爽涼の夏旅 訪れる機会の少ない出羽三山、蔵王高原で過ごす

最上川の絶景・三淵渓谷と出羽三山・蔵王高原の旅【5日間】

  • 集合場所:羽田空港※庄内空港合流/山形駅離団可能
  • 出発日: 7月22日(月) 、 8月26日(月)
  • 旅行代金:¥238,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
最上川上流の秘境、絶景と伝説の三淵渓谷をボートでゆく、通り抜け参拝をします。
Point 2
出羽三山では羽黒山に泊まり精進料理、月山八合目の高山植物観察、湯殿山神社訪問など充実の見学を。
Point 3
夏のさわやかな蔵王に2泊。温泉の素晴らしさでも知られる、蔵王国際ホテルに宿泊します。

ツアープランナーより

南東北の「爽涼の夏旅」は、高原の避暑地として知られる蔵王高原と、出羽三山を選びました。冬の樹氷で知られる蔵王は、夏の避暑地としても知られています。温泉に泊まりながら、ロープウェイを利用しさらに標高の高い山上を見学します。そして、出羽三山は訪問する機会の少ないところ。かつては山伏の霊山として知られた山々も、現在は山上まで道路が開通し、簡単に訪れることができるようになりました。羽黒山山上にできた休暇村に宿泊しながら、月山、湯殿山を訪れます。また、出羽三山から蔵王への移動途中には、最上川上流の秘境、三淵渓谷のボートツアーで、涼を感じていただきます。

見どころのご紹介

最上川の秘境 伝説の三淵(みふち)渓谷を通り抜け参拝

「奥の細道」で松尾芭蕉も詠んだ最上川。この最上川の上流にある長井ダムによってせき止められた百秋湖にあるのが「三淵渓谷」です。ボート1艘が通り抜けるのがやっとの神秘的な渓谷で、高さ50mを超える断崖絶壁が、約250mにわたって続きます。美しい風景とともに、長井地方に平安時代から伝わる「卯の花姫伝説」ゆかりの地としても知られ、龍神になった姫を祀る神社が渓谷の上にあるため、渓谷を参道と見立て、通り抜け参拝として、パワースポットにもなっています。龍神となった卯の花姫は、黒獅子舞として今も長井地方の伝統芸能として残されています。通り抜け参拝の前には、この黒獅子舞の獅子面彫り師が営む食事処「獅子宿燻亭(いぶりてい)」で昼食。黒獅子面を保存、製作する工房も見学します。最上川の秘境に残る伝説の地を巡ります。

下流部分はボート1艘がやっとの幅に(イメージ)
美しい大自然をボートで楽しむツアー(イメージ)
長井の伝統芸能、黒獅子舞
燻亭工房の黒獅子
工房には多くの獅子面が保存されている

出羽三山参りへ 羽黒山、月山、湯殿山を深く知る

7月から10月下旬までの山開き期間中、高山植物開花の時期に合わせ、月山八合目までバスで訪れ、木道の整備された弥陀ヶ原で高山植物を観察します。また出羽三山の奥の院、湯殿山神社も参拝。羽黒山の出羽三山神社、松尾芭蕉が立ち寄った宿坊「斎館」の昼食など、充実のプログラムです。

※月山八合目・弥陀ヶ原の訪問について、例年の高山植物の見頃に合わせてツアーを設定しておりますが、その年の気候に左右されるため、必ずしも「見頃」をご覧いただけるわけではございません。予めお含みおきください。

高山植物が楽しめる月山弥陀ヶ原湿原(イメージ) 羽黒町観光協会写真提供
参拝の入り口にあたる湯殿山大鳥居
出羽三山神社には、今でも多くの参拝者が訪れる
奥の細道行脚で松尾芭蕉も立ち寄ったという精進料理の「斎館」(イメージ)

さわやかな高原と温泉、夏の蔵王に滞在

蔵王といえば冬の樹氷で知られていますが、夏の美しさも格別です。標高880mに位置する蔵王温泉に連泊し、さわやかな夏の蔵王を満喫します。3つのロープウェイで、簡単にさらに上の蔵王連山に行くことができます。ロープウェイを降りると、気軽に歩ける散策ルートが多数造られ、ご自身のペースに合わせて楽しめます。標高1331mの樹氷高原には百万人テラス、さらに標高1661mの地蔵山頂駅には、山頂テラスという新しい展望台も完成。そして、絶景を楽しんだ後は、良質の白濁した硫黄泉で知られる、蔵王温泉へ。蔵王を代表する蔵王国際ホテルでゆっくりとお過ごしください。

ゆったりと景色を堪能できる百万人テラス(イメージ)
蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅に隣接する展望台、山頂テラス(イメージ)
蔵王を代表する蔵王国際ホテルに2連泊。温泉もございます

ハイカラな城下町、必見の鶴岡カトリック教会天主堂

北前船の寄港地として栄えた庄内地方。今でも古い町並みが残り、北前船の文化が残っています。今回は、ハイカラな城下町・鶴岡にスポットを当ててみました。中でも必見は、鶴岡カトリック教会天主堂の美しさです。明治36年に建てられたロマネスク建築の傑作とされ、国の重要文化財に指定されております。特に珍しいのがステンドグラスとは異なる独自の技法で作られた「窓絵」と、国内唯一の「黒い聖母マリア像」。そして、日本ならではの畳敷きの教会です。

