【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年09月11日

【帰着レポート】にっぽん丸 北海道クルーズ 小樽から知床への旅

<8月31日発 添乗員・東京本社営業部 相澤 満弘>

<8月31日発 添乗員・東京本社営業部 相澤 満弘>

晩夏の北海道を訪ねてきました。ツアーは国内旅行としては少し長めの6日間でしたが、うち、3泊4日は小樽から知床半島を「にっぽん丸」で航行し、下船後に、羊蹄山の麓・ニセコ町に2連泊しました。

船上から眺める北海道の海と、積丹半島、羊蹄山に洞爺湖と支笏湖。6日間のツアーで、北海道各所の美しい自然景観を楽しんできました。

3泊4日滞在した「にっぽん丸」について、船内の過ごし方や様子をお伝えします。

小樽港に寄港した「にっぽん丸」

 

にっぽん丸
2020年、2022年に改装をおこなったばかり。
客室はより居住性が高まりました。

にっぽん丸 ©三好和義
ステートルーム(14㎡)。収納も多く、とても機能的

SHIP DATA
■総トン数 :22,472トン ■全長:166.6メートル ■全幅:24.0メートル ■喫水:6.6メートル

■最高速力:21ノット(約39キロメートル/時)

■客室数:199部屋 ■船客定員:449名(最大) ■船籍:日本

「にっぽん丸」に乗船 3泊4日の旅が始まります!

羽田空港から新千歳空港へ。空の旅を終えて、札幌から向かったのは、北海道の美しい港湾都市小樽。ここから3泊4日の「にっぽん丸」の旅が始まります。

「北の商都」として繁栄した小樽の町では、昼食の後、ぶらり日銀通り沿いを散策しました。小樽運河に至るまでの数百メートルに、旧日本銀行小樽支店(現 金融資料館)、旧三菱銀行小樽支店(現 小樽運河ターミナル)、旧北海道拓殖銀行(現 似鳥美術館)が建ち並び、いかに小樽が繁栄していたかが窺えます。

他にもカトリック小樽教会冨岡聖堂、古代壁画の穿たれた手宮洞窟保存館も訪ね、あまり訪れることのない場所も含めて(バスガイドさんも初めてと話していました)、小樽の観光を堪能。満を持して、夕刻、小樽港第3ふ頭から「にっぽん丸」に乗船しました。

小樽運河にかかる浅草橋(晩夏と言っても暑い最中、観光客で賑わっていました)
日銀通りの見どころ、威風堂々とした旧日本銀行小樽支店
ちょっと珍しい訪問地も。カトリック小樽教会冨岡聖堂
内部にはステンドグラスの美しい聖堂が見られます

17:00乗船、19:00の出港。乗船後は船内で自由にお過ごしいただきましたが、乗船日から充実の様々なパブリックスペースがオープンしており、無料ラウンジや2軒の売店、大浴場、スパ&サロンも利用可能。

ドルフィンホールではイベント、ラウンジでもライブ演奏、シアタールームで映画上映など、内容盛りだくさんでした。退屈することなく、個々人の好みにあわせたクルーズライフが楽しめる(ゆっくり寛ぐのも良し、たくさんのイベントに参加するのも良し!)、そんな「にっぽん丸」の良さが乗船日から感じられました。

日本船籍のため、船内アナウンス、船内新聞はすべて日本語。その点も安心でしたが、レストランや清掃スタッフには東南アジア出身の方を中心に外国人スタッフが多く、一生懸命に心地よいサービスでもてなしてくれる姿勢に感銘を受けました。

19:00、小樽港の出港シーン
クルーズ中は、6階ラウンジ「海」で寛ぐひとときも
「にっぽん丸」クルーの皆さん。レセプションは24時間、いつでも何でもお気軽に
ダイニングのスタッフの皆さん。総勢40名、50名の方々でおもてなししてくれます

「食のにっぽん丸」 クルーズ中のお食事も楽しみ!

