈良の風景や食事、そして秋の特別公開などを楽しみながらの、ゆるやかな仏像巡りにと思っております。  中江氏の解説の素晴らしさは、決して堅苦しくなく、ユーモアたっぷり、歴史から建築、美術、仏教、エピソードなど広範囲にわたり、聞く人を飽きさせない、面白い解説であること。お勧めの食事処や、地元の話題なども含め、楽しく、柔らかな「語り部の旅」になること間違いなしです。

国内旅行の醍醐味・旅の楽しさが広がる解説

 深く知れば知るほど、旅の楽しみは増します。「国内旅行の楽しさは、地元のガイドさんの話を聞きながら、その土地の魅力を楽しめること」というお客様が増えています。国内旅行は個人でも行くことができますが、地元のガイドさんから、ガイドブックにはない話を聞けるのが、国内ツアーの大きな楽しみです。コロナ禍で海外旅行が実施できなかった期間に、国内旅行が大きく増え、各地でお客様を感動させれくれる多くの「名ガイド・語り部」に出会いました。
 この「名ガイド・語り部」の皆様にお願いし、国内ツアーの醍醐味を楽しんでいただく新しい旅を発表させていただくことになりました。その土地の歴史や文化の説明だけでなく、レストランやカフェなど、地元のおすすめなども紹介いただきながら、改めて日本の素晴らしさを実感いただけることでしょう。
 日本の旅を何倍にも有意義に楽しんでいただければ幸いです。
(ご注意)語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

語り部のご紹介

案内人(語り部):中江太志(なかえ たいし)氏

プロフィール
1987年、奈良県天理市に生まれる。15歳より法隆寺地域の観光ガイド活動を始め、これまで案内したお客様は延べ数千人。仏像、建築、仏教思想など様々な分野を織り交ぜる独特な案内方法を持ち、今後の寺巡りが変わるような広い視点での解説を得意とする。長年の経験で培った知識や話術を生かし、現在は門前宿・和空法隆寺のスタッフ、語り部ガイドとして「お寺に行きたくなる」をコンセプトとした唯一無二の体験を提供。

資料を利用しわかりやすく楽しい説明が好評です(イメージ)
人気の語り部ガイド 中江太志氏

斑鳩の地、法隆寺の門前に位置する門前宿「和空 法隆寺」のスタッフで、専属の語り部として活躍している中江太志氏。弊社の奈良の旅や、「和空 法隆寺」に宿泊する旅でも、毎回大好評の語り部です。宿専属のスタッフ、語り部ですので、本来は法隆寺とその周辺のみの案内ですが、このたびは法隆寺周辺から飛び出し、なんと4日間同行いただけることとなりました。テーマは中江氏からの提案もあり、「奈良の美仏(びほとけ)・その見方と楽しみ方」としました。日本だけでなく世界の仏教国で必ず出会う仏像。その見方や魅力を、わかりやすく楽しく解説いただけます。

見どころのご紹介

奈良の美仏の宝庫、興福寺宝物館から旅を始めます。

「仏像めぐり」というと、何となく固い内容であったり、特に興味がなければ面白くないのではと思うかもしれません。しかし、しっかりとした説明を聞きながらその仏像に出会うと、その時代背景や、建立した人の願い、そして芸術性がどんどん膨らみ、その美しさに興味を持っていただけるでしょう。このたびは、法隆寺の名語り部、中江氏のわかりやすく面白い説明を聞きながら、秋景色の奈良の旅を始めます。まずは「阿修羅像」や「千手観音菩薩立像」など国宝仏像の宝庫、興福寺国宝館を訪問。奈良を代表する国宝の数々をご覧ください。

興福寺の宝物館は、奈良の美仏の宝庫
興福寺・国宝館の八部衆立像「阿修羅像」

ならまち散策と新薬師寺の「薬師如来と十二神将像」

翌日は、ホテルMIROKU奈良の周辺、ならまちの中にある世界遺産の元興寺や、十輪院などに立ち寄りながら新薬師寺へ。聖武天皇の病気平癒を祈願し光明皇后が創建した古刹であり、御本尊の「薬師如来」とそれを取り巻くように配された「十二神将像」は、いずれも国宝に指定されています。

