ここにご注目。旅のポイント
- Point 1
- 高野山を深く知る木下浩良先生に、3日間にわたりご案内いただきます。
- Point 2
- 真言密教独特の呼吸法・瞑想法「阿字観」を体験。
- Point 3
- 宿泊は高野山周辺では数少ない、ベッドのある温泉宿を選びました。
ツアープランナーより
国内旅行の醍醐味・旅の楽しさが広がる解説
深く知れば知るほど、旅の楽しみは増します。「国内旅行の楽しさは、地元のガイドさんの話を聞きながら、その土地の魅力を楽しめること」というお客様が増えています。国内旅行は個人でも行くことができますが、地元のガイドさんから、ガイドブックにはない話を聞けるのが、国内ツアーの大きな楽しみです。コロナ禍で海外旅行が実施できなかった期間に、国内旅行が大きく増え、各地でお客様を感動させれくれる多くの「名ガイド・語り部」に出会いました。
この「名ガイド・語り部」の皆様にお願いし、国内ツアーの醍醐味を楽しんでいただく新しい旅を発表させていただくことになりました。その土地の歴史や文化の説明だけでなく、レストランやカフェなど、地元のおすすめなども紹介いただきながら、改めて日本の素晴らしさを実感いただけることでしょう。
日本の旅を何倍にも有意義に楽しんでいただければ幸いです。
(ご注意)案内人、語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。
語り部のご紹介
案内人(語り部):木下浩良 氏
プロフィール
清浄心院・高野山文化歴史研究所 所長。元高野山大学総合学術機構 課長。NHK番組ブラタモリで高野山の案内役を務め、高野山の歴史にまつわる著書を多数出版。近著に『未来をひらく!空海さんの教え』(エフジー武蔵)
見どころのご紹介
高野山麓歴史物語
豊臣秀吉による高野攻め
高野山の行く末が、木食応其に託される
天正13年(1585)3月、秀吉の紀州攻めにより根来寺が滅ぼされ、軍勢は次の標的の高野山へと向かいます。翌4月、高野攻めの折、高野山を代表する使節として秀吉陣に赴き侵攻を留めるよう訴えたのが木食応其(もくじきおうご)でした。高野山は「神聖な高野山の伝統を守りたい」と主張する僧と、「武力で攻めてくるなら徹底抗戦あるのみ」と主張する僧に意見が分かれていましたが、木食応其は高野山の意向をまとめ、秀吉と交渉し、高野攻めは回避されました。木食応其が草庵を造ったのが、応其寺です。
織田信長の嫡孫 三法師「織田秀信」 清須会議後の知られざる運命
本能寺の変で祖父の信長、父である信忠を亡くし、織田家の継嗣を決める清須会議で羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)に推挙され、激動の戦国時代に登場した三法師(のちの織田秀信)。関ヶ原の戦いにおいて石田三成の西軍に加担し、降伏。その後高野山へと向かいます。数奇な運命に導かれた織田秀信の足跡をたどります。
戦国武将が愛した高野山
奥之院と戦国武将
高野山は空海の御廟を中心とする聖域で、古くから奥之院と呼ばれます。承和2年(835)に没した空海は、今もなお高野山で「入定(永遠の瞑想に入る修行)」していると信じられています。聖域入口の「一の橋」から奥之院へと続く参道は、約1800本もの古木に覆われ、20万基を超える墓石群とともに厳粛で神秘的な時間が流れています。大名家の墓は110家にもおよび、その数は全国大名の約40%を占めています。織田信長、豊臣一族、明智光秀ら多くの戦国武将の墓も。皇族、貴族、大名、一般庶民と、生前の所業や敵味方は、死後は一切関係なし。すべての人を等しく受け入れる高野山の懐の深さを感じます。
蓮華定院と真田幸村
蓮華定院は、鎌倉時代初期(建久年間1190-1199)に創建された、高野山真言宗を宗旨とする寺院です。関ヶ原の戦いの後、真田昌幸と真田幸村(信繁)が仮住まいしていた真田家ゆかりの寺です。大坂夏の陣で真田幸村が戦死したあとは、幸村の兄、信之が真田家の家督を継ぎ、蓮華定院は真田家の高野山における菩提寺として、「真田坊」と呼ばれるようになり、真田家の家紋である〝六文銭〟と〝雁金(かりがね)〟を寺紋とすることが許されていました。
阿字観(あじかん)体験
瞑想は仏教にとって、とても大切な修行です。阿字観は、真言密教独特の呼吸法・瞑想法。瞑想の前段階の「数息観」「阿息観」を体験します。「数息観」は呼吸を観じ、「阿息観」は呼吸の出入に大日如来の「阿」を観じる瞑想法です。
宿泊はベッドのある温泉宿を選びました
高野山での宿泊というと、「宿坊」が有名です。高野山ならではの宿泊体験ではありますが、隣のお部屋とは襖仕切りであったり、トイレ・浴室が共同、そのほとんどが和室であるなど、どうしても宿坊での宿泊を体験するというものになっていました。このたびの企画では、1泊目は高野山麓の「かつらぎ温泉 八風の湯」の和洋室。2、3泊目は高野山から30分ほどに位置する「はなぞの温泉 花圃の里」のベッドのお部屋を確保。どちらの宿も温泉宿でありながら、ベッドを持つ、高野山周辺では数少ない宿です。
ツアー日程
4日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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羽田空港12:00発 関西空港13:25着 橋本 かつらぎ温泉17:00着
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■羽田空港より航空機にて関西空港へ。 ■関西空港より、橋本へ。 ■【語り部と旅する】語り部・木下浩良先生による、高野山麓を舞台とした「高野山麓歴史物語」。●応其寺、●織田秀信の墓、●慈尊院を見学。 ■かつらぎ温泉に宿泊。 (かつらぎ温泉泊) |
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2日目
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かつらぎ温泉08:45発 高野山 はなぞの温泉16:00着
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■【語り部と旅する】語り部・木下浩良先生の解説で、1700年以上前の創建と伝えられ、空海を導き神嶺高野山を授けた神を祀る、○丹生都比売神社を見学。 ■午後、高野山へ。○大門、●金剛峯寺、●壇上伽藍をご案内いただきます。 ■宿泊は、はなぞの温泉。 【2連泊】(はなぞの温泉泊) |
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3日目
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はなぞの温泉09:00発 高野山 はなぞの温泉16:00着
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■【語り部と旅する】語り部・木下浩良先生による、高野山内を巡る「戦国武将が愛した高野山」。●奥之院、●蓮華定院を巡ります。 (はなぞの温泉泊) |
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4日目
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はなぞの温泉09:00発 関西空港15:55発 羽田空港17:15着
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■午前、真言密教独特の呼吸法・瞑想法「阿字観」を体験します。 ■その後、関西空港へ。 ■関西空港より、羽田空港へ。 ご自宅までお荷物を託送します。 |
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※案内人、語り部、講師は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。
出発日・旅行代金
このツアーは4日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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11月26日(火)発 |
旅行代金:¥238,000 |
■1名室利用追加代金:¥15,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。
■現地合流プラン:関西空港合流(出発)/関西空港離団(帰着) 旅行代金から ¥23,000引き
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:JP1780
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