1917年の創業以来、ハワイ・ワイキキで100年以上もの永きにわたり世界のセレブを魅了してきた「ハレクラニ」。そんなハワイの名門ホテル“ハレクラニ”が世界で2番目に開業したのが「ハレクラニ沖縄」です。2019年に開業後、観光施設の格付けで世界的な権威のある「フォーブス・トラベルガイド2022」のホテル部門において日本のリゾートホテル初の最高ランク5つ星を獲得。今や憧れのホテルとして名を轟かせるハレクラニホテルのレポートをお届けします。

ハワイのエッセンスを感じる「ハレクラニ沖縄」で優雅なひととき

開業するにあたり、ワイキキに負けない”楽園”にふさわしいロケーションを求め、世界中の数ある候補地のなかから選ばれたのが沖縄県・恩納村でした。恩納村は、沖縄本島の中央部西海岸に位置する日本屈指のリゾート地。海岸線に寄り添うように建つホテルのメインロビーに足を踏み入れると、エメラルドグリーンの海が飛び込んできます。今回宿泊したのは、２つの宿泊棟のうち華やかな空間が特徴の「ビーチフロントウィング」です。ホテルのエントランスからすでに楽園リゾート・ハレクラニの世界観が始まります。

全室オーシャンビューの客室ではハレクラニのアメニティに注目

テラス付の客室の広さは約50㎡と広々としています。バスルームの仕切りをたたむと、お風呂からも開放的な景色をお楽しみいただけます。驚いたのが客室で使用されているアメニティです。シャンプー類やボディークリーム等はすべて英国生まれの高級香水ブランド「ROJA」の製品です。ハレクラニ沖縄をイメージした香りだそうで、お風呂の時間も優雅な香りに包まれます。

また、タオルや小物類、寝具など全てにハレクラニのロゴやカラーデザインが用いられ、ハレクラニの世界観　細部にいたるまでこだわりが感じられます。お部屋内のほとんどの物はホテル内のブティックやオンラインショップで販売されているので、気に入ったものがあれば購入も可能です。お部屋内に置いてあるビーチサンダルとビーチバッグはお持ち帰りが可能ですので忘れずに。

ここでしか味わえないオリジナリティ溢れる４つのレストラン

そして、もう一つご紹介したいのは朝食です。朝食はビュッフェ形式の「ハウスウィズアウト ア キー」と和食・洋食のセットメニューを提供する「シル―」の2カ所でお召し上がりいただけます。

ビュッフェ形式の「ハウスウィズアウト ア キー」では、和・洋・中の様々なメニューがずらりと並んでいます。１回ではとても食べきれないほど豊富な種類の料理やデザートが並んでいて、ついつい目移りしてしまいます。されに魅力されたのは、レストランスタッフが持ってきてくれる日替わりの焼き立てパンです。この日いただいたのは、キノコ型のメロンパン。サクッとしたクッキー生地とふわふわの触感が絶妙でした。ちなみに翌日はもちもちのヨモギパンだったそうで、「このメニューが美味しかったよ」「もう一回あのパンは食べなきゃね」といったお客様との朝食談義も楽しかったです。

翌日もビュッフェに行きたい気持ちを押え、もう一つの朝食会場「シル―」にも挑んできました。「シル―」の人気メニューといえば『ハレクラニオリジナルのパンケーキ』です。このパンケーキを食べるならば順番待ちは必須です。朝７時のオープンに合わせて訪れても、20~30分待ちなんてこともあるそうです。（※朝6時30分からオンラインで整理券が配られるようです。込み具合は宿泊組数によって変わるそうです。）私たちも順番待ちして、待望のパンケーキをいただきました。ヘーゼルナッツソースがたっぷりとかかったスフレパンケーキはボリュームたっぷりの見た目ですが、あっという間に完食でした。

”楽園ハレクラニ”で思い思いの時間を過ごして

ハレクラニ沖縄では、朝・夕のヨガやクルージング体験（季節や天候による）、シーサーの絵付けなど様々なアクティビティが開催されています。ご興味のある方は、スタッフに相談すると予約をしてくれます。豊富なアクティビティに加え、屋内外プール、フィットネスジム、スパ、ブティックなどの施設も充実しているので、空いた時間も皆さま思い思いの時間を過ごしていらっしゃるようでした。ぜひ皆様もゆっくりと時間をとって滞在していただきたホテルです。