見どころのご紹介

国内旅行の延長で寛げる日系ホテルに宿泊

中国旅行本格再開にあたり、宿泊は安心して寛げる日系ホテルの宿泊を選びました。大連で連泊する「ホテルニッコー大連」は2006年5月にオープン。かつてのロシア人街（団結路）や中山広場へも歩いて行ける絶好の立地にあります。日本語を話せるスタッフも多く、安心・快適のホテルです。

瀋陽　もうひとつの故宮と中華バロックの街

瀋陽は満州族の後金が都を置き、歴代の清朝皇帝が過ごした街です。ここにはもうひとつの故宮があります。北京の紫禁城と並び、保存状態の良い中国封建時代の皇居であり、世界遺産にも登録されています。また、瀋陽の街には中国人が建てた洋風建築、中華バロックの華が開きました。今も残る東京駅設計者の辰野金吾が建てた奉天駅（現・瀋陽南駅）周辺のフリークラシックの建築群と併せて注目です。

大連　ノスタルジックな街並みが旅情を誘う

中国・東北の玄関口、大連はベイサイドにモダンなビルが建ち並ぶ近代都市の顔を見せる一方で、町中を歩いていると、まるで映画やドラマに登場するような古い建築が現れたり、一歩路地に入ると懐かしい風情の家屋が並んでいたりと、変化に富んだ街並みが広がります。20世紀初頭にロシア人が暮らしたロシア風情街や、日本統治時代のバロック建築が建ち並ぶ中山広場、旧満鉄本社（外観）などを訪ねます。

旅順　日本時代から続く旅順博物館

旅順博物館は、1917年に関東都督府満蒙物産館として創建され、1919年に関東庁博物館になりました。現在、一級博物館に指定され、計6万点のコレクションを誇ります。その展示物の数々はもちろんですが、建物自体も当時の雰囲気をまとわせて趣があります。正面玄関の目の前には旧関東軍司令部の建物が残り、清朝ラストエンペラーの溥儀が暮らしていたこともあります。博物館内には大谷光瑞を団長とする探検隊が新疆から持ち帰った「大谷コレクション」の一部も展示されています。（展示品は入替えなどが行われる場合もございます。）

旅順　『坂の上の雲』の舞台へ

日露戦争では旅順港を巡る日露の陣地争奪による激戦地となった二〇三高地。中でも日本陸・海軍の軍師として活躍した秋山兄弟を取り上げた司馬遼太郎の代表作『坂の上の雲』は、多くの日本人に知られています。今回は旅順を訪れ、二〇三高地をはじめ、日露戦争の講和条約締結の舞台となった水師営なども訪れる行程としました。