見どころのご紹介

”幻”と言われるサガリバナを求めて石垣島・西表島へ

沖縄をはじめ、日本の一部にのみ生育しているサガリバナ。その最大の特徴が開花の時期にあります。夕方には大きく膨らんだつぼみが開き始め、日没後の暗くなった頃には完全に花を咲かせます。そして、翌日の朝日が上る5時頃には花が落ち始め、太陽が完全に上る頃には前日の夜に咲いたすべての花が落ちています。このことから日中にはご覧いただけずその姿は「幻」とも言われています。逆に花言葉は「幸運が訪れる」で、見られた人に幸運を運ぶ花とも言われます。今回は、開花の時期にあわせて石垣島と西表島を訪れます。

サガリバナの印象的な景観は、朝落ちたサガリバナが水に浮かぶ風景です。これは通常カヤックなどを利用しないとご覧いただけない風景なのですが、今回はツアーの人数を絞り、プライベートボートを貸切ることで気軽にご覧いただけるよう手配しました（開花状況や気象条件等によりご覧いただけない場合もございます）。他にも石垣島、西表島両島のサガリバナ生育スポットで、夜のサガリバナ観賞ツアーを組み込みましたので、時期限定の光景を存分にお楽しみください。

石垣島、西表島の宿泊は行程にひと工夫しました

観光に合わせて宿泊する立地にもこだわりました。石垣島の初泊は石垣島北部のホテルをご用意。2018年に日本初の星空保護区に認定された西表石垣国立公園。特に北部の平久保エリアは人里もなく星空観賞に適したエリアです。花だけでなく星空もお楽しみください。2泊目は宿も少なく予約が難しい西表島のホテルに宿泊。朝夕にしか見ることができないサガリバナをスムーズにご覧いただける行程としました。旅の後半は石垣島に戻り連泊。宿泊は離島ターミナルに至近のホテルです。自由行動の時間もお取りしていますので、市内を散策したり、竹富島を訪れたりと気ままな島時間をお過ごしいただけます。

西表島では『陸の孤島』秘境エリア「船浮集落」へ

重山諸島の玄関口である石垣島から船で約1時間で訪れることのできる西表島。沖縄県では本島に次いで2番目の大きさを誇りながらも、島の90％は亜熱帯の原生林を残し、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれます。今回ご案内する西表島の秘境「船浮集落」は、西表島の西側に位置し、陸路が続いていないため船でしか行くことができない手つかずの自然が残るエリアです。今回は早朝のプライベートクルーズでのサガリバナ観賞だけでなく、マングローブやグラスボートクルーズに加え、集落の散策などじっくりとお楽しみいただきます。

沖縄料理だけではない、少人数ならではの質の高い食にもご注目

これまで「沖縄は食事が苦手」といった声も多く、また小さな島の限られたレストランで団体で予約を取れるレストランは少ないため、毎日似通った料理が出ることもありましたが、実際に何度も現地へ足を運んだことによりツアーではなかなかご紹介することができないレストランもご案内できることになりました。西表島ではガストロノミー「terra iriomote（テラ　イリオモテ）」にて夕食をご用意しました。「もし西表島がイタリアの島なら」がコンセプトの完全予約制の創作イタリアン。西表島など八重山諸島の旬の食材を活かしたイタリアンや、その日獲れたての魚料理が自慢のレストランでの夕食をご用意しました。石垣島でも石垣牛など特選した食事も楽しみです。