善光寺の7年に1度の盛儀、善光寺御開帳に合わせて、「遠くとも一度は善光寺、花溢れる信濃路の春」とばかりに出かけてきました。

その折、かつてから気になっていた門前町にある遊歴書房に立ち寄りました。ここは世界各地の歴史や文化の本が中心に置かれている小さな古本屋さんです。歴史や文化が大好きな旅好きの人にはたまらない店ですが、小さな店内には本がぎっしり、それも見事なほどの美的空間をつくり上げていて、まったくの別世界、小さな宇宙のような感じでした。
善光寺門前というロケーションから日本各地のものが多いと想像していたのですが、7割が海外もの、地域別に並べられていて、とても見やすいのですが、結局3周ほど見てまわり、何冊か買い求めました。

とにかく、こんな美しい空間に1日ゆっくり滞在して本を見ていたら幸せそのものだと感じさせてくれる店でした。ご商売の方は少し心配になりましたが、いつまでも続いてほしいと応援しています。