秋のトスカーナ・キアンティの農家ホテルとオルヴィエート食彩紀行【10日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 10月23日(水)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用 ¥698,000 〜 ビジネスクラス利用 ¥1,218,000

旅のポイント

Point 1
キアンティ地方の農家ホテルに宿泊し、郷土料理や食のプログラムを楽しみます。
Point 2
トスカーナ地方の美しい自然を満喫。モンタルチーノ村ではワイナリーも訪問します。
Point 3
天空の町オルヴィエートに3連泊。町歩きや周辺の美しい村々へご案内します。

ツアープランナーより

イタリア・トスカーナ地方の食彩といえば、トスカーナ料理はもちろんですが、やはり「ワイン」抜きには語れません。なかでも、「イタリアワインの女王」との誉れも高い「ブルネッロ・モンタルチーノ」(モンタルチーノ村)と、長い歴史を誇る「キアンティ・クラシコ」(キアンティ地区)は、その双璧と言ってよいでしょう。このたびは、このトスカーナを代表する二つのワインを、その生産地を訪ねて飲み比べ、というワインファンにはたまらないプログラムです。特に、キアンティ地方では、食彩の旅らしく、私共のイタリアのパートナーの友人がオーナーという素朴な農家ホテル(アグリツーリズモ)に泊まって、生産者から直接ワイン作りや食文化について説明を聞きながら、田舎での滞在もお楽しみいただきます。客室数の少ないアグリツーリズモですが、昨年に引き続き、トスカーナの丘陵地が秋色に染まる10月に合わせ、今年も快くグループへのお部屋をご用意いただくことができました。宿の周辺で収穫の時期を迎える、ぶどうやオリーブの畑が見られるのもこの時期ならではです。また、本年度は、旅の後半にウンブリア州のオルヴィエートでの滞在も加わりました。地元のカフェや食材店を覗きながらの楽しい町歩きをお楽しみください。

見どころのご紹介

トスカーナの美しい風景と魅力的な町や村、食文化を様々な角度からご紹介します

農家ホテルで楽しむトスカーナの休日 地元の食材に舌鼓

ぶどう畑やオリーブの畑、糸杉の並木、景色に溶け込むように村や教会が点在するキアンティ地方。中でも、ガイオーレ・イン・キアンティをはじめとする9つのコムーネ(地区域)は「キアンティ・クラシコ」(DOCG)の、高品質なワインを生産する一帯としても知られています。昨年もご好評いただいた、ガイオーレ村の郊外にあるアットホームな雰囲気が魅力の農家ホテルを、今年もご用意することができました。

【農家ホテルに宿泊】ガイオーレ・イン・キアンティ郊外「ボルゴ・カーサ・アル・ヴェント」

家族経営で営まれる農家ホテルの周囲には、オーナー家族が情熱を持って育てるオリーブ畑やぶどう畑があり、自家製のオリーブオイルやワインも味わえます。このたびは、自家製の郷土パスタ作りの見学なども楽しみます。旬の食材や伝統的な食材を使った食事、そして、トスカーナの農家ホテルでこそ楽しめるプログラムをお楽しみください。

【オーナーご家族からのメッセージ】
「Casa Al VentoのあるGaiole In Chiantiは元祖キャンティ・クラシコと言われ1000年以上前からワインを作り続けてきた地です。今年も、日本からいらっしゃる皆さんに豊かな自然と歴史を肌で感じながら滞在していただけるのを楽しみにしています。」

家族経営のアグリツーリズモなので、アットホームな雰囲気が魅力です。
説明を聞きながらパスタ作りを見学します(添乗員撮影)
ホテルの周辺には葡萄やオリーブの畑が広がっています(添乗員撮影:写真は7月の様子)
ホテルで醸造しているワインの試飲やカーブも見学します(添乗員撮影)

トスカーナの美しい町や村を訪ねる

中世の面影を残す街 シエナ

同じトスカーナのフィレンツェの影に隠れがちですが、往時はフィレンツェに負けないくらいの勢力を誇ったのがシエナです。世界遺産に登録される旧市街には中世のままの街並みが残り、イタリアで最も美しいと称えられるカンポ広場沿いには、13~14世紀に建造された宮殿や高さ100メートルを超える塔など歴史ある建物が立ち並びます。散策に便利なホテルに2連泊し、のんびりと散策を楽しみます。

