【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年02月17日

【帰着レポート】文化歴史塾+旅  高知を訪ねる 「土佐・龍馬塾」
【前半】

2020年12月11日~12月14日 4日間 添乗員:東京支店 中屋 雅之

<12/11発・添乗員 中屋雅之>

このツアーは、「文化歴史塾+旅」というタイトルの通り、単に名所旧跡を訪ねるだけではなく、観光に際しても特別な語り部の方とともに歩き、夕刻には各方面の専門家の先生から「文化歴史塾」の話を聞くことによって、その土地の歴史を深く理解する旅です。 このツアーでは高知に3連泊。その間に周辺の歴史史跡や古い街並みを訪ねました。

高知駅前に立つ三志士像

このツアーでは高知、つまり土佐藩の歴史に焦点を当て、戦国時代の長曽我部元親や江戸時代の山内一豊、そして幕末の坂本龍馬らのゆかりの地を辿りました。高知で最大の英雄は坂本龍馬であり、空港の名前も高知・龍馬空港、バイクのナンバープレートにも龍馬の絵があります。

ナンバープレートも坂本龍馬
坂本龍馬像の前で説明する根木先生

第1日目、高知・龍馬空港に到着後、早速、「龍馬研究会」の会長、根木先生と合流し、坂本龍馬の銅像で有名な桂浜を訪ねました。

桂浜を見降ろす高台に立つ巨大な龍馬像を見学後、2018年にオープンした「龍馬記念館」へ。ここでは龍馬の生涯についてのビデオをご覧いただいた後、様々な展示物をご覧いただきました。企画展示室では幕末維新期の貴重な資料や龍馬の手紙などをご覧いただきました。ここには坂本龍馬が新婚旅行で鹿児島を訪れ、霧島連山の主峰高千穂峰に上り、その頂上に刺さっていた「天の逆矛」を抜き取ったという物語が絵日記風に書かれていました。有名な物語ではありますが、実際に本人が書いた日記を見るとその光景が目に浮かぶようです。また、本館には坂本龍馬の生涯に関する展示や薩摩藩との関係、龍馬が暗殺された京都の「近江屋」の模型などもありました。

坂本龍馬の絵日記

夕刻、ホテルの2階「花鳥の間」で根木先生の講座・歴史塾①を聞きました。幕末に散った志士たちの話でした。

2日目は路面電車で「高知城前」へ。ここから歩いて2017年にオープンした「高知城歴史博物館」へ。ここで博物館の館長、渡部さんと合流。博物館をじっくりとご案内していただきました。博物館の建物の解説から、高知の歴史などについて理解が深まりました。2階のガラス張りの壁からは高知城の天守閣をきれいに望むことができました。高知城はオリジナルの天守閣が残る「現存十二天守」の一つです。

歴史博物館から見た高知城

博物館から歩いて高知城へ。城門「追手門」から入り、ゆっくりと階段を上りました。

途中にはやはり高知出身の板垣退助の銅像が、更に少し上がると山内一豊の妻千代と馬の像がありました。一豊の妻、見性院(千代)は一豊のためにへそくりで馬を買い、そのおかげで豊臣秀吉の目に留まったといわれています。「三の丸」から「二の丸」へ。更に天守閣の中へと入りました。急な階段を上ると天守閣の最上階まで行くことができました。ここからの眺めも最高でしたね。

昼食は土佐料理の「司」本店でカツオのたたきをはじめとする土佐料理をお召し上がりいただきました。

追手門と高知城
土佐料理の司本店

昼食後、ご希望の方は歩いて「はりまや橋」へ。はりまや橋は「札幌の時計塔」、「長崎のオランダ坂」と並んで「日本三大がっかり名所」と呼ばれているようですが、それはあまり目立っていないだけであって、歴史的な意味としては大変重要なものです。ここは「ぼんさんかんざし買うを見た」と歌に謳われた場所でもあり、お馬と純信の恋物語で知られる場所です。道路の反対側にはペギー葉山の歌う、「南国土佐を後にして」の歌碑があり。丁度歌が流れていました。夕刻、ホテル2階の「花鳥の間」で渡部先生の歴史塾➁をお楽しみいただきました。今回は山内一豊とその妻、見性院(千代)の話などが興味を引きました。

文化歴史塾+旅 高知を訪ねる 「土佐・龍馬塾」【後半】はこちら

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