秋景色の湖水地方からもうひとつのベネチア風情、そしてローマ名門ホテルへ

【中部発】憧れの名門ローマ エクセルシオールに2泊 ベネチア ムラーノ島と秋色のコモ湖の旅【10日間】

  • 集合場所:中部空港
  • 出発日: 9月27日(金)
  • 旅行代金:エコノミークラス ¥858,000〜ビジネスクラス利用 ¥1,378,000

旅のポイント

Point 1
心に染みる美しい秋景色の湖水地方に加え、ヴェローナ、パドヴァの旅情あふれる古都も訪ねます。
Point 2
ベネチア本島でなく、敢えて静寂のムラーノ島に宿泊し、もうひとつのベネチア風情、素朴な原風景に浸ります。
Point 3
旅の最後はローマの名門ホテル「エクセルシオール」にてゆっくり優雅なホテルライフを愉しみます。

ツアープランナーより

 秋色のコモ湖畔から、水の都ベネチア、そして高速鉄道でローマの名門ホテルへ、というイタリアのゴールデンコースです。 湖の表情がそれぞれに変化に富むイタリア湖水地方。このたびは、フライトが到着したミラノ(マルペンサ空港)からほど近いオルタ湖、マッジョーレ湖、そしてコモ湖へと、ひと筆書きルートで無駄なくご案内。お洒落なコモの街2泊の間に、船と公共バスで「コモの真珠」と謳われる湖畔のベラージオへ。こちらで郷土料理のランチです。ベネチアは観光客が押し寄せすぎるオーバーツーリズム問題で話題になりましたが、このたびは敢えてベネチア本島から水上バスで簡単に行き来できるムラーノ島の好評のホテルハイアットに3泊です。本島では失われてしまったベネチア本来の素朴で静かな生活空間で、ここに住む人達の暮らしを感じ、またこの島だけで発達した有名な「ムラーノガラス」の工房や、ショップが並ぶ「ガラス職人通り」をのんびり歩いたり。もちろん、ベネチア本島での一日もご用意しました。ベネチア・サンタルチア駅からは、イタリア自慢の高速鉄道でローマ・テルミニ駅まで約4時間。フィナーレは、ピカソやソフィアローレンらに愛されたローマの名門ホテル「エクセルシオール」(創業1906年)2泊のホテルライフとフェアウェルディナーと共に、「ローマの休日」を存分にお愉しみいただきたいと思います。
名古屋支店 木村由紀

見どころのご紹介

ゆっくりと秋ならではの旅情に浸る、美しい湖水地方とコモ湖での滞在

 ヨーロッパを代表する景勝のイタリア北部湖水地方の特徴は、湖ごとに色合いが異なるだけなく、同じ湖でも見る場所、角度によってまったく違った「表情」を見せ、同じ場所でも季節や、その日の天候によっても風景が大きく変わるところです。今回は、青空と周囲のアルプスの山並み、湖畔の樹木と湖水とのコントラストがより鮮やかな、秋景色の湖水地方を訪れます。山と山に挟まれた「水の鏡」と称されるオルタ湖は、湖畔の街オルタ・サンジュリオから望む、湖に浮かぶサンジュリオ島の景観が、まるで鏡の中から突き出たような神秘的な美しさです。スイスと国境を成す景勝地マッジョーレ湖は、ティツィーノ渓谷の湖水に中世の要塞と麗しき町々が点在し、ヘミングウェイをはじめ多くの文化人を虜にしました。そして、多くの小説家や芸術家に愛され、世界の王侯貴族やセレブたちが集まる保養地コモ湖。今回はコモの街に滞在し、湖のクルージング、「コモ湖の真珠」と謳われた風光明媚なベラージオの町の散策など、秋景色のコモ湖の表情を様々な視点からゆっくりとお楽しみいただきます。

湖水地方を代表する景勝地マッジョーレ湖
湖畔の町オルタサンジュリオから望むサンジュリオ島
「コモ湖の真珠」ベラージオの趣ある路地

ベネチア本来の生活空間を感じる島暮らし・ムラーノ島滞在

ガラス細工で有名なムラーノ島は、七つの島から形成されており、それぞれの島をつなぐ運河や橋が独特の絵になる景観を造り出し、また、まだまだ観光客も少ないことから、島で暮らす人々の生活感があり、本来のベネチアの雰囲気を感じることができるとっておきの島です。島の名前を世界的に有名にした「ムラーノガラス」(ベネチアンガラスはこの島で創られているガラス製品です)は、島の中心へと続く「ガラス職人通り」沿いに工房とガラスショップが軒を連ねており、お気に入りのガラス製品をゆっくり探したり、ウィンドウショッピングも楽しいひとときです。

観光客が比較的少なく、美しい街並みの散策を楽しめるムラーノ島
世界的に有名なムラーノ・ガラス。職人の工房も訪ねます(イメージ)