歴史的な建物に囲まれたカンポ広場

トスカーナの港町 リヴォルノ

フィレンツェの外港として栄えたリヴォルノ(添乗員撮影)

丘陵地の続く田園風景のイメージが強いトスカーナ州ですが、海岸部には海洋貿易で栄えた中世の面影を残す港町もあります。海岸線のリゾート地ヴィアレッジョに宿泊した後は、16世紀にフィレンツェの建築家によって都市計画が進み、メディチ家の免税特区港が置かれたリヴォルノをご紹介します。ヴェネチアのような港が残る町並みも興味深く、内陸部のトスカーナのイメージとは異なる雰囲気が楽しめます。

「イタリアワインの女王」を生む銘酒の里 モンタルチーノ村

「イタリアワインの女王」と称され、バローロ、バルバレスコと並びイタリア三大銘酒に数えられるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。赤ワインで名高いモンタルチーノは、フィレンツェと争ったシエナの最後の要塞都市でもあり、高台に位置する旧市街には中世の町並みが残ります。ここでは、ワイナリーの訪問や試飲、そして町の散策も楽しみます。

標高567メートルのモンタルチーノ村
町中のワインショップにもブルネッロワインがずらりと並びます(イメージ)

オルチャ渓谷の景観に溶け込むように佇む町 ピエンツァ

トスカーナの中でも飛びぬけて美しく整った町がこのピエンツァです。世界遺産オルチャ渓谷の中にある町で、緩やかな丘陵の上に建ち、周囲は絨毯のように広がる美しい風景が印象的です。ベージュで統一された町並みに真っ白な鐘楼がよく映えます。

ベージュの家々が立ち並ぶピエンツァの町並み
ピエンツァ周辺の美しい風景を走るドライブも楽しみです(イメージ)

「塔の町」サンジミニャーノ

いくつもの塔が残るサンジミニャーノの町並み

エルサの谷の丘の上にあるサンジミニャーノ。別名「塔の町」と呼ばれるように、貴族たちが美を競い合って建てた中世の美しい塔が数多く残り、世界遺産に登録されています。

丘上の古都オルヴィエートと周辺の美しい町々へ

天空の町オルヴィエートに3連泊

イタリアを代表するゴシック様式の大聖堂が遠くからも目に入ります

大地から隆起した凝灰岩でできた自然の城壁に守られ、天に浮かぶようにして佇むオルヴィエート。美しい丘上の古都として親しまれるこの小さな町は、ローマからの日帰りも可能ですが、連泊することで、観光客の少ない静かな風情を感じていただくことができます。イタリアでも有数のゴシック大聖堂が建つドゥオモ広場と共和国広場、ポポロ広場を拠点に、カフェやピッツェリア、お肉屋さんやエノテカなど、地元おすすめのお店などを覗きながらの散策をお楽しみください。また、滞在中には、イタリアの習慣「メレンダ」(おやつの時間)の体験も。オルヴィエートでのご宿泊は、ポポロ広場のすぐそばに建つ、散策に便利なホテルをご用意しました。

どこを歩いても絵になり、路地散策が楽しい町です。通りを抜けるとゴシックの大聖堂が現れます
オルヴィエートでは特産の陶器のお店もよくみかけます(イメージ)
イタリア屈指のゴシック様式の大聖堂
大聖堂内部の装飾も見事です
ホテルから徒歩3分ほどにある共和国広場
ウンブリア州の地元の食材が並ぶお店などを覗きながら、散策を楽しみます(イメージ)

オルヴィエートから訪ねる周辺の町 チヴィタ・ディ・バーニョレッジョとトーディ

オルヴィエート滞在中には、周辺の美しい町々にもご案内します。「イタリアの最も美しい村」にも選ばれるチヴィタ・ディ・バーニョレッジョは、断崖絶壁の上に広がるまさに「陸の孤島」といった佇まいの村。全長300メートルの細い橋で手前の町と結ばれています。一方のトーディは、エトルリアの時代までその歴史を遡るという古い歴史を持つ町。「鷲」に導かれた人々が町を築いたという伝説から、町中では紋章や鷲の像を見かけます。(※チヴィタ・ディ・バーニョレッジョでは駐車場から片道20-30分程歩きます)

