【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月25日

大津百町・長期滞在の旅①老舗や和菓子名店巡り

2020年12月12日 添乗員:東京支店 松本岳

今回の「大津百町・長期滞在の旅」で宿泊した琵琶湖ホテル。この琵琶湖ホテルから歩くこと約10分の場所に、タイムスリップしたかのような歴史ある老舗や和菓子屋が多く残っている、昔ながらの面影を残す場所があります。その中心となるのが旧東海道沿い。ここには100年以上の歴史を持つ建物が多く残り、そんな場所の散策に現地ガイドと訪れました。

現地ガイドと共に大津の歴史を学びながら散策

中でもお客様がご興味を持たれたお店の一つが、和菓子屋「御饅頭処餅兵(もちひょう)」。宝暦年間(1751年〜1763年)に大津東海道沿いに創業以来、地元の人々だけでなく旅人なども訪れ、今でも商いが続いています。ここで特に好評だったのが、「ラフランス大福」。このお店では毎月旬なフルーツを大福の中に入れ提供していますが、12月はラフランスでした。また、ロシア皇太子(後のニコライ二世)が、人力車に乗って大津市の東海道を通りがかったとき、警備にあたっていた滋賀県警巡査の津田三蔵がサーベルで斬りつけた、「大津事件」が起きたのもこの旧東海道。現在はその事件現場に「大津事件の碑」が立てられており、その場所もご覧いただきました。他にもご旅行中の食事処として皆様にご案内した、国の登録有形文化財の「魚忠」もこの通りに建っています。

御饅頭処餅兵でのお買い物もお楽しみいただきました
御饅頭処餅兵には美味しそうな和菓子がたくさん
大津事件の現場となった場所に建つ碑

旧東海道沿いのみならず、この周りには他にも歴史や伝統ある場所が多くあり、現地ガイドと散策する中で色々な発見がありました。近くの商店街には、京都・滋賀で唯一の千枚漬の宮内省御用達となったお漬物屋「八百与」があったり、残念ながら今年はコロナウィルスの影響で大津祭が中止となってしまいましたが、その大津祭で使用される巨大な曳山を展示する大津曳山展示館など訪れました。それ以外にも、歴史ある神社や有形文化財に登録されている滋賀県庁をご覧いただき、買い物や学びを楽しみながら、あっという間に散策の時間が過ぎてしまいました。

大津曳山展示館を見学
宮内省御用達となったお漬物屋「八百与」へも立ち寄り
有形文化財に登録されている滋賀県庁

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