修復を終え5年ぶりに揃った「九体阿弥陀仏」と、「運慶初期の傑作」を訪ねて

奈良と宇治の間に位置する南山城(みなみやましろ)地区。つい通り過ぎてしまう地域ですが、ここにぜひともご覧いただきたい仏像があります。それは浄瑠璃寺に安置される「九体阿弥陀仏」。2018年から1体ずつ修復に入り、昨年すべての修復が終わりました。2018年以来、いつ訪れても1~2体は空席になっておりましたが、ついに9体すべてが建立された当時の輝きを取り戻して揃いました。
また、奈良市の東、旧柳生街道沿い随一の名刹、円成寺では、運慶最初の傑作とされる国宝「大日如来坐像」もご覧いただきます。

奈良町に位置する、世界遺産・元興寺
高畑地区にある古刹 新薬師寺

修復を終え5年ぶりに揃った「九体阿弥陀仏」と、「運慶初期の傑作」を訪ねて

奈良と宇治の間に位置する南山城(みなみやましろ)地区。つい通り過ぎてしまう地域ですが、ここに是非ご覧いただきたい仏像があります。それは浄瑠璃寺に安置される「九体阿弥陀仏」。2018年から1体ずつ修復に入り、昨年ついにすべての修復が終わりました。2018年以来、いつ訪れても1~2体は空席になっておりましたが、遂に9体すべてが建立された当時の輝きを取り戻して揃いました。

また、奈良市の東、旧柳生街道沿い随一の名刹、円城寺では、運慶最初の傑作とされる国宝「大日如来坐像」もご覧いただきます。

南山城にある古刹・浄瑠璃寺
浄瑠璃寺 本堂には国宝の九体阿弥陀如来像が鎮座します

「獅子から降りた文殊菩薩」とフェノロサが愛した「十一面観音立像」

この秋、奈良の話題の一つが「獅子を降りた文殊菩薩」です。安倍文殊院の御本尊の国宝・文殊菩薩は、通常獅子に乗られて安置されておりますが、このたび耐震工事のために移動され、しばらくの間獅子を降りた姿をご覧いただけることとなりました。これにより、かなり近い距離からの拝観が可能となり、大仏師快慶の傑作を間近で見ることができます。
また、すぐ近くの聖林寺には、フェノロサが愛し、ミロのヴィーナスと比較されるこちらも国宝の「十一面観音立像」があり、奈良の2つの美仏を訪ねることができます。

獅子に乗る文殊菩薩像。7月に獅子から降りる予定です ©奈良県ビジターズビューロー
安倍文殊院、金閣浮御堂も見学いたします。
十一面観音立像を擁する聖林寺
フェノロサを魅了した国宝・十一面観音立像 Ⓒ聖林寺

長岳寺の秘宝「秋の大地獄絵特別公開」へ

山の辺の路に近い静かな名刹、長岳寺で、毎年春と秋に特別公開されるのが、「大地獄絵」です。9幅の軸で構成される地獄図は全体で1枚の絵となり、図柄の精密さ、描写の素晴らしさ、内容の豊かさで、他に類を見ない素晴らしさと称賛されています。ちょうど、秋の特別公開期間ですので、仏像巡りの途中に立ち寄って見学します。

長岳寺の秘宝・大地獄絵図屏風 ©長岳寺
山の辺の路に位置する古刹、長岳寺(イメージ)
運慶、快慶の慶派に影響を与えたという阿弥陀三尊像

世界遺産、国宝を眼前に。快適な門前宿「和空 法隆寺」

1400年以上の歴史を誇る世界遺産「法隆寺」。この法隆寺に隣接して造られたのが、快適な門前宿「和空 法隆寺」です。宿坊をイメージした落ち着いた宿で、法隆寺への観光客が帰ってしまう夕刻から翌朝にかけて、まさに静かな斑鳩の雰囲気に浸ることができます。料理の鉄人神田川俊郎氏が手掛けた料亭「神田川」が監修した「門前懐石」や、宿泊者だけの「歴史トークセッション」も魅力的。そして、翌朝は観光客の少ない時間に散策と、思い出に残る一泊になることでしょう。今回は通常の「歴史トークショー」に加え、翌日には「ツアーの皆様だけの貸切トーク」も実施いただきます。

