見どころのご紹介

尾道の夏の風物詩「住吉花火」をチャーター船で海上から観賞

海上交通の安全と商売繁盛を願い、江戸時代から続く「おのみち住吉花火まつり」、この祭りを海上の船から見上げる特別な体験をご用意しました。この花火を見ようと尾道市内はもとより広島県内外から多くの人たちが、海と山に挟まれた狭い尾道に詰めかけ尾道市内は混雑します。そこでこのたびは、しまなみクルーズで人気のサイクルシップ・ラズリをチャーターしました。夕刻に三原港を出た船は、瀬戸内海をのんびりクルーズ、因島大橋や瀬戸内の小島を見ながら辺りが暗くなる頃合いを見計らい尾道水道へ。大音響ともに打ち上る花火を、皆様だけの貸し切り船で存分にお楽しみください。

名橋「錦帯橋」を擁する吉川家の城下町岩国を訪問

周防岩国は、関ケ原の戦い以後毛利一門の吉川氏の領地となり幕末まで続きました。3代当主の吉川広嘉のときに有名な錦帯橋が完成、錦川にかかる五連の木造アーチ橋は日本三名橋や三奇橋に数えられます。このたびは錦帯橋と城山の麓に点在する吉川家ゆかりの史跡を、地元の研究家の方の解説でご覧いただきます。また、このたびは柏原美術館が所蔵する国宝の名刀「稲葉江」も特別に見学します。そして夜には岩国の夏の風物詩「錦川の鵜飼い」をご覧いただきます。

毛利の本城「吉田郡山城」山麓と小早川隆景の「三原城」跡も訪れます

戦国時代に一代で中国地方全域を制覇した毛利元就の居城が吉田郡山城です。山麓には元就の墓所や一族ゆかりの地が残っています。また、瀬戸内海に面した三原では、元就の子の小早川隆景が築いた三原城址をご覧いただきます。海に向かって開かれた城は満潮時には海に浮かんでいるように見えることから浮城と呼ばれました。このコースでは岩国、吉田、三原と毛利一門ゆかりの地を巡ります。

酒どころ「西条」と安芸の小京都「竹原」の散策

京都の伏見、兵庫の灘と並び日本三大酒どころに数えられる西条では酒蔵通りを散策します。酒造りに適した気候と地下水に恵まれたこの地には、7つの蔵元がありそれぞれの酒蔵見学や、お酒の試飲を楽しめます。名物の「美酒鍋」は清酒賀茂鶴の蔵元直営のレストランにてお楽しみいただきます。竹原は製塩業で栄えた港町、重伝建に選定された「安芸の小京都」と呼ばれ、頼山陽ら多くの優秀な学者を輩出しました。