【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年03月21日

【帰着レポート】ホテルホライズン3泊と世界遺産小笠原諸島の旅

2022年3月16日~3月21日 6日間 添乗員:東京支店 清水 龍士郎

<3/16発・添乗員:東京支店 清水 龍士郎>

東京竹芝桟橋から出港し、南へ約1000キロ。所要時間は24時間。唯一の移動手段である船「おがさわら丸」にて世界自然遺産に登録されている小笠原へ行ってまいりました。過去にも弊社企画のツアーで小笠原はご案内しておりますが、「小笠原には行ってみたいけれど船が不安」という声もよく頂戴します。

本レポートでは「おがさわら丸」の移動も含めて、ツアーの様子をお届けいたします。

過去の小笠原ツアーの様子については添乗員相澤・岩田のレポートも是非ご覧ください。

飽きることのない船内からの展望   

「おがさわら丸」は、東京・竹芝桟橋と小笠原・父島を結ぶ貨客船です。現在のおがさわら丸は3代目。初代と比べ、客室数も増え、移動の所要時間も短くなっています。(初代は28時間かかっていました。)

竹芝桟橋を出港して、しばらくは東京湾内を運航するため、東京湾付近の景色をお楽しみいただけます。出港後レインボーブリッジをくぐり、羽田空港近く、横須賀、みなとみらいなどを通ります。東京湾を抜けた後は、三宅島、八丈島などをご覧になれます。

乗客の中には本格的なカメラを持参している方も少なくなく、おがさわら丸は「隠れた写真スポット」かもしれません。また、今回は横須賀付近で自衛隊のイージス艦も通りましたが、普段はなかなか見られないものです。運が良ければ、海上に出てきた潜水艦などもご覧いただけるそうです。

羽田空港に離着陸する飛行機を近くでご覧いただけます
自衛隊のイージス艦。普段はなかなか見られません

海上から眺める夕日は別格です

日が沈む時間になると、多くの方が8階デッキに集まります。天気が良ければ海上から水平線に沈む夕日をご覧いただけます。目の前には大海原と太陽のみ。夕陽に照らされる海と、少しずつ水平線に沈んでいく太陽の姿は一見の価値がありです。この日は良天で夕陽が沈みきった時には、歓声も上がるほどでした。

船内デッキからご覧いただけます。水平線に沈む夕日は格別です。

また、船内にはレストラン、展望ラウンジ(軽食もできます)、ショップなどがあり、小笠原のお土産、「おがさわら丸」限定のグッズも置いてあります。

船内からの景色や食事、買い物、ゆったりした時間も堪能していただき、「意外と24時間はあっという間だった」という声もありました。たかが移動手段ということはなく、さまざまな楽しみ方があります。意外と飽きることのないそんな「おがさわら丸」の旅でした。

展望ラウンジにはソファ席もあり、ごゆっくりお過ごしいただけます

船内ショップ。船内限定のグッズだけでなく、小笠原のお土産も充実しています

大迫力のホエールウォッチング

小笠原は日本のホエールウォッチング発祥の地といわれていて、時期によって見られるクジラも変わります。今回訪れた3月はザトウクジラのシーズン。約2時間、小笠原の海上でホエールウォッチングをお楽しみいただきました。

 必ずしも、見られるとは限らないホエールウォッチングですが、今回は現地のガイドやキャプテンも驚くほど至近距離で見られて、大変幸運でした。

キャプテンがクジラのいる場所を特定すると、どの方向か教えてくれます。クジラの背中が見られ、船内には歓声。ただ、それだけでは終わりませんでした。徐々に徐々にクジラが船に近づき、クジラの数も増えてきて、何度もクジラがジャンプを見せてくれました。クジラの飛び方にもさまざまな種類があり、頭から出て頭から落ちる「ヘッドスラック」、背面飛びのような「ブリーチング」と見せてくれました。

1年を通してお楽しみいただけるホエールウォッチングですが、12月~4月頃まではザトウクジラ、それ以降はマッコウクジラが見頃です。

全身見せてくれる大ジャンプは大迫力でした

世界自然遺産に登録され、近年観光としても人気となり始めている小笠原諸島。父島をはじめとする数々の島には貴重な自然動植物が残されています。同じ日本とは言え、本土ではなかなか見ることのできない景色を見られることでしょう。移動に24時間を要し、島独特のゆったりとした時間も過ごせ、世界遺産の大自然も楽しめる小笠原諸島。海外旅行に行くような気分で行かれてみてはいかがでしょうか。

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