【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年06月19日

【帰着レポート】5月30日発 東北ガストロノミー 「出羽屋」の山菜料理と2つの名店 3日間 その1

2023年5月30日~6月1日 3日間 添乗員:東京 山口 亨

〈5月30日発 添乗員・東京 山口 亨〉

 台風2号の接近がニュースを賑わしていましたが、山形、宮城はおかまいなし。青空のもと巡ってまいりました。
 今回の旅の目玉は、「食」です。東北には地場の食材を使用したレベルの高いレストランが多いですが、今回はその中で、山形市の「Pas Mal(パ・マル)」、月山山麓の「出羽屋」、仙台市の「ゆきむら」を訪問。それぞれに特徴ある料理をお召し上がりいただきました。

ジャパンタイムズが選ぶデスティネーション・レストラン2023に選出!
村山シェフが作り出す繊細な世界 「Pas Mal」

 日本狭しと精力的に活動される、村山シェフのお店を初日に伺いました。最初は見た目に圧倒されましたが、お料理が提供され始め、お客様が召し上がる様子や戻ってくるお皿を見ていると、そのレベルの高さが分かりました(お客様で上限人数になったので、私は食べることができず…)。メインのポークを少し分けてもらったのですが、2回に分けてオーブンで火を入れ、マスタードソースも繊細に味が整えられており、まさに絶品。デザートはこの店の看板商品でもある「キス」。唇の形をしたインパクト絶大のプレゼンテーションですが、口に運ぶと、フランボワーズの優しい味わいが広がります。キッチンスタッフとサービススタッフの連携も見事で、料理提供のタイミングも見事でした。村山シェフを中心に、キッチンスタッフお料理を仕上げていく様子も非常にスムーズで、見ているだけで惚れ惚れします。見た目からは想像できない(シェフも料理も)、良い意味で期待を裏切るお店でした。

6月20日に発表された、ジャパンタイムズが選ぶデスティネーション・レストラン2023に選出されました。ホームページもぜひご覧ください。
https://authentic-japan-selection.japantimes.com/jp/

左側がシェフの村山優輔さん、右側がサービス担当の弟の竜章さん
デザートを分業して盛り付けます。強烈なインパクトのキスは、こうして完成するのです。
「Pas Mal」のシグネイチャー・デザート「キス」

山菜料理をおもてなしの境地まで昇華させた「出羽屋」

 ローカルガストロノミーを掲げるこのシリーズで、当初より取り上げたかった「出羽屋」ですが、改装工事を終えたこのタイミングで、初めて紹介することが叶いました。今年は冬が暖かかったので山菜も早かったそうですが、足を運びますと月山山麓で収穫された新鮮な山菜が並びます。お食事に出されたお蕎麦以外、必ず山菜が取り入れられている献立は見事です。デザートはチーズケーキでその中にも山菜が入りますが、見事に溶け込んでいました。山菜の特徴を味わうために、それぞれ味付けが異なります。採れたての山菜の香りも素晴らしく、この地に足を運ばないことには出会えないお料理であると実感しました。

女将さんがお見送りにも来てくれました。
採れたての山菜は月山山麓から。出羽屋のスタッフさんが採りに出かけます。
山菜ごとの特徴を活かして味付けが全て異なる前菜
山菜味噌と鮎の組み合わせが絶妙。
揚げることによって、さらに香り引き立つ天ぷら

続きをその2に掲載しています。合わせてご覧ください。

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