【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2024年03月14日

【帰着レポート】早春の熊野路と伊勢・志摩の旅

〈2024年3月11日(月)~2024年3月14日(木) 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉

〈2024年3月11日(月)~2024年3月14日(木) 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉

早咲きクマノザクラが咲く頃、紀伊半島の南東部を訪ねました。

まだ肌寒い気温の中、伊勢・志摩から熊野灘に沿って紀伊半島の東半分を訪ねてきました。103年ぶりに見つかった桜の新種“クマノザクラ”もチラホラと咲き始めていましたよ。お伊勢参りに熊野三山詣、美しい景色を見ながら海と山の幸をいただいた早春の熊野路満喫の旅でした!

伊勢までは「しまかぜ」に乗っての鉄道旅

大阪難波駅に集合し、近鉄の観光特急「しまかぜ」で伊勢神宮のお膝元、宇治山田駅までの列車の旅でツアーがスタート、しまかぜは革張りのゆったりシートで車窓の景色を見ながらの快適な旅でした。

しまかぜ最後部車両、ガラス張りのコックピットがカッコいい!
1931年建設当時の面影を残す宇治山田駅

伊勢神宮は外宮から内宮へ、案内人の解説付きでご参拝

伊勢神宮を初めてお参りした方も、何度も来たことがある方も、案内人のユーモアを交えた分かりやすい解説で目から鱗。神宮内には案内板や説明書きが全くないため案内人の説明があるのと無いのとでは大違いです。

案内人の方の分かりやすい解説付きで参拝
ほとんどの方が素通りする隠れスポットも紹介

熊野詣は「熊野本宮大社」と「大斎原」から

熊野本宮大社の鳥居をくぐり、158段の石段を登ると御社殿です。本宮大社の主祭神は、家津美御子大神(スサノオノミコト)。石段を下り次に訪れたのは大斎場、日本一の大鳥居をくぐるとそこがもともと本宮大社があった場所で明治22年の大洪水により大斎原は流され、上四社が現在の場所に移されました。

鳥居をくぐり熊野本宮大社にお参り
御社殿を順にお参りしました
日本一の大鳥居をくぐり大斎場へ
神聖な空気が漂う森を通り抜けて行きます

「那智の滝」の原始信仰が起源の「熊野那智大社」

原始の自然崇拝を起源とする「熊野那智大社」と、西国三十三所第1番札所「青岸渡寺」にお参りし、日本三名瀑のひとつである「那智の滝」へ。この日は昨夜の雨で水量が増し、いつも以上に迫力のある姿を見せてくれました。

熊野那智大社でも案内人の詳しい説明を聞きました
西国三十三所の一番札所が青岸渡寺
那智大社からの那智の滝
近づくと轟々と流れ落ちる那智の滝

これぞ究極の信仰、浄土を目指す「補陀落渡海」

井上靖の短編小説で知られる「補陀落山寺」も訪れました。補陀落とは「観音様の浄土」と言う意味であり、「苦しみの無い仏の世界」とも言われます。寺院の入り口には補陀落渡海舟が展示されていますが、これこそが究極の信仰だったのです。

補陀落山寺
補陀落渡海舟が展示されています

熊野比丘尼の「熊野曼荼羅 絵解き解説」

今回、熊野三山を一緒に回ってくれた案内人さんが、熊野比丘尼になりきり「熊野曼荼羅」の絵解き解説をしてくれました。よどみない名口調にお客様から拍手が。その後、熊野速玉大社にお参り、足利義満などが奉納した数々の宝物を保管展示してる神宝館も見学しました。

熊野曼荼羅の掲示板を見ながらの絵解き解説
熊野速玉大社では神宝館も見学しました

話題のロケット発射場の横を通り本州最南端「潮岬」へ

私たちが串本を訪れる前日、民間ロケット「カイロス」の打ち上げが行われました。その射場スペースワンの前を通り、本州最南端の潮岬へ。今回のロケット発射は残念ながら失敗でしたが、次の打ち上げを応援しましょう!

ロケット発射場「スペースワン」を車窓から
本州最南端「潮岬」も訪れました

このたびは、大阪からも行きにくい紀伊半島の東側へ、我が国の観光旅行の原点とも言える「お伊勢参り」と「熊野詣」の旅に行ってきました。一度は行ったことがあるかもしれませんが、実はまだまだ知らないことだらけ。とても勉強になった旅でした。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111