薪能貸切公演・鼓童も楽しむ

【丘珠空港発】伝統と芸能の島・佐渡の旅【5日間】

  • 集合場所:丘珠空港
  • 出発日: 9月23日(月)
  • 旅行代金:¥298,000〜¥333,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
幻想的な空間が魅力の薪能をワールドで貸切公演
Point 2
佐渡から世界に羽ばたく、太鼓芸能集団「鼓童」も貸切で鑑賞
Point 3
世界遺産の登録を目指す佐渡金山やトキなどもご案内します

ツアープランナーより

佐渡は、日本海側で最大の離島で東京23区の約1・5倍の広さがあります。佐渡の歴史は古く、約8000年前の縄文時代から人々が住んでいたと考えられています。そして、その位置関係から、佐渡には様々な人々が出入りしてきました。奈良時代以降は流刑の地として、順徳上皇や日蓮上人、世阿弥などが流され、江戸時代には金山が開発され、幕府が直轄地としたため、役人、職人、商人たちが全国からやってきて、町を形成。様々な地位の人々が集まり、外から持ち込まれた文化と、佐渡の古くからの文化が融合して、佐渡独自の文化が形成されました。 今回の企画では、その佐渡を象徴する文化として、薪能に焦点をあて、ワールドのお客様だけの「薪能」を実施、そして新しい佐渡の文化として、世界でも公演を行う太鼓芸能集団「鼓童」のパフォーマンスも貸切でご覧いただきます。新旧の佐渡を体験する企画にご期待ください。

見どころのご紹介

篝火ゆらめく幻想的な薪能を貸切公演

能の大成者・世阿弥が佐渡へ流されたのは、室町幕府6代将軍・足利義教の怒りにふれた1434年のことでした。その後、江戸時代に佐渡奉行・大久保長安が能楽を奨励したことも大きく影響し、広く佐渡の一般庶民にまで能が浸透しました。
現在の佐渡には日本国内にある能舞台の約3分の1が集中していて、その数およそ30か所。能舞台の多くは神社に建てられ、人々から神事としても尊ばれてきました。能は庶民の身近にあり、守り継いでいく存在で、人々の娯楽として愛されてきたのです。
佐渡の能の一番の特徴は、庶民みずからが演じ、守り抜いてきたことです。現在も、4月~10月は佐渡の各地で薪能が行われ、多くの人々を幽玄の世界に魅了しています。このたびは、特別に両津地区の諏訪神社能舞台での貸切公演を実施。佐渡の夜をお楽しみいただきます。
(注)雨天時は、室内での実施となることがございます。

薪能(イメージ) 写真提供:佐渡観光交流機構
薪能(イメージ)写真提供:佐渡観光交流機構
薪能(イメージ)写真提供:佐渡観光交流機構

佐渡から世界に羽ばたく、太鼓芸能集団「鼓童」

鼓童は佐渡市小木を拠点にし、日本のみならず世界各地で公演を行うプロの太鼓芸能集団です。日本の伝統芸能を現代に再創造し、新しい舞台表現を創りだすグループとして、世界各地で高い評価を得ています。ベルリン市制750周年祭、オーストラリア建国200周年祭、ノルウェー・オスロ『ノーベル平和賞100周年記念コンサート』など、市主催・政府主催の公的イベントでもパフォーマンスを披露し、高評価を得ています。こちらも、この度は弊社のツアーのためにパフォーマンスをしていただきます。

迫力ある鼓童のパフォーマンス ©岡本隆史

世界遺産の登録を目指す 佐渡金山

現在、2024年の世界遺産登録を目指している「佐渡島の金山」は、17世紀には、量・質の両面で世界屈指の金生産を誇りました。機械装置を用いることなく、19世紀半ばまで完全に手工業で金の生産が行われた点で世界的にも珍しく、西洋では機械や化学薬品を用いて鉱山開発が行われましたが、佐渡の金は西洋のものよりも金の純度が高かったと言われています。佐渡の伝統的な技術が優れていたことの証左と言えるでしょう。そして、鉱山地区だけではなく、生産組織を伝える集落地区も残っており、町並みや鉱山由来の文化も佐渡の見どころのひとつとなっています。

佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」(佐渡観光PHOTO)
昭和初期に建設された、採取した鉱石をより分ける設備
鉱山の町として発展した相川

佐渡に舞うトキ

トキはかつて、ほぼ日本全土で普通に見られた鳥でした。しかし、乱獲と環境破壊によって数を減らし、国内産トキは2003年に絶滅してしまいました。しかし、中国から提供を受けた親鳥から子孫を増やし、現在では300羽を超えるまでになりました。農薬や化学肥料を抑制して、トキの餌場となる田んぼを提供するなどの取り組みは、理想的な自然再生の「佐渡モデル」として注目を集めています。ツアーでは、トキの森公園を訪問。公園内のトキふれあいプラザでは、トキが飛翔可能な大型ケージが整備され、飛翔する姿を見られることも。

