2021年開通の拉林鉄道に乗車

ラサ・シガツェ・ロカ・ニンティ チベット周遊の旅【11日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 7月30日(火) 、 8月6日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用 ¥698,000〜ビジネスクラス利用 ¥998,000

旅のポイント

Point 1
2021年開通の拉林鉄道に乗車して快適に天空の都ラサを目指します。
Point 2
ラサへの途上、ニンティとロカに連泊し、高度順応に配慮した日程です。
Point 3
ラサに連泊しシガツェにも足を延ばし1泊して散策をお楽しみいただきます。

ツアープランナーより

2006年に「青蔵鉄道」が開通しました。チベットへ高度順応しながら標高を上げていく画期的な交通手段の誕生は大きな話題を呼び、これに乗車する旅は大人気になりました。あれから18年、新たな鉄道に乗車するチベットの旅がスタートします。「青蔵鉄道」の青は青海省、蔵はチベットの略で、青海省の西寧とラサを結ぶ鉄道でしたが、今度の鉄道は「拉林(ろうりん)鉄道」と呼ばれ、拉薩(ラサ)と林芝(ニンティ)を結ぶ、チベットの高速鉄道です。ツアーは成都から空路、林芝へ飛び連泊。高度順応し、鉄道に乗って山南(ロカ)でも連泊し観光しながら高度順応を果たします。そして、いよいよラサへ。この間、鉄道の乗車時間はわずか3時間29分。青蔵鉄道の旅では車中泊を余儀なくされていましたが、列車に泊まることなく、早く、快適に、天空の都へのアプローチが実現しました。ツアーはラサに連泊しシガツェにも宿泊するゆとりの行程とし、これまであまりご紹介することのなかったチベットの山岳美と文化にふれていただきます。

見どころのご紹介

2021年6月開通、「拉林(ろうりん)鉄道」に乗ってラサへ

チベットの都ラサと林芝を結ぶ「拉林鉄道」の全長は、435キロメートル。その9割は3000メートルを越え、47のトンネルと121の橋を通過します。この数字を見ただけでも、いかに難所での工事だったかがおわかりになると思いますが、6年の歳月をかけて2021年に完成しました。この路線を走る「高原復興号」は電気機関車とディーゼルの内燃機関両方を兼ね備えた特別車両。高地を走る列車ゆえ、高山病対策が気になりますが、2つの酸素供給システムが取り入れられて常時車内に酸素が送られるとともに、緊急時にも対応できるようになっています。快適に車窓から覗くチベット高原を眺めながら、ラサへ向かいます。

チベットの大地を駆ける高速鉄道(イメージ)
車窓からの景観も圧巻です。(イメージ)

チベットの旅の始まりはヤルツァンポ河畔の林芝(ニンティ)から

ヤルツァンポ川はチベット高原の西に源を発し、インド洋へと注ぐ大河。林芝はその中下流域に位置する、平均標高3100メートルの町です。鉄道駅の起点となり、開発が加速していきそうですが、林芝は「チベットの江南」とも評され、穏やかな気候と高山植物の楽園として知られています。展望台からは、ヒマラヤ山脈の東端、中国で最も美しいといわれるナムチャバルワ ( 7782メートル)を展望することができます。成都から空路で向かいますが、まるでヒマラヤ遊覧飛行のような絶景をご覧いただけます。

世界最大ともいわれる大渓谷を形成するヤルツァンポ川
天候が許せば、展望台から雄大なナムチャバルワ ( 7782メートル)の山並みをご覧いただけます(イメージ)
市場には色とりどりの野菜やヤクの乳のバターなどが見られます
成都からの林芝の空路はマウンテンフライトが楽しめます

歴代チベット王の故郷、山南(ロカ)に2連泊

林芝から高速鉄道に乗って到着する山南。7世紀にチベット統一を果たしたソンツェン・ガンポ王が、都をラサに移すまでチベットの中心地だったところです。「王家の谷」には土盛りの墳墓が点在し、ソンツェン・ガンポ王もそのいずれかに葬られたと伝えられています。ツアーではこのチョンギェー(藏王墓)やチベット最古級の寺院、タントク寺(昌珠寺)などソンツェン・ガンポ王ゆかりの見どころへご案内します。
山南の平均標高は、3500メートルほど。ここで連泊してもう一度高度順応し、いよいよ3650メートルの地にあるラサを鉄道で目指します。

ソンツェン・ガンポが建てた寺院のひとつ、タントク寺
ソンツェン・ガンポが降り立ったといわれる、ユンブラカン

ラサ市内にそびえるポタラ宮の姿は、チベットに来たことを実感

チベットの聖地ラサ。鎖国政策が採られ、神秘的な禁断の地だったそこは、格好の映画の舞台にもなりました。1950年に中国に併合されてからも辺境の地ゆえ、チベットらしさを残していましたが、青蔵鉄道の完成後、漢化が進みました。しかしそれでも、チベットという名の響きは旅人にとって魅力的であることに変わりはありません。主であるダライ・ラマ十四世が去った今も、紅と白のポタラ宮の荘厳さは失われず、それを目の前にすれば、天空の都に辿り着いた実感を湧かせてくれます。チベット旧市街、チベット全土から巡礼者が訪れる大昭寺徒歩圏内のホテルに計3泊しますので、ホテルを起点に存分にチベットの風情をお楽しみください。