快適な門前宿「和空 法隆寺」
「和空 法隆寺」の楽しみの一つ、歴史や文化を学べるトークショー

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅11:00集合 京都駅11:30発 近鉄奈良駅12:04着 (興福寺) 奈良

■午前、京都駅に集合。

■京都駅より近鉄特急にて近鉄奈良駅へ。

■着後、タクシーに分乗し、宿泊のホテル、MIROKU奈良へ。

語り部・中江太志氏と合流し、4日間にわたる語り部の旅の始まりです。】

まずは、ホテルからほど近い○猿沢池、●興福寺※へ。

奈良を代表する国宝の宝庫、●興福寺国宝館を見学いたします

■見学後、奈良町を散策しながら、ホテルに戻ります。

(奈良泊)

2日目
奈良08:30発 (元興寺、十輪院) (新薬師寺) (浄瑠璃寺、円城寺) 斑鳩16:30着

■午前、ホテルのある奈良町から、新薬師寺までの散策を楽しみます。

■まずは、ホテルからも近い世界遺産●元興寺を見学。

■その後、珍しい石仏龕を祀る●十輪院を見学。

■その後、奈良の文化人が集まって済んだと言われる高畑地区を歩き、国宝の「薬師如来坐像」、「十二神将像」で知られる●新薬師寺へ。

■昼食後は、バスにて奈良と宇治の間に位置する南山城地区へ。

「九体阿弥陀仏」を安置する●浄瑠璃寺へ。奈良に戻り柳生街道随一の名刹、運慶初期の傑作で国宝「大日如来坐像」がご覧いただける●円成寺を見学します。

■見学後、法隆寺門前にある宿「和空 法隆寺」にチェックイン。

■夕刻、ホテルにて「歴史トークショー」を楽しみます。

(斑鳩泊)

3日目
斑鳩 (安部文殊院、聖林寺) (長岳寺)

■午前、●安倍文殊院にて、今だけの特別公開「獅子から降りた文殊菩薩」(国宝)を鑑賞します。

■その後、フェノロサも愛した国宝「十一面観音立像」がある●聖林寺へ。

■昼食後は、山の辺の路にある●長岳寺にて、秋に開催される「地獄絵特別公開」を鑑賞します。

■夕刻、ホテルにて、ツアーのお客様だけの特別トークショーをお楽しみいただきます。

(斑鳩泊)

4日目
(法隆寺) 斑鳩12:00発 近鉄奈良駅12:40着 近鉄奈良駅13:00発 京都駅13:35着

■午前、中江氏のホームグラウンド、●法隆寺を拝観します。
旅のテーマに合わせて「仏像を中心とした特別案内」にてご案内します。

■拝観後、和空法隆寺よりバスにて近鉄奈良駅へ。

■近鉄奈良駅より、近鉄特急にて京都駅へ。着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

※語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

※興福寺境内の五重塔は修復工事中のため、ご覧いただけません。予めご了承ください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月27日(水)発

旅行代金:¥198,000

1名室利用追加代金:¥30,000

MIROKU奈良:スタンダードルーム(25㎡)利用

1名利用はスタンダード・ダブルルームとなります。(17㎡)


旅行代金:¥203,000

1名室利用追加代金:¥35,000

MIROKU奈良:スーペリアルーム(34㎡)利用


旅行代金:¥218,000

MIROKU奈良:ジュニアスイート(56㎡)利用
2名様利用のみとなります。

12月11日(水)発

旅行代金:¥198,000

1名室利用追加代金:¥30,000

MIROKU奈良:スタンダードルーム(25㎡)利用

1名利用はスタンダード・ダブルルームとなります。(17㎡)


旅行代金:¥203,000

1名室利用追加代金:¥35,000

MIROKU奈良:スーペリアルーム(34㎡)利用


旅行代金:¥218,000

MIROKU奈良:ジュニアスイート(56㎡)利用
2名様利用のみとなります。

■1名室利用追加代金:¥30,000~¥35,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

 

現地合流・離団:近鉄奈良駅合流(出発)/近鉄奈良駅離団(帰着) 旅行代金から¥2,000引きとなります。

 

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