トキ(イメージ)佐渡観光PHOTO
トキ(イメージ)佐渡観光PHOTO

新潟に1泊し、豪農の館「北方文化博物館」へ

新潟郊外に位置する「北方文化博物館」へ。ここは江戸時代から続き、藍の商売などで財を成して「日本一の豪農」とも言われた伊藤家の屋敷を保存したもので、贅の限りを尽くした伊藤家の屋敷や家財などをご覧いただくことが出来ます。8年をかけて完成した豪壮堅牢な建築そのものが展示品とも言え、京都・銀閣寺ゆかりの名庭師・田中泰阿弥が5年がかりで完成させた庭園もまた見事なものです。日本の美が満ちた空間をお楽しみください。

格式の高さを感じる大広間 ©北方文化博物館
茶室と書斎を兼ねた建物 三楽亭 ©北方文化博物館
中国・韓国の陶磁器や日本の古美術が展示されています ©北方文化博物館
会津から運ばれた30mもある杉の丸桁。建築に美学を感じます。
©北方文化博物館

2024年1月就航 トキエア 丘珠-新潟線を利用します

独立系航空会社としては、フジドリームエアラインズ以来15年ぶりに新規就航を果たしたトキエア。新潟空港に拠点を置き、2024年1月から札幌丘珠空港と新潟空港に就航しました。このツアーでは往復ともにこのトキエア丘珠ー新潟線を利用いたします。

佐渡での宿泊は「Ryokan浦島」

佐渡の景勝・越の松原に佇むデザイナーズ旅館「Ryokan浦島」。日本を代表する建築家・内藤廣氏が手がけた、2012年オープンの東館に宿泊。館内は白を基調としながら、落ち着きのあるデザインです。併設されたフレンチレストラン「ラ・プラージュ」でのお食事もお楽しみください。

「Ryokan浦島」に宿泊
客室(イメージ)
広々としたラウンジ
フレンチディナー(イメージ)

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
丘珠空港12:15発 新潟空港14:00着

■丘珠空港より、トキエアにて新潟空港へ。

■到着後、越後屈指の大地主・伊藤家の歴史と、新潟の地方文化を伝える北方文化博物館へ。

(新潟泊)

2日目
新潟09:00発 新潟港14:40発 両津港15:47着

■午前、新潟市歴史博物館を見学。

■午後、新潟港からジェットフォイルにて佐渡の両津港へ。

■両津港着後、バスにてホテルへ。

(佐渡泊)

3日目
佐渡 09:00発

■本日は、佐渡の南、小木地区へ。佐渡国小木民俗博物館、重要伝統的建造物群保存地区の宿根木集落を散策。

■午後、佐渡に拠点を置く、プロの太鼓芸能集団「鼓童」のパフォーマンスを貸切鑑賞します。

(佐渡泊)

4日目
佐渡09:00発

■午前、佐渡金山内の坑道●宗太夫坑を見学。合わせてガイダンス施設きらりうむ佐渡も訪ねます。

■午後、北沢浮遊選鉱場佐渡奉行所跡京町通りを見学します。

■夕刻、ホテルへ戻ります。

■夜、椎崎諏訪神社能舞台にて行われる伝統芸能、「天領佐渡両津薪能」の鑑賞へご案内します。(注)

(佐渡泊)

5日目
佐渡 08:00発 両津港11:15発 新潟港 12:22着 新潟空港 14:30発 丘珠空港 16:05着

■午前、トキ保護センターに隣接する見学施設、トキの森公園に立ち寄り、両津港へ。

■両津港よりジェットフォイルにて新潟港へ。

■新潟空港より、トキエアにて丘珠空港へ。

ご自宅までお荷物を託送します。

※ジェットフォイルの発着時刻は変更の可能性がございます。

(注)雨天時は、室内での実施となることがございます。

 

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
9月23日(月)発

旅行代金:¥298,000

1名室利用追加代金¥15,000

Ryokan浦島:東館スタンダードツイン(20㎡)


旅行代金 ¥313,000

1名室利用追加代金¥20,000

Ryokan浦島:東館デラックスツイン(40㎡)


旅行代金 ¥333,000

1名室利用追加代金¥35,000

Ryokan浦島:東館クラブルームツイン(40㎡)

※お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

※料金の表示のカテゴリーはRyokan浦島の客室となります。

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