ポタラ宮に向かい、五体投地をするチベット人も見られます
ラサのメインストリート、バルコル(八角街)を散策
チベット人にとりポタラ宮とともに篤い信仰を集めるジョカン寺(大昭寺)

ポタラ宮 チベットの政治・宗教・文化の中心地

高さ115メートルの山をそのまま利用した、ダライ・ラマの宮殿。建設が始まったのは、吐蕃王国の7世紀で、完成したのは1659年のこと。部屋の総数は1000を超えると言われています。1959年、ダライ・ラマ十四世がインドに亡命するまで、チベットの政治、仏教の中心として君臨してきました。現在は、その宮殿内の一部が公開されています。

ポタラ宮 7世紀にソンツェン・ガンポによって築かれた宮殿跡を拡張・改修して建造されました

チベットらしさが残るシガツェへは開通したばかりの高速道路に乗って

シガツェはラサに次ぐ、チベット第二の町。市街こそホテルなどが見られますが、旧市街は今もチベット人が多く暮らしています。チベット仏教の最大宗派・ゲルク派の六大寺院のひとつ、タシルンポ寺が見どころのひとつ。寺の周囲には市場も見られ、チベット人の暮らしぶりを垣間見ることができるでしょう。シガツェへは2023年に完成した高速道路に乗ってバスで向かい、帰路は高速鉄道に乗ってラサに戻ります。

シガツェ駅 ラサへの帰路は高速鉄道を利用します
人々の暮らしぶりにふれられる市場散策

タシルンポ寺 シガツェ最大のゲルク派寺院

もともと15世紀、ゲルク派(のちにチベット仏教の最大宗派)の開祖ツォンカパの弟子で後に初代ダライ・ラマとなるゲドゥン・トゥプパによって建設されましたが、同じく転生を繰り返すパンチェン・ラマ四世によって17世紀に拡張され、以来パンチェン・ラマの活動の舞台となりました。

シガツェのシンボルで最大の寺院、タシルンポ寺を訪ねます

ツアー日程

11日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港08:40発 上海10:55着/13:40発 成都17:05着

■羽田空港より航空機にて上海を経由し、成都へ。

■成都着後、ホテルへ。

(成都泊)

2日目
成都06:45発 林芝(ニンティ)08:50着

午前、成都より林芝(標高:3,100m)へ。

■午後、ホテルにチェックインし、高度順応のため休憩します。

【2連泊】(林芝泊)

3日目
林芝

終日、林芝の見学へ

■名峰ナムチャバルワを望む展望台●ラマリン寺を訪れます

林芝泊)

4日目
林芝13:40発 山南(ロカ)16:41着

■午前、●世界柏樹王園林にご案内します。

■午後、高速鉄道にて山南(ロカ)へ。

【2連泊】(山南泊)

5日目
山南

終日、山南の見学へ。雍布拉康昌珠寺藏王墓などを訪れます。

(山南泊)

6日目
山南16:43発 ラサ18:11着

■午前、引き続き山南の観光へ。桑耶寺などを訪れます。

■午後、高速鉄道にてラサへ。

【2連泊】(ラサ泊)

7日目
ラサ

■終日、ラサの観光にご案内します。世界遺産ポタラ宮大昭寺八角街(バルコル)などを訪れます。

(ラサ泊)

8日目
ラサ09:00発 シガツェ17:00着

■専用車にてシガツェへ。

■途中、○ヤムドク湖、●白居寺などを訪れます。

(シガツェ泊)

9日目
シガツェ15:40発 ラサ18:24着

■午前、シガツェの観光へ。シガツェ古城●タシルンポなどにご案内します。

■昼食後、高速列車にてラサへ。

(ラサ泊)

10日目
ラサ15:30発 上海21:50着

■午前、ラサより航空機にて上海へ。

 

(上海泊)

11日目
上海08:20発 羽田空港12:30着

■午前、上海空港より航空機にて帰国の途へ。

■午後、羽田空港に到着。

※上記日程は中国東方航空利用の場合のものです。他の便を利用した場合は利用空港、発着時間、日程は異なります。また、初日及び最終宿泊地も利用する航空便により変更となる場合がございます。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは11日間のコースです。

出発日 旅行代金
7月30日(火)発

旅行代金:¥698,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥998,000

ビジネスクラス利用

8月6日(火)発

旅行代金:¥698,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥998,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥120,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:羽田空港~成都空港往復

燃油サーチャージ:¥37,100(2月1日現在)

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)。

 

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