長い一本橋が結ぶ陸の孤島チヴィタ・ディ・バーニョレッジョ
イタリアの住み心地のよい町として選ばれたことがあるトーディ。丘の上の町なので坂道が続きます


アグリツーリズモや地元の食堂、少しお洒落なレストランまで。郷土色溢れる食事も楽しみ

自然豊かなトスカーナ地方の土地の恵みを生かした、シンプルながら味わい深い料理が特徴です。美しい風景と地元の人々の日々の暮らしにある飾り気のない食を楽しみます。(写真はイメージです)

「カチュッコ」:内陸のイメージが強いトスカーナですが、西側は海に面しています。リヴォルノでは、伝統料理の魚介の煮込みカチュッコを味わいます。(イメージ)
「トリュフのパスタ」:ウンブリア州はトリュフの産地としても知られています。オルヴィエートではトリュフのパスタをご用意しました。(イメージ)
郷土パスタ 「ラグーソースのパッパルデッレ」:イタリア語で「豪快に食べる」、「食いしん坊」といった言葉が語源の郷土パスタ「パッパルデッレ」。トスカーナでは猪のラグーソースがポピュラーです。(イメージ)
「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」:牛肉の炭火焼を、シンプルに塩とレモンでいただく「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」。(イメージ)

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京23:05発

■夜、成田空港または羽田空港より、航空機にてヨーロッパまたは中東主要都市へ。

(機中泊)

2日目
ヨーロッパまたは中東主要都市05:55着/06:55発 ボローニャ09:00着 ヴィアレッジョ

■着後、航空機を乗り換え、ボローニャ空港へ。

■バスにてヴィアレッジョへ向かいます。

 

(ヴィアレッジョ泊)

3日目
ヴィアレッジョ08:45発 リヴォルノ サンジミニャーノ シエナ17:30着

■午前、港町リヴォルノの散策へ。

【食彩】リヴォルノの名物「カチュッコ(魚介の煮込み)をご賞味ください。

■午後、エルサの谷の塔の町サンジミニャーノに立ち寄り、シエナへ。

【2連泊】(シエナ泊)

4日目
シエナ

■午後、シエナの市内観光。大聖堂大聖堂付属美術館カンポ広場へご案内します。

■午後、自由行動。

(シエナ泊)

5日目
シエナ午前発 ガイオーレ・イン・キアンティ午後着

■午前、【食彩】キアンティ地方、ガイオーレ・イン・キアンティ郊外の農家ホテル(アグリツーリズモ)へ。

■着後、【食彩】宿で育てるオリーブやワインについて説明や試飲を楽しみます。また、自家製のパスタ作りを見学します。

夕食には、地元の食材を使った郷土料理をお楽しみください

(ガイオーレ・イン・キアンティ:農家ホテル泊)

6日目
ガイオーレ・イン・キアンティ09:00発 モンタルチーノ ピエンツァ オルヴィエート17:00着

■午前、バスにてトスカーナの風景を楽しみながら、モンタルチーノ(標高567m)へ。【食彩】高級ワイン「ブルネッロ」で知られるこの村で、ワイナリー訪問と試飲を楽しみます。

■午後、トスカーナ古い町ピエンツァへ。散策を楽しみます。

■その後、オルヴィエートへ。

 

【3連泊】(オルヴィエート泊)

7日目
オルヴィエート

■午前、オルヴィエートの観光。ゴシック様式の●大聖堂や、旧市街を散策しながら、地元のおすすめの店などを覗きます。

【食彩】昼食には、ウンブリア州のトリュフを使ったパスタをお楽しみください。

■午後、自由行動。

【食彩】夕刻、現地の習慣の「メレンダ」を楽しみます。昼食と夕食の間の「おやつの時間」で、地元のおつまみを味わいます。

(オルヴィエート泊)

8日目
オルヴィエート (チビタ・ディ・バーニョレッジョ、トーディ)

■終日、小型バスにて近郊の美しい村々を訪れます。

陸の孤島のようなチビタ・ディ・バーニョレッジョや、丘上の町トーディへご案内します。

 

(オルヴィエート泊)

9日目
オルヴィエート06:30発 ローマ10:50発 ヨーロッパまたは中東主要都市15:15着/17:45発

■朝、バスにてローマ空港へ向かいます。

■午前、航空機にてヨーロッパまたは中東主要都市へ。

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
東京14:05着

■午後、成田または羽田空港に到着。着後、解散。

※日程表の時刻は、成田空港発着のフィンエアーの利用を想定したものです。フィンエアーの羽田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
10月23日(水)発

旅行代金:¥698,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,218,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥140,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加料金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥77,000:4月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,010円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせ下さい。

 

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