爽やかな初夏の北海道再発見 Eコース
新国立公園・日高山脈と特別プログラムにて楽しむ日高の旅【3日間】
- 集合場所:札幌駅
- 出発日: 6月5日(水)
- 旅行代金:¥158,000
ツアーコード: JP1728
ここにご注目。旅のポイント
- Point 1
- 北海道再発見特別プログラム① アイヌの里「二風谷(にぶたに)」での特別な1日
- Point 2
- 北海道再発見特別プログラム② 知られざる日高を巡る1日
- Point 3
- 2024年夏に国立公園化される、日高山脈に改めて学びます。
ツアー担当・札幌支店長より
札幌から2時間程で到着する日高地方ですが、道民の皆様にとっても魅力的でまだ見ぬ地元に深く根差したプログラムを楽しむ3日間の旅をご用意しました。二風谷を単に訪れるだけではなく、舞踊観賞や工房訪問に加え、北海道博物館館長の石森様の講演と共にお楽しみいただき大変貴重な機会となるでしょう。日高を代表する昆布に関しては、博物館での見学、漁師の話、そして、当コースだけは静内の日高郷土料理の名店「あま屋」での昆布を使用したランチと、様々な角度でお楽しみいただきます。日高各地で見られるサラブレッドが群れる風景ですが、この度は場所を厳選し、観光牧場ではなく引退した名馬が暮らす「ヴェルサイユリゾートファーム」で日高ならではの光景をご覧いただきます。また、2024年夏、新たに国立公園化が予定されている日高山脈を道民の皆様にとって改めて知る機会として、その雄大な山並みの麓の博物館、ジオパークセンターを訪れます。山脈奥深くの、日本一と言われるスズランの群生地も、まだ未訪の方にはぜひお勧めの地。この度視察をし、日高の魅力に改めて触れることができましたので、皆様にもぜひこの機会に日高の神髄を味わっていただければ幸いです。
札幌支店長 真島 智
見どころのご紹介
北海道再発見特別プログラム① アイヌの里「二風谷(にぶたに)」での特別な1日
「北海道再発見」最初のテーマに選んだのは北海道の歴史、文化において欠かせないアイヌの民族文化です。2020年に民族共生象徴空間ウポポイがオープン、今年はアイヌの世界観を舞台とする『ゴールデンカムイ』の映画が公開されるなど、近年注目を浴びているアイヌ文化。北海道全土にあるアイヌコタンの中でも、今回特別企画の地に選んだのは「二風谷」です。北海道各地のアイヌコタンの中でも伝統文化の保存・収集が盛んな地域で、本来の姿に近い形でアイヌ文化に触れていただける地域です。
二風谷・アイヌ文化をより深く知る 名士たちと出会う
アイヌ民族についての特別講演
北海道博物館 館長 石森秀三さん
国立民族学博物館に長年勤務され、2015年に開館した北海道博物館で館長を務める石森秀三さんは、日本を代表する文化人類学の権威です。「アイヌ文化を含め、北海道のより深い姿を旅にしたい。」とご相談したところ、お話を快く引き受けてくださいました。北海道の二風谷コタンをご覧いただく前に、アイヌ民族について理解を深める特別講演をお願いしています。お話のあとには、アイヌの伝統舞踊もご覧いただくプログラムも設けました。
イザベラ・バードが目指した「二風谷」
「イザベラ・バードを辿る会」事務局長 平村徹郎さん
明治時代初期に日本に渡り、日本各地を旅したイギリス人女性、イザベラ・バード。彼女が著した『日本奥地紀行』は明治期の日本の文化・風習を記録した貴重な文献として知られています。そんなイザベラ・バードが旅の目的地としたのが二風谷(平取)の地でした。『進化論』を著したダーウィンの勧めもあり、アイヌ民族との面会を目指したのです。イザベラ・バードが目的とするアイヌの長老と会ったとされる義経神社の前で、平村さんにお話を伺います。
二風谷に生きるアイヌの職人たち
貝澤雪子さん 貝澤徹さん 貝澤守さん
アイヌの工芸というと「熊の木彫り」という印象が強いかもしれませんが、独特のデザイン性と優れた技術は現在も日々進化をし続け、伝統だけでなく現代アートとしても「アイヌ工芸」は世界的な評価を高めています。二風谷には多くの工芸家が暮らしており、工房で創作の風景をご覧いただくことができます。大英博物館に作品が常設展示されている木彫刻工芸家の貝澤徹さんや、伝統工芸の第一人者の貝澤守さん、アイヌ独特の樹皮織物「アットゥシ」職人の貝澤雪子さんなど、一流の職人の業を工房でご覧ください。
日本一のすずらん群生地を訪ねる
二風谷の郊外、芽生(めむ)には約15ヘクタールと日本一の広さを持つすずらん群生地があります。多くの人が足を踏み入れることによって絶滅の危機に瀕したすずらんを10年の歳月をかけ自然の状態に回復させた奇跡の景観です。北海道に初夏を継げる可憐なすずらん畑も二風谷の訪問を彩ります。
北海道再発見 特別プログラム② 知られざる日高を巡る1日
日高昆布の故郷を訪ねて