「食のにっぽん丸」とも呼ばれる「にっぽん丸」。乗船日の夕食は洋食メニュー、以後の航行中はすべて船内での食事でしたが、寄港地の旬の食材を取り入れながら、和洋、様々なスタイルで食事を提供してくれました。

ご朝食前にはラウンジでティー&コーヒータイムを楽しめ、朝食は2階「瑞穂」での和食膳+洋食ビュッフェ、6階「春日」ではにっぽん丸式アメリカンブレックファスト。日替わりのパンケーキをメインにスープ、選べる卵料理、サラダやフルーツを提供してくれます。

午前、午後の観光を挟んで船内での昼食では、「瑞穂」や「春日」での食事のほか、寿司バー「潮彩」でのお食事(有料)を楽しまれた方も(*1)。

ラウンジではアフタヌーンティータイムもあり、それ以外の時間帯もラウンジやプールサイドのテラスにて営業時間内であれば、いつでも気軽に紅茶、コーヒー、軽食やビール、地域特産のジュースなどを無料で楽しめます。

そして、夕食の時間。3回の食事とも「瑞穂」(*2)にてお召し上がりいただきましたが、日によって「北の特選和膳」やフレンチディナーと、バリエーションの多さも魅力。旬の食材を用いたコースメニューで、一皿ずつきれいに盛り付けられており、どんな食事が来るのかメニューを見ながら期待しながらお食事を楽しめました。

2回制の夕食で、指定された時間帯の中で好きなタイミングから食事を始めていただけますが、ほぼ満室運行でレストランも賑わう中、スマートにスピーディーに食事が提供されてきて、その様子も印象的でした。スピーディーと言っても次々に持ってこられて慌ただしい感じもさせない、心地よく細やかな心配りが感じられました。

 *1:昼食の利用レストランや営業時間は航路により異なります。

 *2:夕食の利用レストランは、船室タイプにより異なります。

1日目夕食・メイン「ハタのムニエル アンティボワーズソース」(イメージ)
1日目夕食・デザート「青りんごとブルーベリーのケーキ」(イメージ)
2日目夕食(北の特選和膳)・帆立、ボタンエビ、いくらの三色丼(イメージ)
3日目夕食・オードブル「本鮪、サーモン、北寄貝のミルフィーユ仕立て」(イメージ)
6階ラウンジ「海」でバンド「アスール★プラ★プティ☆」のライブパフォーマンス
ラウンジ「海」でのアフタヌーンティー

エクスカーションも充実! 各々のクルーズライフをサポートしてくれます

今回の航路では、稚内、知床半島の羅臼に寄港しました。天候、海況の状況によって、急遽利尻島から稚内へ寄港地が変更となりましたが、「にっぽん丸」主催のエクスカーションは稚内でも主催されました。ツアーのお客様の中も、希望に応じて稚内や羅臼のエクスカーションに参加された方もいらっしゃいました。

また、エクスカーションに参加せず、ゆっくりと船内で過ごす乗客のために、船内ラウンジや大浴場などが解放されていることはもちろん、稚内、羅臼とも、自由に下船して観光ができるように配慮されていました。稚内では港~JR稚内駅間の往復シャトルバス、羅臼では港と、少し遠くて行きづらい(けれど、行ってみたい)羅臼ビジターセンター、「道の駅」とを繋ぐ無料循環バスを用意してくれ、ちょっとしたお出かけも気軽に楽しめました。

朝は、デッキに出ておはよう体操を
日本最北端の鉄道駅JR稚内駅ロータリー
羅臼ビジターセンターでは、シャチの骨格標本が展示されています
ビジターセンター裏手にある間歇泉(少しシャッターを切るのが遅れました…)
羅臼港では、非公認ゆるキャラ「知床らうす鮮隊ラウフィッシャー」たちがお見送り
「にっぽん丸」から見る知床岬。180度後方には国後島がずっと見えていました
ドルフィンホールでは、様々なイベントが開催されます(写真は、下船日のビンゴ・ゲーム前の余興)
3泊4日のクルーズを終えて、「にっぽん丸」は小樽港に戻りました!

数年前から日本においてもクルーズ旅行が脚光を浴びていますが、なんとなく敬遠しているというお客様も多くいらっしゃると存じます。

このたび、ワールド航空サービスでは、新春初の旅行として、「にっぽん丸 特別チャーター企画」2024年1月23日出港 横浜~清水港への旅を開催いたします。

全9コースを発表したところ、早くも多くのお客様にご予約、お申し込みを頂戴しております。社員一同、皆様のご参加を心待ちにしております。クルーズファンのお客様はもちろん、初めて船旅を経験される方にもお勧めです! ぜひ、皆様も「にっぽん丸」の船旅をご体験ください!!

下船後観光地①積丹半島・神威岬
下船後観光地②有珠山のテラスから眺める洞爺湖
下船後観光地③水中観光船で巡る支笏湖

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