【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月25日
大津百町・長期滞在の旅②三井寺と歴史博物館
2020年12月11日 添乗員:東京支店 山口 亨
日本人の心に響く三井寺、そして、光秀に迫ることができる歴史博物館
古くから日本四箇大寺に数えられる三井寺。天台寺門宗の総本山で、園城寺(おんじょうじ)が正式名称ですが、天智、天武、持統天皇の産湯に用いられた霊泉があることから「御井(みい)のてら」と呼ばれていたことに由来します。

京阪電車の三井寺駅から歩いて向かう途中、琵琶湖疎水を渡ります。分水用の堰や第一トンネルの入り口なども眺められました。10分弱で三井寺の入り口にあたる仁王門に到着。徳川家康が甲賀の常楽寺より移築、寄進した云われがあります。そして、階段を上ると本堂である金堂があります。豊臣秀吉の北政所により1599年に建てられた国宝です。また、近江八景の一つ「三井の晩鐘」で知られる梵鐘もすぐ目の前にあります。NHKがゆく年くる年で全国各地の除夜の鐘の様子を放映しますが、滋賀県は三井寺です。日本三名鐘の一つに数えられ、特に音色が美しいとされます。除夜の鐘は突くのに1,000円かかりますが、一般参拝時は300円で突くことができます。他にも弁慶の引摺り鐘など、説話が多く残る見どころが並ぶ三井寺。じっくりと見学することができました。また、三井寺名物力餅も参拝後にお楽しみいただくのも楽しみの一つです。


大津市立歴史博物館は、現在「麒麟が来る」の明智光秀に合わせて常設展を少々変更していました。坂本、堅田、大津とゆかりの町をそれぞれ詳しく紹介し、光秀が生きた時代の歴史的な側面や当時の様子が展示されています。琵琶湖の水運によってもたらされた富を背景とする栄華が、わかりやすく勉強できました。また、2階では現代大津絵の展示会も行われており、脈々と受け継がれる伝統文化の一旦も垣間見ることができました。
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