＜2023年10月22日（日）～10月23日（月）2日間　　東京支店　大石橋弘明＞

大正から昭和にかけて、幅広い分野で活躍した北大路魯山人。その魯山人が贔屓にしたのが、東京の名店・銀座久兵衛。魯山人の旧居「春風萬里荘」にて、久兵衛のご主人・今田洋介さんのお話しと、お鮨をいただく「美食の会」を実施いたしました。

久兵衛先代と魯山人

食事の前に今田さんから、先代と魯山人のまぐろとシャリをめぐるエピソードを披露いただきました。魯山人からネタは大きくなければいけないと、吹っ掛けられた先代は、逆に食べられないくらいの厚さにして出して、握り寿司はネタとしゃりのバランスだと啖呵を切ったそうです。すると魯山人は店を気に入り、お店を何度も訪れたといいます。

今田さんのお話の後は、いよいよ久兵衛のお寿司の登場。今回は、お刺身にはじまり、お寿司をメインとした寿司会席でした。茨城の地酒と共にいただくお寿司は格別。魯山人と久兵衛の関係にも思いを馳せながらの食事となりました。

茨城県も注目

今回の企画は、地元・茨城も注目の企画で、当日は、NHKや新聞社の取材がはいり、夜のNHKのニュースでも取り上げられました。
茨城 NEWS WEB　北大路魯山人が過ごした古民家で寿司を楽しむツアー

また、笠間市のfacsbookでは写真付きでツアーの様子を紹介していただきました。