自由行動では、近くのラグーナ(干潟)の島々を訪ねることもできます

ムラーノ島に宿泊することで、水上バスで近隣の島々を巡ることも簡単です。ムラーノと同じくラグーナに浮かぶベネチアの島ブラーノ島は、パステルカラーで彩られたまるでおとぎの国のような風景。ここも別の顔を見せるもうひとつのベネチアで写真好きには垂涎の島です。そのすぐ隣、フェリーで5分のところには、ブラーノとは対照的なトルチェッロ島があります。7世紀の頃はイタリア本土から近いこの島が最盛期を迎えましたが、ベネチア本土へと人々が移り行くなかでいつしか忘れられ、今は原風景が残る貴重な島といえます。

パステルカラーの街並みが美しいブラーノ島(イメージ)
昔ながらの生活が今も営まれるトルチェッロ島

ダンテ、ガリレオが教鞭を執った大学の街パドヴァ。スクロヴェーニ礼拝堂のジョットのフレスコ画は必見

 ヴェネト州の古都パドヴァ。紀元前9世紀にはすでに町として機能し、ローマ時代には「ローマに次ぐ富裕の町」と呼ばれました。その後、13~14世紀には自由貿易によって大いに繁栄し、ラジョーネ宮や城壁が築かれ、スクロヴェーニ礼拝堂のジョットの傑作フレスコ画もこの時期に描かれました。イタリアで2番目に古いパドヴァ大学は、コペルニクスが学び、ダンテ、ガリレオ・ガリレイ、詩人ペトラルカなどが教鞭を執っています。中世情緒を感じさせる歴史と由緒ある大学町の散策をお楽しみください。

「ジョット」のフレスコ画で満たされたスクロヴェーニ礼拝堂
イタリアでも屈指の古い大学町パドヴァの町並み

「ロミオとジュリエット」の舞台、ローマ帝国の要衝ヴェローナ

 ヨーロッパの北と南を繋ぐ、アルプス越え(ブレンナー峠)に続く街道の重要な要衝としてすでにローマ時代以前から存在した街ヴェローナ。ローマ時代から中世に至る街並みが織りなす旧市街の複合的な佇まいが実にユニークで美しく、訪れる者の旅情を掻き立てます。また、シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」の舞台としても知られ、散策観光ではローマ時代の繁栄を今に伝える古代円形劇場などの史跡に加え、「ジュリエットの家」もご案内します。町歩きがとても楽しい古都ヴェローナにご期待ください。

ローマから中世までの複合的な街並みが美しいヴェローナ
ロミオが通ったジュリエットの家のバルコニー

ローマの顔である名門ホテル「ウエスティン・エクセルシオール」で優雅なご滞在を

 1906年、市内中心部に初となる豪華なグランドホテルとして開業すると、たちまち上流階級のお気に入りのティーサロンとなった「エクセルシオール」。1950年~60年代になると、世界の富裕層、イタリアやハリウッド映画の巨匠、名優たちが集うホテルとなり、1959年公開の名画「ベン・ハー」のウィリアム・ワイラー監督、主演のチャールトン・ヘストンはじめキャスト陣が撮影中に宿泊、また、1960年公開の巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」(マルチェロ・マストロヤンニ主演)では、「エクセルシオール」の映像をフィーチャーしたヴェネト通り沿いを舞台に物語が繰り広げられ、作品中何度もホテルが登場します。その他にも、ソフィア・ローレン、オーソン・ウェルズ、フランク・シナトラ、スティーブン・スピルバーグら、銀幕のスターや世界的な監督、エンターテイナーが常宿とし、芸術界ではパブロ・ピカソも滞在しています。ローマの顔として街の歴史を見守り、様々な物語が生まれた名門ホテルでのご滞在は、きっと皆様のローマでの思い出をより深く胸に刻んでくれることでしょう。ゆっくりと寛ぎのホテルライフをお楽しみください。

世界の著名人やVIPに愛されたローマの顔、名門エクセルシオール。映画「甘い生活」にも登場しました

路地を抜けるとドラマチックな空間が現れる、バロックの街ローマの散策観光

 ローマ中心部の観光はバスが入れないため、歩いての散策観光となりますが、ローマの観光は徒歩観光こそが最もローマの街を深く理解し、体感できる方策です。地元ローマっ子の暮らしに触れるだけでなく、16世紀~17世紀に遡る世界有数のバロックの街ローマの真髄に触れることができるからです。建造物や図像そのものの美術・芸術様式を捉えるだけでなく、従来の繊細、知的な価値観から、感覚的、直感的なものへと移行したバロック誕生の時代的背景(対宗教改革、王侯貴族の権力闘争)のもと、訪問者や競争相手を感銘させる劇的な効果。それは、路地を抜けた先の空間に突然パッと開けるドラマチックな光景に受ける衝撃的な世界です。有名観光地だけでなく、街中の突然目に入る何気ない空間の直感的衝撃、そして、対象の広場や建造物に辿り着くまでのワクワク感がバロックの街ローマの印象を一層豊かなものとしてくれるはずです。

