伊丹〜屋久島直行便利用 世界自然遺産の島・屋久島で過ごす

【伊丹発】自然館の館長と歩いて学ぶ 屋久島の旅【4日間】

  • 集合場所:伊丹空港
  • 出発日: 10月30日(水)
  • 旅行代金:¥268,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
樹齢千年の巨木たちに会える、神秘の屋久杉の森を訪れます。
Point 2
世界遺産の構成要素「西部林道」を通って島を一周します。
Point 3
自然館の館長にご同行いただき、屋久島の自然を学びます。

ツアープランナーより

大隅諸島に属する屋久島は、南のトカラ列島、奄美群島、沖縄、先島諸島と続く琉球弧の北東端です。北緯30度に位置し、平均気温は20℃ほど、人里にはハイビスカスやブーゲンビリア、ガジュマルといった熱帯の植物が見られます。また、島には平地がほとんどなく、海岸から一気に2000m近い山岳がそそり立ちます。周囲130㎞ほどしかないこの島に、琉球諸島から北海道にかけて見られる植物が垂直に分布する、たぐいまれな島なのです。このたびは、屋久島で生まれ育ち、現在は屋久杉自然館の館長をされている松本薫氏とともに、屋久島の森を歩き、その特性を実体験してください。自然に目が行く屋久島ですが、大和文化圏と琉球文化圏の境に位置する島の文化に触れるのも面白いと思います。伊丹空港からは直行便が就航していますので、2時間足らずで一気に屋久島へ。この機会に屋久島の自然と文化に直接触れに行ってみましょう。

見どころのご紹介

樹齢千年の巨木たちに会える、神秘の屋久杉の森

屋久島で見たいもののひとつが「屋久杉」。標高500mあたりから山頂にかけて自生する樹齢1000年以上の杉のことです。標高1000mの場所にあるヤクスギランドでは悠久の時間のなかで繰り返される森の循環を見ることができます。整備された木道と遊歩道を約1時間(約1.2㎞)、屋久杉自然館の松本館長と一緒に歩きます。千年以上もの時をゆっくりと生きてきた屋久杉の神秘を実感してみてください。

森に入ると屋久杉や苔、植物の生命の力を感じます © K.P.V.B

川を遡り、水辺の原生林の中を歩く白谷雲水峡

白谷雲水峡は白谷川の上流に開かれた自然休養林です。轟々と流れる水の音を聞きながら川沿いに造られた遊歩道を歩き始めます。途中、巨大な岩を上り、二股に別れた杉の根本をくぐりながら1時間半(約2㎞)ほど歩きます。標高600mから1000mに位置する白谷の森は、照葉樹林から屋久杉の森へ移行する地帯にあり、変化に富んだ森の姿を見ることができます。

轟々と音を立てて流れる白谷川 © K.P.V.B
苔むす大杉なども見られます ©K.P.V.B
白谷雲水峡の散策は、二代大杉まで行き、折り返すコースです ©Soramido-Yakushima

「水の島」と呼ばれる屋久島には滝と川が無数にあります

「月に35日雨の降るところ」、林芙美子さんは小説『浮雲』でこのように記し、屋久島の雨の多さを表しました。
屋久島は、マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まった花崗岩が隆起してできた島で、降り注いだ雨は硬い岩盤の上をすべるように一気に流れていきます。巨大な一枚岩から豪快に流れ落ちる「千尋の滝」、落差が88mもある、島内最大の「大川の滝」など、屋久島の滝は荒々しく原始的です。

大川の滝は、水しぶきが飛んでくる場所まで近づけます © K.P.V.B

世界遺産の構成要素「西部林道」を通って島を一周

島の西側を走る海岸沿いの道路「西部林道」、そのうち15㎞は世界自然遺産地域に含まれ、海岸から山頂まで人の手が加わっていない森林が続いています。道路沿いはほとんどが照葉樹林で「緑のトンネル」と呼ばれているところもあります。

15㎞にわたり人家のない西部林道を走ります © K.P.V.B
ヤクスギランドの吊り橋

自然に囲まれた「屋久島いわさきホテル」で3連泊

屋久島の自然を満喫したあとは、ホテルに戻り温泉でゆっくりお寛ぎください。広大なホテルの敷地内には椰子やリンゴ椿の樹林や、ポンカンやタンカンなど柑橘類の果樹園もあり、散策も楽しめます。

屋久島いわさきホテル全景
ホテルではゆったりお過ごしください。
天然温泉の大浴場で疲れを癒してください。

自然館の館長にご同行いただき、屋久島の自然を学びます

この度は、屋久島で生まれ育ち、島のことは何でも知っている屋久杉自然館の松本薫館長に2日間ご同行いただきます。屋久杉の森や、渓谷沿いの散策道を歩きながらの自然学習はとても貴重な経験となるでしょう。島を愛する地元の専門家からお話を聞けるまたとないチャンスです。

【松本薫館長プロフィール】
1959年 鹿児島県屋久島生まれ
1982年 高知大学農学部卒
1989年 屋久島町役場入庁、商工観光課長、政策推進課長を経て退職。
2022年 屋久島町屋久杉自然館 館長
現在は、屋久杉自然館館長のほか、住んでいる集落「春牧区」の区長と、屋久島を代表する柑橘「たんかん」の生産農家。大谷君の上をいく三刀流。

※館長が体調不良等、やむを得ない事由により同行できない場合は、別のガイドが同行します。

屋久杉自然館の館長、松本薫氏

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
伊丹空港11:20発 屋久島空港13:10着 屋久島

■伊丹空港より、航空機にて屋久島へ。

■着後、〇千尋の滝、〇トローキの滝をご覧いただき ホテルへ。

■ホテルにて夕食。

【3連泊】(屋久島いわさきホテル泊)

2日目
屋久島08:30発

●屋久杉自然館の見学。その後、館長と一緒にバスで樹齢三千年と推定される〇紀元杉へ。●ヤクスギランドでは「いにしえの森コース」(約1.2㎞)を歩きます。(注1)

■昼食は屋久島の名物料理をお召し上がりください。

■午後は●屋久島世界遺産センターを見学しホテルへ。

(屋久島いわさきホテル泊)

3日目
屋久島08:00発

■午前、島を時計回りにぐるっと一周。〇中間ガジュマル、〇大川の滝に立ち寄り、手つかずの自然が残る〇西部林道をバスで走ります。(注2)ラムサール条約にも登録された〇永田いなか浜もご覧いただきます。

■昼食後、●白谷雲水峡へ。二代大杉までの往復コース(約2㎞)を歩きます。

■夕食はホテルにて。

 (屋久島いわさきホテル泊)

4日目
屋久島 屋久島空港14:40発 伊丹空港16:10着

■ホテルを出発し、屋久杉工芸の武田館へ。

工場を見学し、加工行程や屋久杉の土埋木をご覧いただきます。

■昼食後、空港へ。

■屋久島空港より、航空機にて伊丹空港へ。

■威嚇伊丹空港に到着。解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

(注1)館長が体調不良等、やむを得ない事由により同行できない場合は、別のガイドが同行します。

(注2)天候などにより道路が通行止めになる場合もあり、その場合は途中で折り返し、別のルートを通ります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
10月30日(水)発

旅行代金:¥268,000

※1名室利用追加代金:¥35,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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