二風谷のある平取(びらとり)町を北端として、南は襟裳岬まで跨る地域が日高地方です。観光で訪れる機会の多い北海道の中でも、日高地方はあまり訪れる機会の少ない訪問地ではないでしょうか。今回はその日高の知られざる魅力をご紹介すべく、日高振興局にも話を伺い、特別なプログラムをご用意しました。日高を代表する産品で、全国の和食の旨味をつくる「日高昆布」生産の場にお伺いし、博物館では新ひだか町博物館の館長から日高昆布の歴史についてお話を伺い、昼食は日高昆布をつかった特別なランチを。食後には昆布漁の本場、三石で昆布漁師を訪ね、お話を伺います。
日高の温泉で寛ぎのひとときを
日高での宿泊は、新冠のホテルヒルズを選びました。太平洋を望む高台にあり、温泉やテラスからは雄大な日高の景観を楽しむことができます。「レコードの湯」の名でも知られており、館内には無数の懐かしいレコードが。夜にはスタッフが選りすぐった名曲を楽しむレコードコンサートも開かれますので湯上りのひと時もお楽しみください。
国立公園化目前の日高山脈に関して、解説員と共に改めて学ぶ機会をご用意しました。
北海道中央の南部に150kmに渡って位置する日高山脈は、豊かな自然はもちろんのこと、その山岳風景は平野部からの眺望が雄大さに満ちています。また、地殻変動によって形成され、その山並みはまさに地球の断面とも言われています。その特異な価値が認められ、2024年夏には、全国で35番目、道内では7番目の国立公園に指定されることが予定されています。この度は、日高山脈の麓に位置する日高町沙流郡の日高山脈博物館と、海岸道路からそびえるアポイ岳の麓の様似町、アポイ岳ジオパークセンターで、改めて深く日高山脈の成り立ちとその価値に触れていただきます。
ツアー日程
3日間 | 訪問地・時刻 | スケジュール | 食事 |
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1日目
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札幌駅07:30発 二風谷 新冠17:30着
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【二風谷での特別な1日】 ■午前、バスにてイザベラバード「日本奥地紀行」の終着点平取へ。●義経神社前で平村さんのお話を伺います。 ■その後、●二風谷コタンへ。北海道博物館館長、石森さんの特別講演や、アイヌ舞踊をお楽しみください。 ■昼食はアイヌ料理のお弁当をご用意しました。 ■午後、二風谷アイヌ文化博物館を学芸員の解説付きでご案内します。 ■アイヌ工芸の工房見学にもご案内します。 お泊りは、新冠温泉ホテルヒルズです。 【2連泊】(新冠泊) |
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2日目
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新冠(日高昆布のスペシャルランチ)
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【知られざる日高を巡る1日】 午後、様似の●アポイ岳ジオパークへご案内します。 (新冠泊) |
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3日目
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新冠09:00発 日高 平取 日高 札幌駅17:00着
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午前、タニノギムレットなど活躍した競走馬が引退後に過ごす●ヴェルサイユリゾートファームを訪れます。 その後、平取郊外の〇すずらん群生地にご案内します。 午後、●日高山脈博物館へご案内します。 夕方、札幌駅へ。 着後、解散。 |
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出発日・旅行代金
このツアーは3日間のコースです。
出発日 | 旅行代金 |
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6月5日(水)発 |
旅行代金:¥158,000 |
■1名室利用追加代金:¥10,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。
ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ
ツアーコード:JP1728
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