古代ローマ時代の姿を留める唯一の大建築パンテオン。映画「ローマの休日」のシーンにも
ローマッ子の暮らしに触れるナヴォーナ広場(古代競技場跡)
突然目の前に出現する後期バロックの傑作トレヴィの泉。ホテルエクセルシオールから徒歩13分ほど

名古屋支店 渾身のヨーロッパ(2024年6月〜10月出発) 全4コース  他の3コースは下記よりご覧ください。

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
中部空港22:50発

■夜、中部空港より、航空機にてヘルシンキへ。

(機中泊)

2日目
ヘルシンキ05:55着/08:00発 ミラノ10:05着 オルタ湖 マッジョーレ湖 コモ17:30着

■着後、航空機を乗り換え、ミラノへ。

■ミラノ(マルペンサ空港)着後、秋色の湖水地方へ。まずは、オルタ湖を訪れ、ボートで5分の湖に浮かぶサンジュリオ島へ。絵のような眺めを楽しみながらオルタサンジュリオを散策します。その後、マッジョーレ湖を訪ねます。

■夕刻、コモの街中のホテルにチェックイン。

【2連泊】(コモ泊)

3日目
コモ (コモ湖ベラージオ)

■午前、ボートにて「コモの真珠」ベラージオへ。湖畔の散策やセルベローニ邸庭園からのコモ湖の眺めをお楽しみください。

■午後、公共バスにてコモの街に戻り、自由にお過ごしください。

(コモ泊)

4日目
コモ08:00発 ヴェローナ パドヴァ ベネチア ムラーノ島18:00着

■午前、ローマ時代から中世まで複合的な町並みが美しい、世界遺産の街ヴェローナ〇古代円形劇場〇シニョーリ広場、〇ジュリエットの家など、旧市街の散策にご案内します。

■午後、古い大学都市パドヴァを訪れ、 ●スクロヴェーニ礼拝堂(ジョットのフレスコ画)、●サンタントニオ聖堂など旧市街の散策観光へ。

■夕刻、ベネチア着後、水上バスにてムラーノ島へ渡り、ホテルにチェックイン。

【3連泊】(ベネチア・ムラーノ島泊)

5日目
ムラーノ島

■午前、ムラーノ島の散策。ベネチアングラスの工房が並ぶ界隈を歩き、●ムラーノ・ガラス博物館、●サンタマリア・エ・ドナート教会などを訪れます。

■午後、自由行動。

(ベネチア・ムラーノ島泊)

6日目
ムラーノ島 (ベネチア本島)

■本日は水上バスにてベネチア本島に渡り、散策へ。

■まずは、人々で賑わう〇リアルト橋と魚市場へ。その後、安藤忠雄氏が設計した●プンタ・デラ・ドガーナ美術館●ペギー・グッケンハイムコレクションなどにご案内します。

■午後、ベネチア本島にて自由行動。

■夕刻、水上バスにてムラーノ島へ戻ります。

(ベネチア・ムラーノ島泊)

7日目
ムラーノ島08:00発 ベネチア10:17発 ローマ14:05着

■朝、水上バスにてベネチア本島に渡り、ベネチア・サンタルチア駅より高速鉄道にてローマへ。(約4時間)

■ローマ・テルミニ駅着後、ローマを代表する名門ホテル「エクセルシオール」へ。チェックイン後は、周辺の散歩など、ゆっくりとお寛ぎください。

【2連泊】(ローマ泊)

8日目
ローマ

街の素顔に触れる朝の散策へご案内します。

■午前、ローマ中心部の散策観光〇スペイン広場からコルソ通り、〇トレヴィの泉、〇パンテオン、〇ナヴォナ広場などへご案内します。

■その後、自由行動。「ローマの休日」をお楽しみください。

フェアウェルディナーは、ホテル「エクセルシオール」にて優雅にどうぞ。

(ローマ泊)

9日目
ローマ18:55発 ヘルシンキ23:15着

■午前、ゆったりとホテルや周辺でお過ごしください。(12:00チェックアウト)

■午後(15:30頃)、市内より空港へ向かいます。

■夜、ローマより航空機にてヘルシンキへ。

 (機中泊)

10日目
ヘルシンキ00:15発 中部空港19:05着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、中部空港に到着。解散。

青太字…思い出に残る上級ホテルや特徴的なホテルでの宿泊もご用意。
橙太字…有名レストランから地元の味まで、「こだわりのお食事」を組み込みました。
赤太字…「街の素顔に触れる、朝の散策」にご案内。
緑太字…暮らしを感じる「市場ぶらり歩き」。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
9月27日(金)発

旅行代金:¥858,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,038,000

プレミアムエコノミークラス利用


旅行代金:¥1,378,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥160,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥94,000:1月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間(中部国際空港~ヘルシンキ間)にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。(ただし、中部国際空港の施設使用料2,970円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)。

 

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