【国内】帰着しました。添乗員レポート
【国内】帰着しました。添乗員レポート
2023年02月15日
【帰着レポート】男鹿・なまはげ柴灯まつりと弘前雪燈籠の旅 【3日間】
2023年2月9日(木)~11日(土) 3日間 添乗員:東京支店 本社営業部 若生春香
冬の東北を熱く盛り上げる、青森県弘前市 雪燈籠祭りと秋田県男鹿半島のなまはげ柴灯まつり。二夜にわたり、どちらもお祭りの初日に合わせて訪れました。お祭りの様子を中心に報告します。
市民によって作り上げた、弘前雪燈籠祭り
コロナの影響から、2年ぶりの開催となった弘前雪燈籠祭り。桜の名所として知られる弘前公園で、もともと長くて寒い北国の冬を少しでも明るく盛り上げようという思いから始まったお祭りです。市民の方々手作りの雪燈籠にはじまり、東北三大祭りのひとつであるねぷた祭りのねぷた絵で彩られた行燈にリンゴ箱で作られたキャンドルアートなど、至る所に弘前の魅力が凝縮されているのを感じました。
お食事も充実していました
青森県、秋田県とふたつの県を訪れましたが、お祭りだけでなくお食事も充実しておりました。1日目のご夕食は、「フレンチの激戦区」とも言われる弘前市を代表するフレンチレストラン「レストラン山崎」にて。かつて「絶対不可能」と言われた、無農薬・無肥料栽培のりんごを使ったお料理が有名なお店です。こちらでは看板メニューの「リンゴの冷製スープ」をお召し上がりいただきました。その見た目の華やかさもさることながら、デザートスープのようにさっぱりとしたリンゴの甘みが口いっぱいに広がり、皆様から「とても美味しい」と驚きのお声をいただきました。
2日目は、青森県から秋田県へ。「バスケの町」とも言われる能代市では「旧料亭 金勇」にて、秋田の郷土料理を代表するきりたんぽ鍋御膳をお召し上がりいただきました。こちらは明治23年に料亭として創業され、天然の秋田杉などをぞんぶんに使用した建物は歴史的木造建築物として国の登録有形文化財に登録されています。今でも、お食事ではなく建物の見学に足を運ぶ方も多いのだとか。
2日目のご夕食は、男鹿半島の郷土料理「石焼桶鍋」の実演をご覧いただきました。秋田杉で作られた桶鍋にスープと具材を入れ、仕上げに熱した焼石を入れて沸騰させるというインパクト抜群の調理方法です。もとは日本海から戻った漁師が考案した漁師料理と言われています。焼石を桶に入れると、瞬く間にぐつぐつと沸騰していくのが見て取ることができます。実演のご見学後は、作り立ての熱々の鍋料理をお召し上がりいただき、身体を温めてから夜のなまはげ柴灯祭りへ向け出発しました。
迫力満点、男鹿半島のなまはげ柴灯まつり
2日目の夜に訪れたのは、真山神社で行われるなまはげ柴灯まつりです。もともと日本海に突き出た男鹿半島にて、毎年大晦日の夜に半島のほぼ全域で行われるなまはげ祭り。その見た目の恐ろしさから鬼と勘違いする方も多いですが、真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられており、年に一度各家庭を巡り、悪事に訓戒を与えて災厄を祓い、豊作・良事をもたらす来訪神とされ崇められています。
お祭りの日は、まず会場となる真山神社のふもとにある「なまはげ館・男鹿真山伝承館」にてなまはげについて事前学習を。男鹿市内各地で使われていた多種多様ななまはげや、実際に大晦日の夜に行われる、なまはげの実演などもご覧いただきました。各家庭の「厄」をケラに付けて持っていくなまはげですが、落ちた藁にはご利益があると言われています。実演の後、実際になまはげが落としていった藁を記念に拾われたお客様もいらっしゃいました。
お祭りは18時から始まりましたが、この日はかなりの大雪。防寒対策をばっちりしていただいたおかげで、中には「思ったほど寒くなかった」とお話するお客様もいらっしゃいました。
春には桜の名所として、夏にはねぶた祭りや竿灯まつり、秋には紅葉の名所、そして冬には雪燈籠祭りやなまはげ柴灯祭りと、北東北の魅力は尽きません。訪れる時期によって街は表情を変え、私たち観光客を飽きさせることなく驚かせてくれます。ぜひ、また時期を変えて訪ねてみてはいかがでしょうか。
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 藤沢
- 0466-27-0111