庄内地域の様々な建築物が集結する致道博物館
鶴岡を代表する洋館、大寳館
その美しさでも知られる鶴岡カトリック教会天主堂
鶴岡カトリック教会天主堂は日本の明治期のキリスト教文化を今に伝える「畳の教会」のひとつ

山形のもう一つの魅力 山形美術館で印象派に出会う

最終日の山形市では、山形美術館の鑑賞にご案内します。山形美術館はフランス絵画のコレクションで知られています。吉野石膏コレクション、服部コレクションとして集められたフランス絵画は、印象派のミレー、マネ、ドガ、シスレー、セザンヌ、モネ、ルノアールから、マティス、ピカソ、シャガールと、名だたる画家の名画が所狭しと並ぶ館内は圧巻です。そして、日本のコレクションとしては、与謝蕪村の「奥の細道図屏風」と松尾芭蕉の「出羽三山短冊」、そして横山崋山の「紅花屏風」は必見です。

印象派を中心にフランス絵画のコレクションが見事な山形美術館
山形美術館に隣接する山形城址(霞城)

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港 11:25発 庄内空港 12:25着 鶴岡 羽黒山17:00着

■羽田空港より航空機にて庄内空港へ。

■着後、専用バスにて鶴岡の観光。●庄内藩校・致道館、郷土人物資料館となっている●大寳館、美しいロマネスク建築の○鶴岡カトリック教会天主堂見学します。

■見学後、バスにて羽黒山にある休暇村へチェックイン。

【2連泊】(羽黒山:休暇村庄内羽黒泊)

2日目
羽黒山08:00発 (月山・弥陀ヶ原湿原) 羽黒山 (湯殿山神社) 羽黒山17:00着

終日、出羽三山巡りです。まずは、専用バスにて月山へ。

標高1400m八合目に位置する○弥陀ヶ原湿原へ。ニッコウキスゲなど高山植物の宝庫を、一周約1時間の木道を散策します(注1)。

■見学後、羽黒山に戻り、松尾芭蕉も奥の細道行脚の途中に訪れたという精進料理「斎館」にて昼食。

■午後、湯殿山へ。湯殿山大鳥居にて乗り合いバスに乗り換えて●湯殿山神社本宮を目指します。

■見学後、ホテルに戻ります。

(羽黒山:休暇村・庄内羽黒泊)

3日目
羽黒山09:00発 (長井) (秘境・三淵渓谷) 蔵王温泉16:30着

■午前、バスにて最上川の上流、長井市に位置する百秋湖へ。

長井市の伝統芸能である黒獅子舞を保存する工房「燻亭」へ。

燻亭では、ご主人より黒獅子舞のお話を伺いながら、工房の見学。

■その後、地元名物の餅と蕎麦膳の昼食をいただきます。

■昼食後、最上川上流の秘境、三淵渓谷のボートツアーに出発します(注2)。両側を50mに及ぶ断崖が、約250mも続く、三淵渓谷をボートで通り抜けます。

■終了後、避暑地としても知られる蔵王温泉へ。

蔵王温泉での宿泊は、温泉の良さでも知られる「蔵王国際ホテル」でお過ごしください。

 【2連泊】(蔵王温泉:蔵王国際ホテル泊)

4日目
蔵王温泉溌 樹氷高原 蔵王山麓 蔵王温泉

■終日、標高880mに位置する、蔵王温泉にてお過ごしください。

午前、蔵王ロープウェイにて、蔵王のロープウェイ散策へ。

標高1331mの樹氷高原駅では「百万人テラス」へ。

その後、標高1661mに位置する地蔵山頂駅では「山頂テラス」で展望を楽しみます。

■見学後、蔵王温泉に戻ります。

■午後、自由行動。さわやかな蔵王高原、蔵王温泉にてゆっくりとお過ごしください。

(蔵王温泉:蔵王国際ホテル泊)

 

5日目
蔵王高原09:30発 山形美術館 山形駅13:04発 東京駅15:48着

■午前、バスにて山形市内へ。

■着後、印象派を中心としたフランス絵画のコレクションで知られる、●山形美術館を鑑賞します。

■見学後、山形駅へ。

■午後、山形駅より山形新幹線にて東京駅へ。
■東京駅到着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

注1:月山八合目・弥陀ヶ原の訪問について、例年の高山植物の見頃に合わせてツアーを設定しておりますが、その年の気候に左右されるため、必ずしも「見頃」をご覧いただけるわけではございません。予めお含みおきください。

注2:悪天候などにより中止の場合、乗船代を返金します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
7月22日(月)発

旅行代金:¥238,000

8月26日(月)発

旅行代金:¥238,000

■1名室利用追加代金:¥30,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

■現地合流離団:庄内空港合流(出発)/山形駅離団(帰着)   旅行代金より¥25,000引きとなります。

 

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